アビシュカール

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ネパール語で「発見」

梅の花

梅一輪、一輪ほどの暖かさ
               服部嵐雪

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暖かさなど微塵もない、とても冷たい日だった。
それでも梅が咲き出した。
これは小梅の花
「きびしい寒さの中で梅が一輪咲き、それを見るとほんのわずかではあるが、一輪ほどの暖かさが感じられる。梅の花が厳しい寒さの中で開花するさまは、人生にたとえられる。」
これがこの句の正しい解釈らしい。
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「桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿」
桜の枝は剪定(せんてい)のはさみを入れない方がよく、梅の枝はきちんと剪定したほうがよいということ。伸びるに任せた桜は華麗に花を咲かせ、手入れの行き届いた梅は見事な花実をつける。それを知らないのは馬鹿だとして、剪定の選択の大切なことを言う。
梅は中国原産で、奈良時代の遣隋使か遣唐使中国から持ち帰ったらしい。
当時は桜より愛でられたが、平安時代になると桜が人気
「万葉集」の頃は白梅が、平安時代には紅梅がもてはやされた。
万葉集では萩に次いで、百首以上が詠まれいる。

わが園に 梅の花散る ひさかたの
    天(あめ)より雪の 流れ来るかも
      万葉集 大伴旅人

春もやや けしきととのう 月と梅
           松尾芭蕉


今夜は月もきれいだった。


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by roman-tan | 2008-01-18 23:07 | 庭の植物