アビシュカール

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ネパール語で「発見」

DMVとバス(No.2)

DMVのデモ走行後、様々な議論がされている。
情報不足の中で
反対意見も多いし、どうでもいい意見も多いし、理にかなった意見もある。
DMVそのものではなく、行政の進め方、どうしても気に入らなかった。
なぜデモ走行が、あんなに急に先行したのか、ずっと疑問だった。

平成18年5月8日に、公募市民1名を含んだ第1回公共交通協議会
そこではまだ「DMV導入構想」が語られたに過ぎない。
具体的なデモ走行の話は一切無い。
議事録を一部抜粋すると

質問 :現在は2両連結タイプの車両が開発されていて
     平成18年度中の実用化という話ですが、
     この点についてもう少し詳しく説明していただきたいことと
     もう一つは、
     今現在、現時点でわかっている課題などについてお願いします。


担当課:まず、平成18年度中の実用化の話ですが
     これは開発しているのがJR北海道で
     もともとの目的が過疎地域の交通の確保ということでしたので
     実用化も北海道内で予定していると聞いております。
     次に2点目の質問ですが
     昨年度か具体的な検討を始めておりまして,課題ということですが
     まだ開発中の車両ですので
     まずは供用開始までの全体像をクリアにしようというのが
     第一の課題でして
     他にどのような課題があるのかを今確認しているところです。
     実際問題として、DMVの運行主体はどこが行うのかという問題や    
     技術的な問題についていろいろと精査している段階です。


質問: 法規制的な問題等についてはありますか。
     交通安全上の問題とかもあれば教えて欲しいのですが


当課:そのあたりについては、大変難しい問題であり
     私どもだけで検討できる問題ではありませんので
     開発者であるJR北海道と国(国土交通省)との協議の中で
     何とかクリアしてもらいたいと考えています


これが半年後、成18年11月13日の第2回公共交通協議会では
市制40周年記念DMVデモ走行について」とかなり話が具体化していた。
何事も慎重で、何をするにも時間のかかる役所にしては手回しがよすぎると思った。
地域の公共交通支援(東京交通新聞1・22)を読んでいて
な~んだそうだったのかと思った。
要約すると
冬柴鉄三国土交通相が、16日の同省地方局長(整備局・運輸局)会議で、通常国会に提出する「地域公共交通活性化・再生」法案(2月13日閣議決定予定)を支援していきたい」と。望月義夫副大臣(安全・危機管理、交通など担当)は、支援対象の一つであるDMV(デュアル・モード・ビークル=鉄道・バス一体車両)導入を地元富士市での推進意向を示した。これに対し、冬柴国交相は国としてお手伝いしていくそうな・・・。
この副大臣は県議を務めた後に国会議員となり
昨年9月26日発足した安倍内閣でみごと副大臣になったのだ。
市長も元県議だったし、この副大臣がデモ走行に一役買ったのではないだろうか。
もちろん私の憶測に過ぎないのだけれど、政治力を使ったなという印象だ。
安全確認や、市民への説明などが後回しになって
これなら10月以降、一丸となって一足飛びにDMVへということも説明がつく。

いつまで続くのかわからない、支持率降下の危ない内閣の副大臣の力
いつまで利用するつもりだろうか。
ちゃんとしたプロセスを踏まないと、市民にそっぽ向かれてしまうのに・・・
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by roman-tan | 2007-01-26 15:03 | DMV