アビシュカール

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ネパール語で「発見」

DMVの需要予測


地元紙に、DMVなど交通政策報告(2007/02/07)なる記事があった。要約すると
DMV 1日4500人「計画、採算検討」 
導入計画を進めているDMV(デュアル・モード・ビークル)の需要予測調査に関する中間報告内容。標準は4,497人/日の需要見込み(午前6時半から午後11時半まで、朝ラッシュ時に1時間6本、平常1時間3本運行等の条件付)。最低限見込み需要は4,143人/日、新幹線利用経路を考慮した場合4497人/日、観光などを考慮した最大見込み需要5,810人/日。18、19年度でDMVの基本計画を策定予定。新年度は需要予測をベースに、運行計画・採算性などの検討実施
この需要予測って、どうやって導き出したのだろうか。
平成16年度の『公共交通網調査報告書』では
バスとローカル線の流動予測は1日1,603人となっている。
現在試験走行中の基幹路線バス(DMVへの移行)を見たって
そんな数あるとは思えないし
なぜに需要予測が4,000人以上になるのだろうか
算出根拠を知りたい。

建設予定の多目的施設利用者、路線沿い工場従業員や観光客を見込んで
5,810人(市総人口の2.4%)と予測したのだろう。
確かに、DMV目当ての観光客はあるだろう、だけど
需要予測というよりは、期待値(もしくは希望値)に近い気がする。

ものすごい意識変換を市民に強いて
接続するコミュニティバス利用者ももっと増やさないといけない。
かなり積極的な『公共交通利用促進』運動なしで、この数値達成は無理だろう。

先日の新交通システム失敗の桃花台線
廃止後にDMV導入なんて話もあったようだ。
高架線路にどうやってのせるのか(そりゃそうだ)。
追加予算に35億円もかかるということで却下されたらしい。
桃花台線やリニモでも指摘された『需要予測の甘さ
大丈夫だろうか。
まあ、たとえ失敗しても、リスクは小さい(予算も小さい)から心配無用か・・・

エンジニアリングコンサルの『DMV導入検討調査報告書(平成17年度)』でも強調
公共負担の妥当性を示す必要性、つまり、本事業に関る公共負担の規模がもたらされる効果に見合ったものであるかを検証し、最終的な税負担者である市民の理解を得る必要がある
もうひとつ気になる行(くだり)
循環バス(基幹路線バス)とDMVの違い(DMVの優位性)を定量的に示す重要性
この点はまだ示されていない。さらに
公共事業実施の意思決定プロセスにおける透明性を向上し
住民へのアカウンタビリチィ(説明責任)を果たすと共に
予算等の限られた資源の効果的な執行を図る
コンサルも指摘するこの点、充分お願いね。
おまけに、2007年度一般会計予算も発表された。
DMV導入など公共交通推進事業は、1億1328万円
歳入の自主財源率73.4%、歳出の投資的経費20.5%
経常収支比率74%、07年度末財政調整基金の残高39億8千万円の見込み

この街、お金だけはあるんだ~。
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by roman-tan | 2007-02-08 08:08 | DMV