アビシュカール

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ネパール語で「発見」

妻の力

防衛汚職>山田洋行側、幸子容疑者に600万円(12月3日 毎日新聞

このところずっとこの事件が報道されているけれど
「妻の収賄罪逮捕」はとても疑問に思う。
おねだりしたり、口座に入金されたという事実はあったし、不正には違いないし
妻が黒幕だともいわれているけれど
彼女自身は公務員ではないし、法的に特権があるわけではない。
共犯ということで、法的に逮捕して拘束していいのだろうかと思う。
記事のように次女口座への入金があれば、次女も逮捕されるのだろうか。
また、これが妻ではなく、親、兄弟、愛人が同じことをしたらどうだろうか。
やっぱり「身分なき共犯者」として逮捕されるのだろうか。

「妻の力」は「夫の力」、ということをあまり感じたことはなかったけれど
家族でネパールに住んだ時は、感じる機会がよくあった。
どこの国に行っても、日本人会というのがある。
独身の場合は関る必要もないが、特に子供がいる場合は避けられない。
おまけに婦人部というのもある。
色々声がかかるので、何回に一度は顔を出す。
そこで知ったのは、「妻たちの力関係」は「夫の力関係」に比例するらしい。
勘違いにしか思えなかったが、そう信じている妻たちは確かにいた。
大使館関係、企業関係、商社関係、ODA関係、NGO関係、個人などに
住む人々は分類されるだろうか。

大使婦人はネパールが嫌いだったので、家の外から一歩もでなかったそうだ。
その代わりに、社交的な公使夫人が婦人部を牛耳っていた。
公使公邸に召集がかかることもあった(つまらないので、一度で行くのはやめた)。
書記官の妻たちは、声がかかれば絶対服従ということで、お気の毒だなあと思った。
商社の妻たちは、誰にも気を遣い社交上手だった。
何かあれば、皆さん親切なので助かるが(プライバシーなくなるが)
日本にいるよりも日本的な組織構成で、私は面食らってしまった。

次にやってきた大使婦人は帰国子女だったので
英語も堪能でとても気さくな方で、外国人にも評判がよかった。

外国人の妻たちは、「夫は夫」「私は私」と精神的には自立していた。
もちろんネットワークはしっかりしていたけど
「妻の力」と「夫の力」の相関関係を感じることはなかった。

この防衛汚職事件
確かに、「妻の力」と「夫の力」の関係は強かったのかもしれないけれど
「妻の逮捕」、私はどうもひっかかかる。

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                         ホオズキ
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by roman-tan | 2007-12-03 20:35 | 発見