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ネパール語で「発見」

将棋

棋士の脳から「直感思考」を解明へ システム運用技術に応用も(2007年08月03日 ITMedia news)
棋士の脳の働きを調べ、直感的な思考の仕組みを解明する共同研究を理研と富士通が始める。複雑化する一方の情報システムを安定運用する技術の開発にもつながるのではと期待している。理化学研究所と富士通、富士通研究所は8月3日、将棋を指す棋士の脳を調べ、人間に特有な直感思考の仕組みを解明する共同研究プロジェクトを開始したと発表した。研究には日本将棋連盟が協力し、タイトルホルダーを含むプロ棋士も実験に参加する予定。思考では小脳が重要な役割を果たすという「小脳仮説」の実証を目指し、「世界を先導するユニークなナショナルプログラムになるだろう」(野依良治・理研理事長)と期待している。
日本の将棋、西洋のチェス、中国のシャンチーを合わせて世界三大将棋というらしい。
小さな頃、祖父の影響で将棋を覚えて遊んだ。
チェスやシャンチーのルールは知らないから、やったことがない。
最近は、パソコンで相手がわからず将棋を楽しむ人もいるようだ。

「日本の将棋は嫌いだ」という声を最近聞いて驚いた。
チェスやシャンチーのルールでは、あくまで「敵は敵」として死んでいく。
日本の将棋のように、敵から取った駒をその場で味方に活用することはしない。
一瞬で「敵が味方」になり、敵から取ったばかりの駒で相手を攻めることはない。
将棋では、今まで敵であった歩も、敵陣地に入ると金になって戦力を増していく。
そんな巧妙なルールを持った将棋を
戦争で苦しむ仲間を見て、捕虜経験もある人は、嫌いだといっていたそうだ。

日本の戦い歴史の中で、将棋のルールは生まれたのだろうか。
狭い国の中で、うまくすり抜けて勝利するための戦術・戦いざま
武士の潔さとは、また別物のような気がする。
チェスやシャンチーよりもずっと複雑ともいえる。
あるものを学習したり、考えると、大脳に観念や概念、思考のモデルが形成される。これが小脳に内部モデルとしてコピーされ、別の問題に対しても、小脳がモデルを使って考え続けるようになる。ところが小脳の思考は本人には意識されないため、直感思考としてあらわれる──というのが小脳仮説の骨子だ。将棋に当てはめると、長期にわたる高度な思考訓練で形成された大脳の思考モデルが小脳にコピーされ、小脳が思考することで無意識に最善手をひらめくようになる。意識的で論理的な大脳と、無意識的で直感的な小脳との双方向性が高度思考を解明するカギになると研究グループは考えており、棋士の思考から得られた結果は、一般的な直感思考の解明にもつながると見ている。
なるべく、戦争や殺し合いがない方がいいわけだから
今の世の中では、将棋的な戦い方の方が好ましいのかもしれない。
そのために、直感思考は必要なのか。

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by roman-tan | 2007-08-06 14:26 | 発見