アビシュカール

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ネパール語で「発見」

NPOバンク

今朝の朝日新聞にNPOバンクの記事があった。
明日を見つける「へこむなニッポン」
融資 理念で決める~NPOバンク 話聞き最後は信じる~

NPOバンクのことは以前から聞いているしap bankmomoが有名だ。

NPOバンクとは、主に環境や福祉などの市民事業に融資する非営利金融機関の総称。狭義のNPOバンクとしては、個人消費者対象でなく主に市民事業を対象に融資する。配当はないが、融資先のj兵法ア事業の進み具体が公開され、「出したカネの行き先が見える」のが特徴。現在全国に11あり、類型融資総額は16億円を超えたが、貸し倒れは少ないという。
最近ではろうきんでもNPOへの融資制度などがある。
低金利での融資はとてもいいシステムだとは思うのだけれど
NPO法人がお金を借りて事業をして
果たして返済していけるのか、というのが疑問だった。

ap bankの融資先はNPO法人に限られているわけでもない。
NPO法人の場合は、委託や助成事業の「つなぎ融資」が多いけど
それ以外は無理のない返済計画になっている。

行政の動きもある。
国土交通省は2008年7月、「国土形成計画(全国計画)」において
「「資金の小さな循環
『志』ある投資」の推進等による資金の確保」を重点課題に(p.119)している。
北海道や札幌市、長野県、長野市、上田市などの自治体は
NPOバンクに公金を出資・融資し支援に取りくんでいる。

この地域にもNPOバンクができたらいいよね、という話はよくする。
可能性がないわけでもない。
一般にNPOバンクと呼んではいるが
法的にはバンク(銀行)ではなく、貸金業者(貸金業法の適用を受ける)
すなわちサラ金と同等の扱いになる。
単一組織としては、民法組合、任意団体、有限責任中間法人(ap bankなど)

自分のお金が戦争や環境破壊等に使われるのではなく
自らの望む目的のために透明性をもって使われ
より良い社会作りへ繋がるという点で評価される。
(既存の銀行や郵便局への私の預金は何処へ?という現状から)

ただ、少額・低利融資で、融資総額も小規模なため
人件費や事務所費などの必要経費を捻出できない。
この点は非営利組織共通の問題になる。
アメリカやイギリスのコミュニティ開発金融機関(CDFI)は
政府からの補助や減税制度などの促進策を得て急成長を遂げているが
日本では規制策(①貸金業を開始するために必要な純資産額の引き上げや
②指定信用情報機関への加盟義務)がNPOバンクの発展を阻んでいる。

金融危機で資産運用を見直しf0077807_13483412.jpg
社会貢献を意識する人が多いという。
仕組みさえしっかりしていれば
出資する人もあるだろう。

公益法人制度改革による財産の使い途に
NPOバンクを作ればいいのにと思うのだけれど・・・
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by roman-tan | 2009-01-04 14:03 | NPO法人