2009年 03月 27日
静養ホームたまゆら
今朝の新聞記事
入所者10名の犠牲を出した「静養ホームたまゆら」
NPO法人彩経会理事長の話が載っていた。
84歳の理事長は、60歳を過ぎて本格的に福祉事業を始めたそうだ。
「福祉の里づくり」を目指して多くの挫折を味わい
自転車操業の末、全てが灰に帰した。
生活保護受給者の受け入れ先として
行政ができない部分を引き受けてきたともいえる。
法令遵守という点では非難される点も多いし
経営力がなかったと指摘されるのだろうけど
何だかやりきれない気分になる。
行政ができないサービスを
気軽に引き受けてくれる、行政にとっては便利なNPO法人だったんだろう。
建築や設備などはどうでもよくて
行政にとっては、ただただ受け入れてくれる施設が重宝だった。
だけど、84歳という高齢者が
自分で建物を建てなくてはいけないほどの経済状態の中で
行政に替わって、行政ができないサービスを引き受けなければならない国・・・
とても切ない気分になる。
生活保護の老後を強いられるのは自己責任だ、という意見もあるけれど
行政の福祉の分野だと思う。
行政にとって便利なNPO法人の悲しい結末だったともいえる。
「たまゆら」類似8施設調査墨田区方針区民18人が入所
入所者10名の犠牲を出した「静養ホームたまゆら」
NPO法人彩経会理事長の話が載っていた。
84歳の理事長は、60歳を過ぎて本格的に福祉事業を始めたそうだ。
「福祉の里づくり」を目指して多くの挫折を味わい
自転車操業の末、全てが灰に帰した。
生活保護受給者の受け入れ先として
行政ができない部分を引き受けてきたともいえる。
法令遵守という点では非難される点も多いし
経営力がなかったと指摘されるのだろうけど
何だかやりきれない気分になる。
行政ができないサービスを
気軽に引き受けてくれる、行政にとっては便利なNPO法人だったんだろう。
建築や設備などはどうでもよくて
行政にとっては、ただただ受け入れてくれる施設が重宝だった。
だけど、84歳という高齢者が
自分で建物を建てなくてはいけないほどの経済状態の中で
行政に替わって、行政ができないサービスを引き受けなければならない国・・・
とても切ない気分になる。
生活保護の老後を強いられるのは自己責任だ、という意見もあるけれど
行政の福祉の分野だと思う。
行政にとって便利なNPO法人の悲しい結末だったともいえる。
「たまゆら」類似8施設調査墨田区方針区民18人が入所
by roman-tan
| 2009-03-27 22:17
| NPO法人