アビシュカール

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ネパール語で「発見」

CO2吸収認証制度

日本は京都議定書で求められる6%削減のうち
3.9%相当を、森林による二酸化炭素(CO2)吸収で賄おうとしている。
しかし、現状は2.6%にとどまる。

森林再生と地球温暖化を結びつけた高知県の「協働の森づくり事業
この事業で注目すべきは
公的機関が森林によるCO2吸収量認証し、証書を発行する点にある。
これまでにも民間企業によるCO2吸収量証書はあったけれど
やはり行政による証書の方が社会的信用度は高くなり、流通しやすい。
CO2吸収量の算定(高知県HPより)
算出式(IPCCの国際的なガイドラインに即する)
《1haあたり吸収量(t-CO2/年》
(蓄積増分)×(拡大係数)×(容積密度)×(炭素含有率)×(二酸化炭素換算係数)
蓄積増分:haあたりの森林の年間成長量(m3)(「幹」のみの量)
拡大係数:成長量(「幹のみ」)に枝・根の成長量を加算補正するための係数
容積密度:成長量(体積)を乾燥重量に換算するための係数
炭素含有率:乾燥重量に占める炭素の(C)の比率
二酸化炭素換算係数:算出された炭素(C)量を二酸化炭素量(CO2)に換算するための係数

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協賛企業にとっては、CSR(企業の社会的責任)活動の効果を数値化できる。
締結事例(パートナーズ協定)を結ぶ企業は24に及ぶ。
話題性のあった"more trees"もある。

これをもっと応用したものがカーボンオフセットということになるだろうか。
カーボンオフセット会社日本でのサービスを開始した。

公的機関が証書を出すなど、行政の関わりがあれば
このシステムはもっと普及すると思う。
荒廃した森林を再生するには
単に県民から税金(森林づくり県民税)を集めるだけでなく
高知県のような仕組みづくりが大切だと思うけど・・・・
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by roman-tan | 2008-03-09 17:28 | 森林