アビシュカール

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ネパール語で「発見」

環境報告書

最近、この街の環境政策はどうなっているんだ、と思うような出来事がいくつかあった。
そんなところに市のHPで公表された環境報告書(基本目標は5つある)
タイトルが固いから敬遠されちだけれど、生活に密着しているものも多いし
細かく読んでみると、たいしたことが書いてあるわけでもなく、変な点もある。
多くの市民が読んで、「ああだこうだ」ともっと行政へ意見してもいいように思う。

個人的に興味のあった事例として
まず、基本目標2 環境への負荷の少ない暮らしや産業活動の実践
個別目標:空気をきれいにしよう
方針:事業所等からの負荷を抑える
最近の恥ずかしいこの街の事実
市内の製紙3工場で3年間の特定時間帯に大気汚染防止法の排出基準を上回るばいじん(窒素酸化物など)を排出していたことが2日、市長定例記者会見で明らかになった(地元ニュース、8月2日)。
ばい煙協議値改ざん
報告書の意味はどこにあるのだろうか。
そういえば、市長も製紙会社の社長だったけど・・・・同業者には甘い?

もうひとつ気になる点
基本目標3 富士市の自然や風土を大切にしたまちづくり
自然環境に配慮した土地利用を推進する
先日の台風4号と水被害の関係
隣地区での床上浸水と道路・田畑への水
それ程の大雨ではなかったのに、翌日被害の大きさに驚いた。
客観的なデータがないので、あくまで仮定にすぎないけど
第2東名と水被害の関係は大きいと思う。
愛鷹地区の山林を切り開いて、立派な第二東名が完成しつつある。
山(森林)の保水能力が低下し、舗装された斜面を流れ
もともと沼地・湿地である低地に一気に流れ込んだようにみえる。
しかし、環境報告書ではうまくやってますよということになる。
第2東名建設の影響に対する調査を充分してほしいと思うけど・・・
富士・愛鷹山麓地域環境管理計画では、対象区域内において森林を開発するなどの重度開発面積を250ha に抑えるよう規制を行っています。平成18 年度は、富士・愛鷹山麓地域環境管理計画や関連法に整合する事業として1 件の申請書を受け付け、適正な指導を図りました。また、工業団地整備計画についての申請には至らなかったものの、大規模事業のため、引き続き進捗状況について把握していきます。区域内における重度開発面積は累積で150.0ha となりました。
政務調査費で他所を見学するのではなく
市内の状況をもっと把握してほしいけど、議員さんは。

他にも、公共交通に関する記述などもある。
数値目標値を設定して、
たとえばブナの植樹を何本予定して、植樹できたら達成の変なマーク
植樹したって、枯れちゃったり、倒れるのもあるわけで、トータル的に見ないといけない。
大切なことは、そういう活動をしたことによってどんな成果(効果)が出たかということだ。
ここの行政には、まだ成果指標を設定する習慣がないから
「行政は○○をした~」ということを重視し
それによって市民生活にどんな影響があったかは、気にしない傾向がある。

行政が何をしたかよりも、それによって市民の生活がどうなったかが大切なはずだ。
わけの分からない箱物や制度ばかり作って行政は喜ぶけど
市民にとって便利で有益でないものなら、そんなものはいらない。

評価欄のあのマーク
なんか変だと思うけど・・・・
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by roman-tan | 2007-08-04 16:27 | 森林