アビシュカール

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ネパール語で「発見」

評価

「評価法」には昔から興味があるので
一昨日のフォーラム、「協働事業の評価」分科会は楽しみにしていた。
企業は成果主義だから、利潤が評価となり単純明快だろう。
企業出身者の方は、会議でもいつも手厳し指摘をされる。
NPOの場合は成果評価ともにプロセス評価も大きな割合を占めるから・・・と反論するが
プロセス評価を実際行っているわけでもないし、方法も明確でない。
それで希望が見出せるかと、「協働事業評価」には期待した。

愛知県の社会活動推進課と、横浜市協働推進課の取組み事例発表
まだまだ試行錯誤の段階
他にも自治体独自での取組み事例はすでにいくつもあるようで、驚いた。
内容はとてこて、その心意気はいいなあと思った。
ただ正直、新たな評価作りは時間と労力の無駄のような気がした。
どこでも行政評価ってやっているし、それとリンクした方が用途が広いような気もする。

受益者特定もむずかしい。
サービスを直接受けた人を受益者というのか
(公共サービスの場合)税金を支払う人までも受益者に含むのか
特定するにも、きちんとした理由づけと合意が必要になる。
(それは分けて考えるべきだと私は思うけど)

前に、政策評価の質的部分を問うための指標作りをしたことがあるが
質的評価の指標設定は、どの分野もとても難しい。
数値では示しにくい部分を、どのように客観値で示すか。


アメリカで初めて「評価」という授業を受けた。
NGO/NPOの評価法を自分で作成し、かつ実際評価を行うというものだった。
対象団体を見つける作業から始まり、リサーチに通う。
日本でも最近は実施されるが、教授、授業内容等の学生評価が当然のように行われていた。
もともと教育レベルをあげるために、アメリカでは「評価」の考えが進んだといわれる。
当時でさえ、評価には量的・質的両面のアプローチが必要なことは常識だった。
日本ではやっと、量的評価重視から質的評価もしなくっっちゃ、という傾向?

会社での業務評価、納得がいかなければボスにも激しく説明要求する。
発展途上国でも日本のプロジェクト評価はとても遅れていたけど
今はそんなことはないだろうか・・・


フォーラムで、「評価」という言葉がきついのではないかという話が出ていた。
なんでそんなくだらないことを気にするのか、私には不思議だった。
「評価」はフィードバックして、次への改善につなげていく大切なものであるから
変に曖昧にする必要はないと思う。
報酬だって評価といえるし
投資に見合ったものかどうかは、シビアに見極める必要はあると思う。
NPO(行政も)もふわふわしたものを好む点では、お互い似ているのかも。
外部評価とか、年度末でよく耳にする。
「くれぐれも身内でやらないでね」といいたい。

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by roman-tan | 2008-02-22 14:33 | NPO法人