アビシュカール

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ネパール語で「発見」

浜田知明

浜田知明(はまだちめい)という版画家を知ったのは、つい最近のこと。
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開高健の闇シリーズ、「夏の闇」「輝ける闇」をもう一度読み直そうとして
印象深い表紙の版画の作者が、浜田知明だと知った。
1917年熊本生まれ。39年東京美術学校油画科卒業。56年第2回現代日本美術展佳作受賞、第4回ルガノ国際版画展次賞受賞。62年第2回福島賞受賞。64年渡欧。65年帰国。フィレンツェ美術アカデミー版画部名誉会員となる。79年渡欧。89年フランス政府よりレジョン・ドヌール勲章シュヴァリエ賞受賞。93年大英博物館日本ギャラリーにて作品展示。その他NHK「版画家浜田知明」はじTV放映数回。個展多数回開催。
浜田は「冷たく、暗い、金属的な感じ」を求めた結果、技法的には一貫してエッチング(腐食銅版画)を主体に作成し、アクアチント(松やにを防蝕剤に使った銅版画の一種)を併用することもある。核戦争のような人間社会の不条理や人間心理の暗部といった深刻なテーマを、ブラックユーモアにくるんで表現している。浜田は発表する作品を厳しく選別しており、発表する作品は平均して年間数点に過ぎない。また、初期の作品は大部分が本人によって破棄されたといわれている。1983年(昭和58年)からはブロンズ彫刻にも取り組み、新境地を見せている。『ウィキペディア(Wikipedia)』
重いベトナム戦争をテーマにした
「夏の闇」「輝ける闇」、未完の「花終る闇」
昔読んで、いっぺんに開高健が好きになったシリーズだった。
内容もさることながら、言葉・文章に感動して
もう一度読んでみようと思って積んである。
読む時間がなくて、全然進まないけれど・・・

「開高健記念アジア作家講演会シリーズ」
開高健の遺族より、1990年より毎年アジアの作家を招待し開催している講演会
友人のネパール詩人バニラ・ギリもかつて招待された。
彼女に会いに東京会場に出かけると
そこには現代詩人と呼ばれる有名な方々が多くいらして、気後れた。
結局、私は彼女のホテルの部屋で話すことになった。
私のブログ「アビシュカール」は、彼女の詩集の題名でもある。
まだ翻訳が途中で申し訳ないのだけれど・・・

その時、彼女は日本語は読めないからと、「開高健」の特集『太陽』が私の手元に。
当時お元気だった開高健の妻牧羊子も、2000年に亡くなった。

浜田知明、開高健、バニラ・ギリ
好きになるには、やっぱり共通点があるみたい。
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by roman-tan | 2007-07-23 21:50 | 映画とか・・