アビシュカール

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ネパール語で「発見」

失敗した新交通システム

漠然とした印象を受ける新交通システムには、いくつか種類がある。
新交通システム(しんこうつうシステム)とは
従来の鉄道とは異なった方式による軌条式輸送システムのこと。
広義ではモノレール・ライトレール・案内軌条式鉄道・ガイドウェイバス・磁気浮上式鉄道・スカイレール・IMTSなどを指すこともあるが、そのなかでも特に案内軌条式鉄道(AGT(Automated Guideway Transit)とも略称される)による中量輸送システムを(狭義の)「新交通システム」と呼称することが一般的 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia
)』
多額の累積赤字で廃止
野ざらし状態で放置され、現在は代替バスが走るという事例
愛知県小牧市の新交通システム桃花台線
桃花台線は中量ガイドウェイシステムという
鉄道とバスの中間運送力を持った小型軽量車両で専用軌道を走るシステムである。
特徴は、
① 電気動力・ゴムタイヤ車輪・排気ガス0・低振動・低騒音の環境にやさしい乗り物
② 軌道を主に道路の上空に建設するため、道路空間の有効活用
③ 小型軽量車両であるため低建設コスト 

こんな利点を強調して運行開始されたが、たった16年間の短い命
累積損失は約66億円、線路や駅などへの投資313億円も全て無駄
建設に当たり、愛知県は国から約89億円の補助金を受けたが
国土交通省中部運輸局は減価償却分を除いた約38億円の返還を要求 

愛知万博の愛・地球博線で採用された
磁気誘導式無軌条交通システム(IMTS)への切り替えも検討されたが
試算よりコストが高くつくため却下

桃花台線がうまくいかなかった理由は
経営や他の鉄道との関係の問題以外に
行政の交通政策の甘さも指摘されている。
桃花台ニュータウンのまちづくり計画も杜撰だったといわれる。
(住人の事を全く考えず、建設者側の利益ばかりを重要視して作られた街だとか・・・)

さらに
愛知万博がらみの愛知高速交通東部丘陵線(通称リニモ)も危うい?
総事業費約1000億円をかけて造られたリニモは万博期間中
連日満員で1日当たり約10万6000人が利用したが
閉幕後(2005年10月~2006年3月)は10分の1の約1万400人に激減
1日あたり約31,000人と想定し、債務返済に向けていたのに・・・・・

お客様、利用者あっての交通機関なので
バスにしても新公共交通システムにしても
きちんとした調査とまちづくり計画が必要なのは当然だ。


私の街の公共交通
コンパクトシティ、新公共交通システム(DMV)、基幹路線、コミュニティバス
充分な準備や調査、まちづくり計画が必要とされる点では、他人事ではないお話だ。
規模はだいぶ小さくなるけれど、大丈夫だろうか・・・・
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by roman-tan | 2007-02-06 09:26 | DMV