アビシュカール

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ネパール語で「発見」

サーカス

隣町にサーカスのテント小屋が建っている。
サーカスがやってきた、という感じなんだけれど
お客さんの入りは大丈夫だろうかと、静かな気配に変な心配をしてしまう。。
行ってみたいなあ・・・と通るたび横目でチェック

以前、ロシアのボリショイ・サーカスを見たことがある。
席がよかったせいか、チケットが意外と高かった。
終わってから、ホンモノの熊くんと一緒に記念撮影ができたから、まあいいけど。

地上最大のショウという昔の映画をDVDで見たことがあるけど
サーカスのこともよくわかるし、娯楽映画としても充分楽しめる。

”Freak”という単語とサーカス
中毒者とか日本語でもフリークと使われるけど、別の意味でのfreak
かつては欧米でも、奇形(freak)を見世物にするのがサーカス
これは差別とかではなくて、身体的に障がいがある場合
経済的に、彼らが自立できる場としてのサーカス、という扱いになる。


また、サーカスといえば中原中也の詩「サーカス」
幾時代かがありまして ・
  茶色い戦争ありました ・
幾時代かがありまして ・
  冬は疾風吹きました ・
幾時代かがありまして ・
  今夜此処(ここ)での一(ひ)と殷盛(さか)り
    今夜此処での一と殷盛り ・
サーカス小屋は高い梁(はり)
  そこに一つのブランコだ ・
見えるともないブランコだ ・

頭倒(さか)さに手を垂れて
  汚れ木綿の屋蓋(やね)のもと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん ・
それの近くの白い灯が ・
  安値(やす)いリボンと息を吐き
観客様はみな鰯 ・
  咽喉(のんど)が鳴ります牡蠣殻(かきがら)と
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん ・
屋外(やぐわい)は真ッ闇(くら) 闇(くら)の闇(くら)
夜は刧々(こふこふ)と更けまする
落下傘奴(らくかがさめ)のノスタルヂアと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん(「山羊の歌」(昭和9)所収 )

高校の時に覚えたのが、今だ頭に残っている。

サーカスという言葉は、色々な響きを醸し出す。
今の時代は、あまり悲壮感もないけれど
隣町に建つテント裏側の宿舎、あそこに流れる生活感
あれはまさしくサーカスならでは、という気がする。
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by roman-tan | 2007-11-07 22:38 | 映画とか・・