アビシュカール

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ネパール語で「発見」

般若心経とサンスクリット

葬儀や法事の時しかお経は聞いたことがなくて
それも、何となく聞いているだけで
サンスクリット語がそのまま入っている、程度の認識だった。

たまたま般若心経の話をちゃんと聞いてみて見つけた「なるほど」

「般若心経」は
正式には「摩訶般若波羅蜜多心経(まかはんにゃはらみったしんぎょう)」といい
「摩訶(まか)」は、サンスクリット語(梵語 संस्कृत)のmah(マハ)の音写で
優れていること、大きいこと、偉大なことの意味
「般若」とは、サンスクリットのprajnaの音写で
あらゆる存在をあるがままに全体的に把握する知恵を意味するということ。
また、サンスクリット語で書かれた般若心経の原本
現在インドにも中国にも東南アジアにもなく
唯一、日本の法隆寺にその写本が残っているということ。
般若心経にはサンスクリットの音写したものがいくつか出てくる。
般若(はんにゃ-)とはप्रज्ञा; prajñā プラジュニャー(智恵)の音写
つまり、「知恵を成就せよということらしい。」

今では誰も話さないサンスクリット語だが
そこから派生したヒンズー語、ネパール語では
偉大なという意味の「マハ」は現在も使われているし
文字は同じデーヴァナーガリー( देवनागरी=都市の文字)だから
読むには読めるけど、単語や文法が異なる。

「智慧」はインドの言葉では女性名詞であり
「智慧」によって仏が生まれるということから
観音菩薩も「智慧の女神」信仰と関係があるとか・・・


日本のお経って、聞いていると
不謹慎だけど、クスっと可笑しくなるようなところがあるのは
サンスクリット語と日本語の奇妙な組み合わせのせいかもしれない。


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by roman-tan | 2008-07-03 20:40 | Nepal