アビシュカール

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ネパール語で「発見」

パパイヤの贈り物

安倍首相辞任のニュースは号外で知った。
辞めるべき人ではあったのだろうけど、今だなんて、ほんとに間の悪い人だ。
空気の読めない人とは、こんな人のことだろうか。

それより、今朝聞いたニュースの方がおもしろい。

チンパンジー 雄がパパイヤの実プレゼント 交尾の雌など(毎日新聞)"
アフリカの野生チンパンジーの雄が、大きなパパイヤの実を雌への「贈り物」に使っていることを、京都大霊長類研究所の松沢哲郎所長と大橋岳研究員、英スターリング大のキムバリー・ホッキングス研究員(心理学)らのチームが初めて確認した。
PLoS ONE 「プロスワン」、9月12日号に掲載された記事のタイトルがすごい!
禁断の果実を分け合うチンパンジー
原題:Chimpanzee share forbidden fruit(PLoS ONE,Sep.12)報告書の詳細がある。

京都大学霊長類研究所ホームページ
「おとなの男性が村の民家の軒先のパパヤの木に登って、パパイヤの実を1個ないし2個とってきて、それを森に持ち帰り、待っていたおとなの女性に分け与えることが多い」ということがわかった。人間のいる村の民家の軒先のパパイヤをかなり緊張して取る。高いコストを払って手にいれた貴重な食物を、あえて分かち与えるという点から見ても、これは「贈り物」といえる。これまで、肉の分配は知られていたが、植物のばあいはそうした分配はほとんどおこらない、と信じられてきた。また、肉の分配のばあいは、男性が狩猟して男性のあいだでわかちあう。そこに発情期の女性も加わる、というパターンだ。今回のパパイヤとの重要な違いは、肉のような男性から男性へのわかちあいはほとんどない。パパイヤの実は、男性から、日ごろ親しくしている発情期の女性への「贈り物」になっている。これは新しい文化の創造といえるだろう。人間とチンパンジーが共存するようになったことが一因だと考えられる。つまり、チンパンジーが「大きなパパイヤの実」という狩猟の獲物に匹敵する新たな食物資源を発見し、おとなの男女が、こうした「禁断の果実を分かち合う」というような新たな行動が生まれたのだろう。

プレゼントするという行為、チンパンジーも下心があってすることが可笑しい。
それだけ知恵があるということになるのだけれど
必死にパパイヤを取る姿が、HPから動画でも見られる。
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        An adult male chimpanzee obtains cultivated papaya fruit.

ヒトもチンパンジーも、たいして変わらないということか。
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by roman-tan | 2007-09-12 21:41 | 映画とか・・