アビシュカール

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ネパール語で「発見」

”Nepal's Maoists gain first seats ”

Nepal's Maoists gain first seats (BBC News)
4月10日に実施されたネパール制憲議会選挙
マオイストが健闘している(まだ日本のニュースでは出てないよ)。
元アメリカ大統領ジミーカーターが選挙のオブザーバーということだ。
"It's been somewhat embarrassing to me and frustrating to see the United States refuse among all the other nations in the world, including the United Nations, to deal with the Maoists, when they did make major steps away from combat and away from subversion into an attempt at least to play an equal role in a political society".
マオイストの台頭からここにたどりつくまで、多くの犠牲があった。
マオイストといっても、中国共産党のようなイデオロギーではないと思う。
貧困・差別に身動きがとれず苦しむ人々の叫びに近いような気がする。
ヒンズー教は国教ではなくなるし
国王はいなくなる。
マオイストの治安悪化によって、経済成長率はマイナスが続いた。
この埋め合わせができるだろうか。
またネパールは、どんな国になっていくのだろう。

これまでの経緯
2007年12月28日 第三次暫定憲法改正
2008年1月11日  閣議で4月10日に制憲議会選挙を実施決定
暫定憲法のポイント
●国王は国政に関与する如何なる権利をも有さない。
●首相は国政及び行政に関する全ての事項に関する決定権を有する。
●閣議は行政決定権、判決の執行状況を監視する権限、大使等の任命権限を有する。
●暫定議会は330議席(209=現上下両院議員、73=マオイスト、48=市民社会)
●制憲議会は497議席(小選挙区=240、比例代表=240、閣議推薦=17)
2008年1月10日の内閣改編後の主要閣僚ポストと所属政党(数字は閣内序列)
●首相(兼国防相)  ギリジャ・プラサド・コイララ((1)コングレス党)
●平和・復興大臣  ラム・チャンドラ・ポーデル((2)コングレス党)
●外務大臣  サハナ・プラダン((3)共産党UML)
●情報・通信大臣  クリシュナ・バハドゥール・マハラ((4)マオイスト)
●財務大臣  ラム・シャラン・マハット((7)コングレス党)
●内務大臣  クリシュナ・プラサド・シタウラ((9)コングレス党)
*コングレスは保守政党のこと
制憲議会選挙の合意23項目の合意のポイント
●制憲議会の初日の会合で連邦民主共和制へ移行する。
●制憲議会の議席数を601とし、比例代表枠335、小選挙区枠240、閣議指名枠26とする。
●閣議指名枠には、選出されなかった少数派グループの代表を含める。
●マオイストは略奪した資産を1か月以内に返却し、徴税、強制献金及び脅迫行為を中止する。
●マオイスト兵の統合に関し、暫定憲法に基づき閣僚より構成される特別委員会が作業を開始する。
(外務省HP参照

追記:<ネパール>制憲議会選で毛派が第1党の勢い (4月12日 23時02分 )

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                 ライラック
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by roman-tan | 2008-04-12 17:09 | Nepal