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ネパール語で「発見」

指定管理者制度から公共施設のあり方を見直す

指定管理者制度と公共施設についての報告。
指定管理者制度から公共施設のあり方を見直す
総評は
 地方自治体の業務で、はじめてABC導入を手がけた南学・横浜市立大学教授が指定管理者制度について、「導入件数、民間参入比率とも順調に進展しているかに見えるが、評価は必ずしも芳しくない。それは、経費削減ばかりが注目され、制度導入の背景への誤解等がある」としている。
 財政制約が増す中で、公共施設の更新という課題が顕在化している。公共施設のあり方、その存在意義や存在形態についての再定義が必要とされるであろう。
平成15(2003)年の制度発足から導入された指定管理者制度
総務省の平成21(2009)年10 月発表の資料によれば
同年4 月1 日現在の導入状況
学校・河川・道路を除いて70,022 施設
都道府県(政令指定都市と市町村を除く)では公共施設の58.7%導入
指定管理者制度導入施設のうち約3割が民間企業等が指定管理者
これまでも指摘されてきた問題点ばかりだけど
ミッションステートメントというのが目新しい。
指定管理者制度では、「指定」(発注)する自治体が
公共施設運営の目的(ミッションステートメント)を
明確にすることが大前提とされるべきという点である。
東京都千代田区立図書館の指定管理者選定で
千代田区が初めてミッションステートメントを明確に打ち出したそうだ。
「昼間住民」の利用、近接している神田の古書店街との連携
「貸出中心」ではなく、コンシェルジュデスクの設置など
情報センターとしての役割を明確に打ち出した。
また横浜市の第三評価制度によるモニタリング等の先行事例。

ミッションステートメントにしても、モニタリングにしても
なんとな~く、どこでも存在はしていると思う。
ただ曖昧極まりなくて、お役所的などうにでも取れるような言い回しが多く
指定管理者もそれに応えるように漠然と打ち出してくるから
閉鎖的な空間の中で
みんなで一緒にふわわ~んという印象(個人的な感想だけど)。

さらに共感できるのは
「行政財産」は行政が管理運営する以前に
「市民財産」であることを再定義する必要があるという点も。
こういう意識が深まれば
もうちょっと関心も高まるだろうし
オープンで自由な発想が生まれてくるような気がする。

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by roman-tan | 2010-03-04 18:20 | 指定管理者制度