アビシュカール

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ネパール語で「発見」

コミュニティバスの行く末

夏にヒアリングなどを行ったコミュニティバス
利用者減については聞いてはいたが
実際にもう一度乗ってみた。

コミュニティバスに関する様々な努力は、利用者数増加には反映されていない。
地域の人々の、バスに対する意識もかなり高まったとは思うが・・・

私以外、多い時で高齢女性3人の乗客f0077807_17272367.jpg
ガラガラの、段差のある大型バスが
それほど広くない区間、同じ道を行き来する。
一時は低床バスが走ったが
使い古したようなバスが回されたみたいだ。
乗客には懐かしいお顔もあって
「バスがないと困るのよ」と声をかけられる。
このバス乗ると、なぜか切なくなる。


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この地域は港があって、とても好きな地区だ。
バスが必要なのかよくわからない。




いっぽう
将来DMVに替わる新規路線も利用してみた。
こちらは基幹路線ということもあって、利用者の年齢層も広く、乗車人数も比較的多い。
恩恵にあずかれる人には、とても便利なバスだと思う。
ただ、バス増発を急いだのか、バス停、バスの区別や時刻表がとてもわかりにくかった。
それと、バス停ごとにある、あの意味のない旗はなんとかしてもらいたい。
公共交通が「動く公共施設」と考えるのなら
もっと施設利用者満足度を考えてもいいと思うが・・・


この基幹路線バスを利用したコンバクトシティを目指しているんだ。
私は公共交通に依存するつもりはないので、コンパクトシティの中に住むつもりはない。
かつて郊外へと街を広げていって、今度はコンパクトに方向転換なのかと冷ややかに。
交通政策のいい加減さに、翻弄されたくはないと思っている。
人が住んで暮らすということは、便利さだけではないのだ。


モビリティ(mobility)というものに、もっと柔軟性・多様性があっていいと思う。
合併を繰り返して、アメーバのように大きくなっていく街
多核生物化していくのだろうけど、原生生物のままでは困る。
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by roman-tan | 2007-01-17 18:22 | 公共交通