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アビシュカール

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ネパール語で「発見」

特例民法法人の移行認定・移行認可・公益認定

NPOWEBニュースに
公益認定等委員会、全国初「不認定」を答申
という記事があった。
 「社団法人日本下水道処理施設管理業協会」が申請した公益社団法人への移行認定について、認められない(不認定)と答申した。昨年12月の新公益法人制度開始後、不認定は移行認定・移行認可・公益認定を通して、全国初。
 「新公益法人制度における全国申請状況」によれば、新公益法人制度で公益社団・財団法人となった法人は、11月1日までで計80法人。
 不認定の理由は「公益目的事業比率が50%に満たなかった」ため。移行認定・公益認定においては、公益目的事業と認められる事業の割合(公益目的事業比率)が50%以上であることが求められている。
今回のケースでは、日本下水道処理施設管理業協会が公益目的事業として申請した5つの事業のうち2つについて、公益性が認められず公益目的事業に該当しないと判断された。これにより、申請段階では58.9%あった公益目的事業比率が40.4%となり、基準を満たさないとして不認定が答申された。
どうなるんだ、どうなるんだ、という巷の関心をよそに
着々と色々進んでいるみたいだ。
全国の新着情報・お知らせ

自己判断で一般社団・財団に移行したものもある。
「社団法人日本下水道処理施設管理業協会」みたいな
同業者組合的な旧社団法人の公益性は難しいのではと思う。
でもこういうところに天下りって多いんでしょって感じだ。
不認定されたとしても
何度でも申請可能であるから、事業計画を立て直して挽回という手もあるのだろう。
まだ4年あるから、様子見をして作戦を練っている団体も多いかも。
公益法人の埋蔵金獲得、さっさとやってほしいと思う。


公益法人information
公示公表(これまでの結果が公表されている)
特例民法法人(旧公益法人)に係る施策
by roman-tan | 2009-12-06 19:10 | NPO法人

by roman-tan