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アビシュカール

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ネパール語で「発見」

NPO法人制度の見直しに向けて

第11回NPO法人制度検討委員会 合同会議 の議事録や資料が暮れに発表された。
議事録はこちら
非営利というのがアメリカでもノンプロフィットからノット・フォー・プロフィットというふうに概念が変わっているように、利益を出してはいけないのではなくて、利益を追及するための組織ではないということが明確にならないと、働く者も、あるいは寄附する側も会計を見たときに、何だ利益が出ているじゃないかといって怒られてしまうというのでは困るわけだし、ある程度正当な給料が、少なくとも幹部の人たちに払われていなければマネジメントができない。
独断的な一部抜粋だけど
NPOは、"non-profit"じゃなくて"not for profit"だと思う。
退職後の活動がNPO主流ではなく
若い社会起業家や、最も働ける年代が動きやすくならないといけない。
驚くことにまだ、NPO関係者でも誤解している人は多い。

中間報告「特定非営利活動法人制度の見直しに向けて」に対するパブリックコメントの結果
9月11日から約1か月、国民に対するパブリックコメントを募集した。
38件の意見、274 のコメントがあった。
これらを踏まえて
NPO法人制度見直しに関する今後の予定(案)が出来上がった。

おまけに、12月には
自民党NPO特別委員会報告なるものも。

さらに、改正貸金業法、NPOバンク適用除外へ
(たとえば、北海度NPOバンク
12月13日、消費者金融をはじめとする貸金業者への規制を強化する改正貸金業規制法が参院本会議で可決、成立した。財産要件が引き上げられる等の改正によって非営利目的のNPOバンクの存続が危ぶまれていたが、改正資金業法の附帯決議では、今後、NPOバンクについては、施行後にも新規参入と存続が可能となるよう、法律本則に明記することなど必要な見直しを行うとし、適用除外の方向性が示された。

いちおう、国はこんな対応や方針を示している。
NPO法人は、進化していけるだろうか。
by roman-tan | 2007-01-12 12:20 | NPO法人

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