アビシュカール

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ネパール語で「発見」

簡易裁判

ロス疑惑が再発して、裁判とか判決とかの適応範囲は国内だけということ
世の中グローバル化といいながら、法律はそうでもないらしい。

裁判という言葉がちょっと身近になった。
昨年、訴訟をおこした、といっても簡易裁判の代理人として。
裁判てどういうものか、勉強になるかなという軽いノリと
それ以外、解決の方法は見当たらなかったからだ。
当事者ほど深刻ではないし、原告に何の非もないし
金額もたいしたことない小さな事件、というのも大きな理由だった。

しかし、裁判を回避するための関係者との何度かの話し合い
内容証明送付、訴状作成など初心者にはかなり面倒な作業だった。
結局、訴訟―強制執行というシナリオで行くことにした。
公的相談窓口にも出かけたが、あまり役に立たなかった。
本やネットで調べたり、簡易裁判所で教えてもらえて助かった。
弁護士には一度も相談していない。
裁判所へ行ったのも生まれて初めてだった。

簡易裁判というのは流れ作業で行われている。
法廷も映画で見るのと同じ、傍聴席で前の裁判も見学できる。
私の被告は答弁書も提出せず、出廷もしないので、勝訴がきまった。
でも、判決というのは紙きれにすぎない。
強制執行申立ては、執行官に行わなければならない。
ここまでもいろいろ手続きがある。

次のステップは強制執行
初めてお目にかかり、お世話になった執行官
後姿に凄みのあるお方、修羅場を見てきたことを肩が語っていた。
たった一人でここまで辿り着いた私を哀れに思ってか、親切だった。
全ての展開が初めてなので、スリルがあっていつもドキドキ
携帯に裁判所や執行官から電話があるだけで、最初は緊張しっぱなしだった。
強制執行の現場も体験した。
やってみるとたいしたことない。

感想は
①簡易裁判(単純なら)なら自分でできる(焦点は絞って、作戦は考える必要はあるけど)
②世の中にはくだらない事件がなんと多いことか
③もう二度と裁判などはしたくはない(一度はいいかもしれない)
④泣き寝入りはしないほうがいい
⑤裁判費用そのものは高くない(弁護士費用が高額)が、強制執行には費用がかかる
(私の場合は、90%くらいは回収できたけど・・・恵まれたケースだと思う)
⑥内容証明を送ってから、強制執行が終わるまで7ヶ月かかった。
これは最短時間の方だと思う。仕事をしながらだと、けっこうたいへん

相手や、こういう状況を作る原因となった人間に対しては
あまり感情的なものはなくて
ただただ、裁判というプロセスをこなしていくことで精一杯だった。
だからというわけではないが、誰とも全くしこりが残っていない。

誰が悪かったのか?
単に、『不幸な状況』だったのかもしれない。
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by roman-tan | 2008-02-28 18:38 | 発見