アビシュカール

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ネパール語で「発見」

生前契約

生前契約というもの、ビジネスとするなら狙いどころがいいかも、と思ったけれど
これが非営利活動団体の事業となると
NPO法人がそれだけの信頼性をもてるのか、確信が持てない。

生前契約とは、死後の事務手続き等の執行について、事前に契約すること。
様々な委任契約事項であり、葬儀についての契約も含める等幅広い。
生前予約」は、葬儀の事前予約契約を指すことが多い。
生前契約の必要性は、少子化や非婚化で身寄りのないお年寄りが増えたこと
家族が遠くに住む等の理由が挙げられる。
具体的な契約事項は
遺体の処置、住まいの整理、各種の事務手続き、葬儀の執行、遺産の整理等
代金は、前払いか、さもなければ遺産・死亡保険金から充当される。

任意後見契約と、言い換えることができるのかもしれない。
ただ、後見人制度は死後は適用されない。

身寄りがなくて、死後のことが心配で生前契約を結びたいと思うらしい。
葬儀だけなら葬儀屋さんと契約しておけばいいわけだけど
自分が倒れた時に、葬儀の手配や後始末をしてくれる誰かが必要になる。
それらを請け負うNPO法人がある。

契約がきちんと遂行されたかを、誰がどうやってチェックできるのだろうか。
(例えば、身寄りのない人の、死後の契約事項を・・・)
安心料だと割り切ってしまえばいいかもしれないが、安くはない安心料でもある。
NPO法人が解散でもしたら、どうなるのだろうか。
確かな実績がわかりにくい等・・・・
不安材料がどんどん出てくる。


少子高齢化、核家族化が進めば、このような契約を求める人は増えると思う。
しかしこのシステム、高い信頼性が必要とされるはずのもの。
テレビ(NHKで・・・)で生前契約をするNPO法人が紹介されたらしいが
不確かな情報・状況で、宣伝みたいなことをしたら、特に高齢者は信じてしまう。

成年後見人制度もそうだけど
普及には、まだまだ整備しないといけないことが多く残っている。

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by roman-tan | 2007-11-28 21:42 | NPO法人