2008年 04月 14日
エゾシカ
酪農大、GPSでシカ調査 コスト減、他動物へ応用研究(北海道新聞 4/13 7:45)
科学的な方法で確かだろうけど、シカが多くなりすぎてからということでたいへんだろうな。
静岡県は捕獲したシカで生息分布図を作成しているらしい。
それよりは正確はいうまでもないけど、お金がかかる。
エゾシカは単に北海道に住むシカのことなのか。
社団法人エゾシカ協会というのがある。
なんで社団法人なのかよくわからないが
とにかく「森とエゾシカと人の共生」を目的とするらしい。
真剣に取り組んでいるということだろうか(役員名簿)。
深刻なんだろうけど、ここのHP、なんか楽しい。
4月16日追記:静岡県について、メールをいただいたので補足
GPS調査に関しては、静岡県でも今年度予算取りをしたらしい。しかし、無傷での調査個体確保が困難。現在の県のシカ生息調査は、捕獲個体と糞粒による調査統計であるが、糞粒調査は少ない人手で実施しているため正確度が低い。
酪農学園大は網走管内西興部村で、衛星利用測位システム(GPS)を使って野生のエゾシカの行動を調査する実験に着手する。農作物などの食害防止が狙いだが、研究ではGPSなどの機器の小型化、省力化も目指しており、他の野生動物の調査への応用も期待されている。 実験に取り組むのは、金子正美教授(データベース設計)のグループ。総務省の補助金約二千万円を活用する。研究期間は来年度までの二年間。GPSを使った野生動物の調査はすでにあるが、一台三十万円から約四十万円と割高なことに加え、電池の重量などが課題。金子教授らは、電池の省エネ化や情報を記憶する媒体の小型化を図り、コストを半分程度まで減らすのが目標だ。 計画では、西興部村の周辺に太陽電池を使った中継局を二十四本設置し、数十頭のエゾシカの首に付けたGPSが発信する電波を受信し、エゾシカの位置情報を収集する。情報は酪農大のサーバーに集約し、地図上にシカの移動ルートを表示。シカが出没しやすい地域や時期を分析する。この記事、まず村内全戸に光ファイバーが敷かれているのに驚き。
西興部村は、村内の全戸に光ファイバーが敷かれており、村民はパソコンでシカの移動ルートをほぼリアルタイムに確認できる。同村は道内で唯一、村全域が鳥獣保護法に基づくエゾシカの「猟区」で、狩猟に適した場所を探しやすくなるメリットも生まれそうだ。
GPSを使ったエゾシカの生態調査は、道環境科学研究センターなどが釧路市阿寒町と釧路管内白糠町で二〇〇二年度から四年間実施。二十四時間態勢の監視により、繁殖地と越冬地を数十キロにわたって移動することが判明したが、費用の問題から大規模な調査は実現していない。金子教授は「小型化に成功すれば、アライグマなど他の野生動物にも利用できる」と話している。
科学的な方法で確かだろうけど、シカが多くなりすぎてからということでたいへんだろうな。
静岡県は捕獲したシカで生息分布図を作成しているらしい。
それよりは正確はいうまでもないけど、お金がかかる。
エゾシカは単に北海道に住むシカのことなのか。
エゾシカは北海道全域に分布し、ニホンジカより大きい。シカ被害は全国中で深刻ということだ。
1990年代より個体数の爆発的増加
牧草地の被害拡大、交通事故や鉄道事故を誘発
斜里や羅臼等の市街地にも出没、特に樹皮食い被害が顕著
エゾシカの写真
社団法人エゾシカ協会というのがある。
なんで社団法人なのかよくわからないが
とにかく「森とエゾシカと人の共生」を目的とするらしい。
真剣に取り組んでいるということだろうか(役員名簿)。
深刻なんだろうけど、ここのHP、なんか楽しい。
4月16日追記:静岡県について、メールをいただいたので補足
GPS調査に関しては、静岡県でも今年度予算取りをしたらしい。しかし、無傷での調査個体確保が困難。現在の県のシカ生息調査は、捕獲個体と糞粒による調査統計であるが、糞粒調査は少ない人手で実施しているため正確度が低い。
by roman-tan
| 2008-04-14 13:36
| シカ被害