アビシュカール

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ネパール語で「発見」

林野の概要

私の住む市の「林野の概要」というのを調べてみた。(市のHPより)
市総面積     21,410ha
総林野面積   10,564haうち  (国有林)1,915ha (民有林) 8,649ha
林 野 率    49%         資料)平成17年 県森林・林業統計要覧 

針葉樹      6,966ha(80.5%
その他広葉樹  1,491ha(17.2%) その他は何だろう?
   合計     8,457ha     資料)2004 県の民有林

市有林面積と蓄積
総面積      1,725.54ha 人工林率 60.06%
                     天然林率 39.94%
針葉樹、人工林の占める割合が多い。
これまで気をつけて数字を見ることがなかったが
ひのきを地場名産となっていることをみれば、ここも例外ではなかったということになる。
森林関係のいくつかのブログ(http://blog.livedoor.jp/rokuten1/等)をまとめると
山は自然と森林になるもの
人間が山の手入れをしなくなって山はだめになったといわれるのは
スギやヒノキの挿し木苗を密植して
成長に合わせて間伐や下草刈を行う林業(木材生産)の話
苗木を植えて育てる林業は
人間が手入れをしないと自然林に戻ってしまったり
光が入らず草も雑木も生えないために土砂崩れしやすくなる。

動植物の楽園として大型の野生生物が棲む標高の高い山(国有林など)は
人間が入らないで扱わないことが原則
国有林を滅茶苦茶に扱い出したのは戦後の森林整備政策からになる。

奥山を大切にすることで
動植物を絶滅から守り、土砂崩れを防ぎ、水源涵養も確保できた。
大自然は人の手を必要としない。
人間が大自然を利用しているというのが現実
林業と自然林をわけて、それぞれに対策を考えていくことが最も大切なこと。
森林と木材生産を混同すべきではない。
森林整備に費用負担は必要ない。
多くの国民が森林整備に費用が必要だと思っているのは
行政やマスコミによって、木材生産が森林整備だと洗脳されているからという。

自然林の中で、シカはあまり増えられないが
伐採して草原状態になることで餌場が増えた。
また、スギやヒノキの木材生産を行ったために
シカたちが、スギやヒノキで角を研ぐことになった。
元はと言えば、木材生産のやり過ぎ
森林に地球温暖化防止効果を期待する人びとが増えたことは、いいことだが
地球温暖化防止のための森林づくりには、費用は一切要らない。
下草刈りといって市民がかり出されるのも、何か奇妙な感じだ。
森林保護といいながらも、木材生産のためだったのだろうか。
森林には補助金付けの事業が多い。
協働と称して、森再生と称して、市民参加を求める色んな事業がある。


原生林伐採、スギやヒノキ植林が盛んにおこなわれたのは
戦後復興から高度成長を目ざした国策だったのかもしれないけれど
経済性ばかりを求めたツケが回ってきた。

第二東名の工事も進み、動物たちは餌を求め山から下りてきている。
時折、そそくさ山へ逃げ帰る後姿を見ることがある。
哀愁帯びた後姿に思わず、「ゴメン!」

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                     ジュウモンジソウ
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by roman-tan | 2007-11-09 16:13 | 森林