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アビシュカール

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ネパール語で「発見」

非営利団体との関わり

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                  寝ようと思ったら月がとてもきれいで
                  たしか、昨夜は満月だったはず



市民活動センターに、私の入り込む余地はないので
最近は県のセンターのお手伝いをしている。
駅には近いが、駐車場問題はここにもある。
しかし開放的な雰囲気もあるせいか、いつも人でにぎわって活気がある。
空いてさえいれば、突然でもサロンは利用できる(宗教や営業目的でなければ)。
英語が聞こえてきたり、視聴覚障害の方々のパソコンスペース、高齢者の会合など。
雑多な活動・音・人・・・・誰もが利用しやすいのだろう。

非営利団体の活動に関りだしたのは20代前半だったので、あれこれ長い。
まだNPOという言葉もなかったし、日本での知名度もかなり低くく
海外では政府との区別からNGO(非政府)団体と呼んでいた。
その頃から、ネパールには援助関係のものすごい数のNGO,INGOがあった。
欧米、オーストラリア、中国、日本、韓国等、そしてネパール人によるもの。
前回の滞在の時は、暇があると片っ端からそれらの事務所に出かけた。
子守りや家事を手伝ってくれる人が雇えたおかげで
プロジェクトの仕事を手伝い、大学にも通えた。
経済植民地的生活ともいえるけど・・・・
どんな組織、活動、財源などについて話を聞いたり、その成果を自分の目で確かめてみた。
援助関係は活動分野も広く、国も多岐にわたる。
アポなくても話を聞かせてくれるし、どこもオープンなのは日本と異なる。
財源力、組織、活動範囲、人材、影響力は、本当にピンからキリまでだった。
小さくても本当に地に根ざした活動もあるし、単なる私利私欲もあった。
まるで、カタログを見ているようだった。
だんだん、「ここはおかしい」とか「ここは成長株」とか評価ができるようになった。

日本のNPOに接する機会が多い現在
法律や状況はもちろん異なるけれど
あの時の経験は、けっこう役に立っていると思っている。
by roman-tan | 2007-05-03 05:56 | NPO法人

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