アビシュカール

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ネパール語で「発見」

トヨタとKJ法

トヨタとKJ法には、深い関係があることはなんとなく知っていたけれど
具体的にどんなものか、未だによくわからない。
どんな点に関わっていたのか、いつか聞いてみたい。
トヨタのトヨタ方式
トヨタの人材育成
過酷な労働条件で問題になったが
ここまでの企業に上り詰めた影にはKJ法の影響もあったのだろうか。


川喜田先生が亡くなって
家にある著作などを紐解いていると
最後に近い著書、『野性の復興」には興味深い箇所がいくつかあった。
 KJ法は一般のビジネスマンや生活者の間では大いに歓迎されたのだが、知的エリートをもって任ずる階層からだけは、冷ややかに無視、ないしは反発を受けることが多かった。
 なぜ、そうなのだろう。私はそこに、長い管理社会的な文明の、その階級構造の残存、いわば尾骶骨の名残を感ずるのである。
 表面は民主的になっても、旧支配階層には、情報のボトムアップよりトップダウンを偏愛する風が残っているのではないか。教養を背景に、楽なトップダウン型でテキパキやってみせ、そういったやり方で高級人種だと思ってもらいたい虚栄。それがひそかな(ヘゲモニズムと結びついていなければ幸いである)
また文末にあった歌も意外なもの

今もなお なせよと囁く声ありて
   辿りゆくなり 遠きこの道
 (川喜田先生76歳)


フラットでの徹底した情報収集は
権威主義者は望まないということだ。
事実優先、現場主義はトップには都合が悪いことも多い。



通夜・葬儀の様子、資料や思い出話を聞いて
社会的には、数年前からすでに一線を退かれていたけれど
大きな業績を改めて知る。
カナダに訪問中の天皇陛下からも、宮内庁経由でお悔やみが届いたそうだ。
お別れ会は7月25日


まだ痛み止めが必要なこの時間
これを機会に、色々また読み直してみたいと思う。

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ナツエビネ

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by roman-tan | 2009-07-13 21:34 | Nepal