アビシュカール

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ネパール語で「発見」

街なみ〈ヒアリングNo.6)

歯科の待合室は、道路側に大きな窓があった。
予約患者のため、ヒアリングの合間のたくさんの時間を
窓の外を眺めて過ごした。

都市整備された街なみは、どこも無機的な感じがする。
機械的に流れる車、時折ちらほらと歩く人
退屈な風景が流れていく。
整然とすることだけが、いいわけではないだろうけど
どこも同じように、きちんとした街並みになっている。

アメリカはどの道路にも名前がちゃんとついていて、それぞれに自己主張を感じた。
カトマンズは、滅茶苦茶な道路に無秩序に家が立ち並んでいた。
そして、みんな何がそんなに用事があるの、というくらい人がいつも歩いていた。
牛もいたし、道端には神様がいっぱいで、街そのものが生命体のようだった。

懐古趣味かもしれないけれど
ただ道路が広くなればいいというものでもない。
歴史を踏まえたこの街らしさを、どこに見出したらいいのかなと思った。
人を感じない街は、つまらない。
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by roman-tan | 2006-07-20 16:55 | 公共交通