アビシュカール

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ネパール語で「発見」

新しい公共支援事業④

私にとっての新しい公共支援事業が始まって約3か月。
なんと密度の濃い日々だったと思うし
第3回目の委員会を終えて
な~んだ、そうだったんだと思うこといろいろ。


内閣府ではアンケートまで募集している。
新しい公共支援事業の実施プロセスに関するアンケート
不透明な運営に対する苦情がNPO側から内閣府に多くあったためらしい。
そもそも2年という期限付きでこれだけの事業を県に任せることに問題がある。
行政というところは本当に書類が多くて、何でも決裁が必要で時間がかかる。
2年間で2億円を消化しないといけない。
物理的に無理だと思った。
運営が不透明だ云々という批判
そりゃ新しい事業で何が何だか分からない状態でやっていて
やってる本人たちにも不透明なんじゃないかと思う。
問題は行政だけで抱え込んでいる点で
もっとオープンにして、「どうしようどうしよう」と周りに意見を求めればいいのに
それはしないから不透明になる。
NPOの不満は募るばかり。
といっても、ただ「わからない」と闇雲に騒ぎ立てるNPOがいるのも確か、
私たちの県からも不満が出ているのかな。
ちょっと知りたい。

最近よく感じること。
県の担当の偉い人たちも、運営委員会の委員も
結局新しい公共支援事業そのものの仕組みやNPOのことを
全員がわかっているわけでもないし
そういうことに興味を持っている人はごくわずかということ。
特に県の偉い人は事業内容よりも、会の体裁とか
もっと上の人に(県民ではなく)説明することに時間と気遣いをする。
上への説明終了で仕事は終わりなんだよね。
この現場との乖離状態が寂しい。


①支援申請の審査はもっとハードルが低くていい。
  あんなに厳しい審査が必要なのか。
  NPOって信用ないんだなとつくづく思う。
  ここは大丈夫かどうかって、地元のセンターに聞けばわかるでしょうに。
  「助けてほしい」と言われて
  「あなたに助けは必要ない」というのも変な話。
  必要なのは簡略化ではなくて審査の効率化だと思う。
    
②いつも同じ問答
  「どうしてそんなに時間がかかるのですか?」
  「たくさんやることがある」
  そういわれると、何もいえない。
  実際に多くの作業に忙殺されそうで気の毒になる。
  私たちへの委託の理由は
  NPO×行政はどうしても対立構造の成りがちだから
  面倒なNPOの相手をしてほしい...らしい。
    
  
③行政は担当によって思考(志向)の傾向が大きく変化する。
  これまでもずっとそうだったけど 
  中で一番古い人の影響力が当然毎年強くなる。
  いつも俄か作りっぽいから、そんな深く確固たるものでもない。
  とても危うい存在だな行政って思う。


新しい公共支援事業は
国からきたお金をいかに適正に処理するかを課せられた都道府県市町の仕事
「新しい公共」とか、「中間支援機能の強化」とか「NPOの底上げ」とか
結果的にできたら「儲けモノ」かな。
政治的なイメージが崩れるとともに
本来のめざすべき方向性もぼんやりし、実務的話優先になっている。
  
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by roman-tan | 2011-07-25 23:05 | 新しい公共支援事業