アビシュカール

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ネパール語で「発見」

神葬祭

初めて神道による葬儀、神葬祭に参列した。
本来は日本独自のものであろうが
まずお線香がない、お雛さまに出てくる装束の方々が登場
笛や笙(しょう)の演奏、お辞儀のしかたとか・・・・
どれこれもが目新しくて興味深かった。
こんな感じの葬儀。

全く知識がないので調べてみたら
日本固有の葬儀は、仏教伝来以降、急速に仏式のものが普及した。さらに江戸時代になると、キリシタン対策のための寺請制度(てらうけせいど=人々は必ずどこかの寺に所属しなければならないという制度)により仏式の葬儀が強制された。だが江戸時代の中後期になると、国学の興隆によって国学者たちが日本古来の精神・文化に立ち返ろうと訴える中で、神葬祭の研究も行なわれるようになり、日本古来の信仰に基づいた葬儀を求める運動(神葬祭運動)がおこった[1]。その結果、幕府は限定的に神葬祭を行なうことを許可した。
明治時代になると、政府の神祇政策の一環として神葬祭が奨励された[2]。例えば、神葬祭専用墓地として青山霊園が設立された。1873年7月18日には火葬が仏教の習俗であるとして禁止された(1875年5月23日解禁)。地域によっては神仏分離や廃仏毀釈に伴い、地域ごと神葬祭に変更したところもある。明治憲法では信教の自由が制限付ではあるが保障されていたため、強制されることは無かった。しかし、葬儀は宗教行為とされる一方、公務員に相当する神職(神社神道は宗教でないとされていた)は宗教活動である神葬祭を行なうことを禁止され(例外的に府県社以下神社の神職は当分認められた)、宗教活動の出来た教派神道を除いて、神葬祭の普及は停滞した。戦後、神道が宗教としての立場を取り戻し、葬儀に関わることができるようになった。(Wikipediaより)
唱えるように渡された呪文のような文章が
今もって判読不明だけど
ネパールの山奥の祖霊祭に似ているなあと思った。
神官が祭祀を執り行い
「死」を「穢れ」として扱う点など。
バリバリ現役のシャーマンもいた。
八百万の神を祀る神道も祖霊信仰が入っている。

宗教そのものが生活という人もいるけれど
私には葬儀というのは宗教というより生活慣例であり
そこに宗教観とか見出すのは難しい。
でも、遥か遠い昔の生活はそのものが宗教の中にあったはずで
それに思いを馳せる非日常的な時間
葬儀というのは貴重な時間だと思う。

珍しい神葬祭体験だったけど
その前に食した「お櫃鰻茶漬け」がまた美味しかった。
私には絶対に食べれない量のはずなんだけど
食べてしまった、葬儀の前にもかかわらず。

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ちょっと、味が私には濃かったかもだけど。
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by roman-tan | 2010-09-15 21:09 | 発見