アビシュカール

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ネパール語で「発見」

人権週間

12月10日まで「人権週間」だ。
第58回人権週間強調事項というのがあって、ビックリ。
「育てよう 一人一人の 人権意識」
「女性の人権を守ろう」
「子どもの人権を守ろう」
「高齢者を大切にする心を育てよう」
「障害のある人の完全参加と平等を実現しよう」
「部落差別をなくそう」
「アイヌの人々に対する理解を深めよう」
「外国人の人権を尊重しよう」
「HIV感染者やハンセン病患者等に対する偏見をなくそう」
「刑を終えて出所した人に対する偏見をなくそう」
「犯罪被害者とその家族の人権に配慮しよう」
「インターネットを悪用した人権侵害は止めよう」
「性的指向を理由とする差別をなくそう」
「ホームレスに対する偏見をなくそう」
「性同一性障害を理由とする差別をなくそう」
「北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう」

こんなにたくさんある当たり前のようなこと
わざわざ強調しないといけないのか、なぜか情けない気もする。
ただいくつか、偏見持ってもしょうがないか、と思うものもあるけど・・・

「人権」というと、どうしても結びついてしまう話題
国連人権委員会の調査で
東南アジアへ児童買春に行くのは、日本人が一番多いそうだ。
買春ツアーについても、日本人とドイツ人はとても目立つって言われたことがある。
タイへ行くと、そんな事実はよく理解できる。
ホント、得意げなおじさんたち、見てて恥ずかしかった。

貧困から抜け出たいがための悲劇は、発展途上国にはつきものだ。
インドのカルカッタで売春するネパール人女性はかなりの数だった。
さらわれたり、だまされたり、売られたり。
雑誌TIMEで特集を組まれたこともあった。
AIDSになって、村に帰っても居場所がなく偏見の中で死んでいく。
貧困から逃れようとして、結局はもっと悲惨な結末に終わる。

性差別に、カースト制度の差別が加わる場合も悲惨だった。
動物以下の生活を強いられる。
人権なんてものは、そこには存在していなかった。
そんな光景を目の当たりにしたところで
私には何もできないことを自覚するだけだったけれど
そういう現実が、今でも確かに存在していること
それだけは、決して忘れてはいけないと思っている。
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by roman-tan | 2006-12-06 19:35 | 発見