アビシュカール

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ネパール語で「発見」

ニホンオオカミ

シカの食害がひどい森林ということで調べていたら
とうとうオオカミまで登場してきて、話はどんどん楽しくなってきた!

世界遺産をシカが喰う シカと森の生態学という本
■主な内容
増えすぎたシカが世界遺産の森を食べている!
今、日本全国で野生のシカが増え、自然のバランスが崩れています。増えすぎたシカ は草を食い尽くし、森の生態系を破壊してしまいます。それは、日本が世界に誇る世界遺産の森も例外ではありません。シカはなぜ増えるのか、どんな対策があるのか。
 知床、大台ヶ原、屋久島の例をもとに考えます。
なぜ、シカの食害がひどくなった理由は、先日も触れたが
森林政策と自然保護のバランスが取れてこなかったこと
森林管理ができていないこと
食害対策(特定鳥獣保護管理計画)がうまく機能してこなかったこと、などがある。

それに加えて、ニホンオオカミを絶滅させたこともあるといわれる。
そこで、日本の山にオオカミを復活させるという日本オオカミ協会なるものがある。
1993年、オオカミに対する誤解と偏見を解いて
その生態を科学的に正しく伝え、世界中のオオカミの保護と復活のため設立された。
「森・オオカミ・ヒトのよい関係」を考えるのを目的とする。
オオカミを保護して回復させる運動も、世界でおこっているらしい。
狼を放つ 丸山直樹著
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Web上の連載、日本列島にいた狼たちも面白い!
日本列島には、百数十年前まで、2種類のオオカミが生息
ニホンオオカミは1905年(明治38年)を最後に絶滅したといわれる。
考えられる5つの絶滅の原因は
①海外からの狂犬病の侵入と流行によって、病狼となったオオカミが人を襲うようになった
②このため、当時発達の著しかった銃器の対象になった
③銃は鹿などの猟獣に向けられ、食物を奪った
④開発の進行により、オオカミの生息地が奪われた
⑤家犬との接触で、激しい伝染力をもつ疫病がニホンオオカミの世界に侵入、集団の中に広がった
さらに
かなりの数のニホンオオカミが有害獣として駆除されていた

確かに、絵本に出てくるオオカミはいつも悪い奴だった。
でもよく考えると、「赤ずきんちゃん」とか西洋の絵本によるものだ。
農耕民族である日本では、江戸時代まで
オオカミは田畑を荒らす獣を退治してくれる守護神だっとという(犬神はオオカミらしい)。
知らないうちに、「オオカミは悪い」と教え込まれていたんだろうか。

この前も、現役の森人たちとオオカミの話になって
いついつまではいたとか盛り上がっていた。
今度お会いする時、もうちょっと話を聞いてみよう!

関連記事(古い写真もあっておもしろい!)
最後のニホンオオカミ 福井市
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by roman-tan | 2007-12-10 17:31 | シカ被害