アビシュカール

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ネパール語で「発見」

たったひとりの反乱「犯罪被害者の叫びを聞け」

昨夜、放映される数時間前にMLで紹介された番組

NHK総合放送ドキュメンタリードラマ「たったひとりの反乱」
「犯罪被害者の叫びを聞け」

犯罪被害者について、プライバシーも全く無視したような報道がされる度に
亡くなった人には人権はないのだろうか。
加害者ばかりが保護されるあり方を疑問に思った。
犯罪被害者に対してそんな程度の認識しかなかったけれども
興味があって番組をみた。

画期的な犯罪被害者等基本法制定までの戦いが描かれていた。
弁護士が妻を犯罪で亡くし、その苦しい自らの体験から
犯罪被害者のおかれた理不尽な実態と法制度に疑問を抱き
日本に犯罪被害者の権利と尊厳を守る法律のために奔走した。
裁判に被害者が参加できる「被害者参加制度」は施行1年になる。
「裁判員制度」に比べたら、「被害者参加制度」はあまり知られていない。

被害者参加制度(犯罪被害者等が刑事裁判に参加する制度)とは
 殺人、傷害などの故意の犯罪行為により人を死傷させた罪、業務上過失致死傷などの罪に係る事件などの犯罪被害者等が、一定の要件の下で、公判期日に出席し、被告人に対する質問を行うなど、刑事裁判に直接参加することを可能とする制度
犯罪被害者等施策
刑事手続における犯罪被害者のための制度
内閣府HP

おりしも昨日は布川事件のニュースもあった。
<布川事件>再審確定 無罪の叫び 重い扉を開く
こちらは加害者に関する問題。

番組を見ての感想
法律を変えることが国民にもできるという驚きと共に
そのためには、強い意志・根気・時間・知識・協力が必要なんだと思い知らされた。
協力の輪は次第に広がっていったのだろうけど
最初のたったひとりで反乱を起こす勇気、継続した確固たる意志力(執念)が基軸になった。
当事者であるが故の強さかもしれないけど、すごいと思った。
欧米に比べて大きく遅れをとっていた犯罪被害者のための制度
世の中全体にとっては間違いなく少数派である犯罪被害者だけど
その人たちの人権を守ることは、国全体にとっても価値あるに違いない。


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by roman-tan | 2009-12-16 14:01 | 映画とか・・