アビシュカール

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ネパール語で「発見」

民族主義と愛国心

長野での北京オリンピックの聖火リレーの模様をニュース見て
あの真っ赤な中国国旗とチベットの旗の対立
チベット問題ってそういう構図だったかな。
中国という国と、チベット国家間の問題ではなくて
漢民族とチベット民族の対立ではなかったのだろうか。


中国政府による冷酷なチベット弾圧は、民族紛争といった方がわかりやすい。
多民族国家である中国の多数派漢民族とチベット民族の対立
チベット問題に関しては、なかなかしっくりくる記述がなかったのだけれど
納得できるものとして
北京五輪チベット騒動の深層 田中 宇
ナショナリズム(民族主義)と、ナショナリズム(国家主義)


たまたま今日、ネパールの貧困の原因は
民族意識や愛国心の欠如によるものだから
まずその意識教育が必要では?という話
日本人からすれば、ネパール人は愛国心の薄い人間たちと思われたようだ。

民族主義とナショナリズムは必ずしも同じではない。
ネパールには約61のエスニックグループがあるといわれる。
日本のように大多数が日本人である場合は、民族主義が愛国心につながりやすいけれど
多民族国家は一部が権力を持ち、他に圧力をかけることで統一がとれる。
まとまっているようにみえる。

アフリカでの民族紛争も、ネパールのまとまりのなさも単に原始的だということではない。
パレスチナのいつまでも断ち切れない「怒りの連鎖」も
多民族国家の苦悩、理解するには日本人には難しいのかもしれない。
日本人は、日本ではいつも力のある多数派だったから。

Joshua Projectというサイトの民族関係は、ネパールの部族についても詳しい。
例えば、Majhi(マジ)は川の近くに住み魚を採って食べる部族
そんなマイナーなのも検索可能だ。
キリスト教関係のサイトだろうか。
昔から世界への布教活動のために、教会はけっこう情報量が多い。
日本のアイヌや南方系の民族も分類化されている。

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伝統的に暮らす人々がまだ多いコミュニティーを
日本の価値観で判断してはいけないこと
うまくわかってもらうのはとても難しい。
本当はご自分で見つけてほしいけど・・・・
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by roman-tan | 2008-04-27 21:13 | Nepal