アビシュカール

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ネパール語で「発見」

入院生活

忘れてしまわないように留めておかないといけない記録。

私の入院は7月8日~11日の3泊4日
短期間だったということと、個室だったので
他の患者の方との接点は全くなかった。
10階の部屋から外ばかり眺めていた。
トイレ・シャワー付の個室は病院ぽくない。
3食昼寝付、病気でなければ最高なんだけど・・・

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がんセンター入院希望患者が待っているのだろう。
最小限の入院で手術や治療が行われていく。
私も入院予約も、まだ検査中のひと月前にしてあった。
世の中こんなにがん患者がいるのかって驚くほど
がんセンターはいつも混雑している。

手術前日の入院日には、麻酔科で説明を受けて同意書にサイン
術後のためにリハビリ科の診察も受けた。
リンパ節をとってしまう場合は術後のリハビリが重要になってくる。
幸い術中のセンチネルリンパ生検の結果、その必要はなかった。

手術前日、夜8時半頃に担当医が病室にみえた。
その日は外来診察の日で
翌日の手術日朝8時には、数人医師と最終チェック
医師不足、看護士不足の折
医師の激務、頭が下がる思いだ。

手術前夜
「眠れますか?」と何度も声をかけていただく。
入院まで色々忙しかったので、疲れて眠ってしまった。

動脈瘤ができないようなストッキングをはいて
手術室までは歩いていく。
まな板の上の鯉状態
目が覚めなかったらどうしよう、と思いつつ意識はなくなる。
術後、体を縛る様々な管が取れるまでは辛かった。


ネットで色んな情報を得ることが多かった。
闘病記のブログなども多くあり参考になるが、読みすぎるのも滅入ってくる。
手術1週間前に病状、手術法についての最終的な説明を受けた。
診断結果、手術法、手術の際考えられる状況、それに対する対処法等
最悪の事態を想定しながら、全てを同じトーンで説明をされると
それほど楽観的でもないので、どうしても最悪の状況を覚悟する。
結果的には、予定通りの手術と入院期間だったらしい。
手術より今後の治療の方が長くなる。
再発や転移を心配しながら生活することになるのだろうか。

がん=死というイメージが、世の中依然と強い。
私もそう思っていたから
欝になるとか、涙がでるとか、そういうことにはならなかったけど
急に死が隣り合わせにやってきたような気がした。
でも、誰にも死は訪れるものであり
早いか遅いか、予想の範囲か突然かの違い程度だ。
そう考えればジタバタしても仕方ない。

この夏初めて咲いたアサガオ
これからどうしようかな、と難しいことを考えない
単純な毎日もけっこう悪くない。

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by roman-tan | 2009-07-15 13:37 | がん治療