アビシュカール

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ネパール語で「発見」

地域力と公共性

「公共性の現在」という討論会をのぞいてみた。登壇者は
杉田敦(政治学者)
宮崎哲弥(評論家)
宮台真司(社会学者)
堀内進之介(首都大学東京大学院)
鈴木弘輝(首都大学東京大学院)
コミュニティバスを通じて地域の生活交通を考えると
「地域力の限界」と「公共性」の問題が出てくる。
この点とイベントが重なりそうなので、出かけてみた。

移動手段を市場における個人の問題として捉えてきて
その結果、高い自家用車保有率を誇る街となった。
路線バスが赤字となり、税金投与が必要なので
「公共性」が高まったが、公共交通利用への意識転換は難しい。

人の出入りの少なかった閉鎖性の高い時代・地域での愛郷心は高い。
地域では、善意と自発的に行われた「自立的相互扶助」が行われていた。
しかし、そのサービスを行政が引き受けるようになってからは
地域はマニュアル通りの「市場&行政的サービス」のネットワークに過ぎなくなった。
行政は既存の地縁組織と結びついてサービスを提供するが
地域での自立的相互扶助は乏しくなった(非自発的行為を強いられることも多い)。
よそ者も増え、人々の愛郷心は薄くなる。
「昔はよかった」などと思ってみたところで
さまざまな啓蒙活動をやってみたところで
古きよき街に戻ることはできないことは、誰もが承知している。
(エネルギー面でも江戸時代後期が一番バランスとれていたとか)

社会学者の話は現実味にちょっと欠けるので
自分の話に置き換えながら考えてみた。

言葉がいっぱいの早口の討論会を聞いて、頭はよく動いたが疲れた。
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帰りに丸の内オアゾ(OAZO)のドゥバイヨル(Dubailleul)で
(噂に聞いた)3種類のブリズー(BRIZOU)を買ってきた。
ふわっとしておいしかったけど、思ったよりずっと小さかった。
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by roman-tan | 2007-01-29 13:56 | 公共交通