アビシュカール

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ネパール語で「発見」

耕作放棄地

先日出かけた山間部の村(かつて)
草が生え放題の耕作放棄地が目についた。
高齢化率が高く、離村率も高く空き家も目立つ。
農作業、林業の担い手がいなく、森林も農地も放置したままという印象。
小学校の総児童数は7名で、教諭数の方が多い。

耕作放棄地遊休農地という言葉がある。
放棄」と「遊休」では、受ける印象がかなり異なる。
 一般的には耕作放棄地と遊休農地は同義語。耕作放棄地は、農林業センサスにおいて「過去1年以上作付けをせず、この数年の間に再び耕作する意思のない土地」と定義されている統計上の用語である。耕作放棄地は多少手を加えれば耕地になる可能性のあるもの。農林水産省の統計定義では長期間にわたり放置し、現在、原野化しているような土地は含まない。
 遊休農地は農業経営基盤強化促進法第5条第2項第4号において「農地であって、現に耕作の目的に供されておらず、かつ、引き続き耕作の目的に供されないと見込まれるもの」と定義。
さらに、荒廃農地という言葉もある。
多少手を加えれば耕地になる可能性がある土地(耕作放棄地)と樹などが生えてしまって、かなり手を入れなくては耕地に戻らない土地の両方を合わせたものが荒廃農地という。

都道府県別の耕作放棄地面積及び耕作放棄地率

訪れた村だけではなく、全国的な傾向であることはわかる。
解消事例も既にあることも理解できた。
    耕作放棄地解消事例集(農林水産省)

その村にも、可能性はいくつもあるように見受けられた。
他所からやってくると、いいところがいくつも見える。
ちょっとしたアイデアと人とエネルギーがあれば
きっと何かできそうな気がするけれど、そのキッカケがないみたいな様子。
キーパーソンがいない、だけでもなさそうで
モチベーションがないという感じもした。

    他所者には土地を貸したくない。
    だけど、村に耕作できる人はいない。
    雲を掴むような話には乗りたくない。
    あいつはひとりでいい思いをしようとしてる、といった不信感

ネパールの山村と似ている点もあるなあと思った。
車という手段があるだけ、それほどの緊迫感もない。

時代の流れだと静かに見守るのもありだし
かつての輝きを取り戻そうとするのもありだだけど
世の中って色々偏っているなとつくづく思った。
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by roman-tan | 2009-05-31 15:54 | NPO法人