アビシュカール

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ネパール語で「発見」

地域の力

コミュニティバスを通して地域コミュニティを見ると
地域コミュニティの現在の姿が見えてくる。

バス会社が、事業としてバスを動かしているとばかり思っていたのに
バスの上に、「コミュニティ」という言葉がついたら
突然、地域がバスについて真剣に考えなくてはならなくなった。
とうとう、地域がお金を出さないとバスはなくなるというところまで追い詰められた。
いろいろな方法について、アイデアは出してみるが
具体的にどうしていいのか、意見がまとまらないし分からない。
とりあえず、お金を作れば現状維持できるから、金策を考え出した。
その結果、いちおう来年度は安泰だ、パチパチパチ。


地縁組織は、末端への指示や伝達には都合のいい組織だが
ボトムアップの作業は、陳情以外できないと思った。
理由はいくつかある(私見だけど)。
① 善意と自発的に行われた「自立的相互扶助」能力を失った
  (非自発的な嫌々ながらの役職)。
② 区長は高齢者が多く、話し合いができない(年長者には物が言えない、
  人の話を聞かない、どこかの大臣のような男尊女卑世代等)。
  この人たちが全世代の人をまとめていくには無理がある。
③ 地区内の権力争いや縄張り争いがある(サルと同じ)。


コミュニティというのは、別に地縁組織という定義ではない。
リーダーは要るけど、ボスは要らない。
地縁組織に対抗できる老若男女の地域NPOが
コミュニティバスを運営管理するのがいいような気がするけど
事業性が低く、煩雑な法的な続き、タクシー業者との関係・・・・・
これらをクリアする熱意が、車を運転する人にもてるだろうか。


コミュニティバスを追っていて
町内会と行政の関係もよくわかった。
地域の力が低下したのは、行政のせいかもしれないし(サービスしすぎてきたから?)
依然と、行政に依存しすぎる地域もいけない。
だから、これからどうしていけるのか
それもまたよくわからない。
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by roman-tan | 2007-02-02 16:46 | 公共交通