アビシュカール

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ネパール語で「発見」

静養ホームたまゆら

今朝の新聞記事
入所者10名の犠牲を出した「静養ホームたまゆら」
NPO法人彩経会理事長の話が載っていた。

84歳の理事長は、60歳を過ぎて本格的に福祉事業を始めたそうだ。
「福祉の里づくり」を目指して多くの挫折を味わい
自転車操業の末、全てが灰に帰した。

生活保護受給者の受け入れ先として
行政ができない部分を引き受けてきたともいえる。
法令遵守という点では非難される点も多いし
経営力がなかったと指摘されるのだろうけど
何だかやりきれない気分になる。

行政ができないサービスを
気軽に引き受けてくれる、行政にとっては便利なNPO法人だったんだろう。
建築や設備などはどうでもよくて
行政にとっては、ただただ受け入れてくれる施設が重宝だった。
だけど、84歳という高齢者が
自分で建物を建てなくてはいけないほどの経済状態の中で
行政に替わって、行政ができないサービスを引き受けなければならない国・・・
とても切ない気分になる。

生活保護の老後を強いられるのは自己責任だ、という意見もあるけれど
行政の福祉の分野だと思う。
行政にとって便利なNPO法人の悲しい結末だったともいえる。

「たまゆら」類似8施設調査墨田区方針区民18人が入所

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by roman-tan | 2009-03-27 22:17 | NPO法人