2008年 02月 22日
評価
「評価法」には昔から興味があるので
一昨日のフォーラム、「協働事業の評価」分科会は楽しみにしていた。
企業は成果主義だから、利潤が評価となり単純明快だろう。
企業出身者の方は、会議でもいつも手厳し指摘をされる。
NPOの場合は成果評価ともにプロセス評価も大きな割合を占めるから・・・と反論するが
プロセス評価を実際行っているわけでもないし、方法も明確でない。
それで希望が見出せるかと、「協働事業評価」には期待した。
愛知県の社会活動推進課と、横浜市協働推進課の取組み事例発表
まだまだ試行錯誤の段階
他にも自治体独自での取組み事例はすでにいくつもあるようで、驚いた。
内容はとてこて、その心意気はいいなあと思った。
ただ正直、新たな評価作りは時間と労力の無駄のような気がした。
どこでも行政評価ってやっているし、それとリンクした方が用途が広いような気もする。
受益者特定もむずかしい。
サービスを直接受けた人を受益者というのか
(公共サービスの場合)税金を支払う人までも受益者に含むのか
特定するにも、きちんとした理由づけと合意が必要になる。
(それは分けて考えるべきだと私は思うけど)
前に、政策評価の質的部分を問うための指標作りをしたことがあるが
質的評価の指標設定は、どの分野もとても難しい。
数値では示しにくい部分を、どのように客観値で示すか。
アメリカで初めて「評価」という授業を受けた。
NGO/NPOの評価法を自分で作成し、かつ実際評価を行うというものだった。
対象団体を見つける作業から始まり、リサーチに通う。
日本でも最近は実施されるが、教授、授業内容等の学生評価が当然のように行われていた。
もともと教育レベルをあげるために、アメリカでは「評価」の考えが進んだといわれる。
当時でさえ、評価には量的・質的両面のアプローチが必要なことは常識だった。
日本ではやっと、量的評価重視から質的評価もしなくっっちゃ、という傾向?
会社での業務評価、納得がいかなければボスにも激しく説明要求する。
発展途上国でも日本のプロジェクト評価はとても遅れていたけど
今はそんなことはないだろうか・・・
フォーラムで、「評価」という言葉がきついのではないかという話が出ていた。
なんでそんなくだらないことを気にするのか、私には不思議だった。
「評価」はフィードバックして、次への改善につなげていく大切なものであるから
変に曖昧にする必要はないと思う。
報酬だって評価といえるし
投資に見合ったものかどうかは、シビアに見極める必要はあると思う。
NPO(行政も)もふわふわしたものを好む点では、お互い似ているのかも。
外部評価とか、年度末でよく耳にする。
「くれぐれも身内でやらないでね」といいたい。
一昨日のフォーラム、「協働事業の評価」分科会は楽しみにしていた。
企業は成果主義だから、利潤が評価となり単純明快だろう。
企業出身者の方は、会議でもいつも手厳し指摘をされる。
NPOの場合は成果評価ともにプロセス評価も大きな割合を占めるから・・・と反論するが
プロセス評価を実際行っているわけでもないし、方法も明確でない。
それで希望が見出せるかと、「協働事業評価」には期待した。
愛知県の社会活動推進課と、横浜市協働推進課の取組み事例発表
まだまだ試行錯誤の段階
他にも自治体独自での取組み事例はすでにいくつもあるようで、驚いた。
内容はとてこて、その心意気はいいなあと思った。
ただ正直、新たな評価作りは時間と労力の無駄のような気がした。
どこでも行政評価ってやっているし、それとリンクした方が用途が広いような気もする。
受益者特定もむずかしい。
サービスを直接受けた人を受益者というのか
(公共サービスの場合)税金を支払う人までも受益者に含むのか
特定するにも、きちんとした理由づけと合意が必要になる。
(それは分けて考えるべきだと私は思うけど)
前に、政策評価の質的部分を問うための指標作りをしたことがあるが
質的評価の指標設定は、どの分野もとても難しい。
数値では示しにくい部分を、どのように客観値で示すか。
アメリカで初めて「評価」という授業を受けた。
NGO/NPOの評価法を自分で作成し、かつ実際評価を行うというものだった。
対象団体を見つける作業から始まり、リサーチに通う。
日本でも最近は実施されるが、教授、授業内容等の学生評価が当然のように行われていた。
もともと教育レベルをあげるために、アメリカでは「評価」の考えが進んだといわれる。
当時でさえ、評価には量的・質的両面のアプローチが必要なことは常識だった。
日本ではやっと、量的評価重視から質的評価もしなくっっちゃ、という傾向?
会社での業務評価、納得がいかなければボスにも激しく説明要求する。
発展途上国でも日本のプロジェクト評価はとても遅れていたけど
今はそんなことはないだろうか・・・
フォーラムで、「評価」という言葉がきついのではないかという話が出ていた。
なんでそんなくだらないことを気にするのか、私には不思議だった。
「評価」はフィードバックして、次への改善につなげていく大切なものであるから
変に曖昧にする必要はないと思う。
報酬だって評価といえるし
投資に見合ったものかどうかは、シビアに見極める必要はあると思う。
NPO(行政も)もふわふわしたものを好む点では、お互い似ているのかも。
外部評価とか、年度末でよく耳にする。
「くれぐれも身内でやらないでね」といいたい。
by roman-tan
| 2008-02-22 14:33
| NPO法人