アビシュカール

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ネパール語で「発見」

NPOの経営状態

最近、NPO法人のお金絡みの話しをよく耳にする。
お金まわりが良いのは介護保険がらみの福祉関係だけど
多くのNPO法人の経営状態はよくない。

NPO会計とかファンド・レイジング関連のサイトや講座もあるけれど
そういう話以前の問題点がかなり多いような気がする。

たとえば
1.休眠中のNPO法人がかなりある。
  毎年の報告義務は果たしているけれど、事業実績が0という法人
2.NPO法人として、決算書は全ての事業を含むべきなのに
  委託事業や指定管理事業を別会計にして報告しない。
  当然、指定管理事業は独自会計だけど、NPO法人としては含めないといけない。
  ひどいと粉飾決算したりする。
3.事業当事者に事業会計の内容を公開しない。
  ひどい場合は、公開請求しても拒否(これはかなり問題)
4.多額の借入れ金、返すあてがあるのだろうか。
5.行政との既成関係から委託事業をNPO法人がいくつも受託し
  実際の事業は関連会社が実施する場合
  お金の流れはスムースでNPO法人の会計も問題はない。
  関連会社でうまくお金を稼ぐと・・・
  このパターン、意外とあるけど、ちょっと疑問を感じている。

事業化しにくいものもあるし、十羽ひと絡げで言ってはいけないけれど
法人化する必要性が本当にあったのかと思う。

行政が事業を指定管理者に任せたくて
NPO法人化を勧められる場合も、最近多い。
交渉下手で、行政の思惑通りに契約を結ばされて
ワーキング・ポアを輩出するだけの結果になりそうなケース

NPO法ができて10年
NPO法人が市民権を得たような気もするし
法整備が不充分なNPO法で、首を絞められた点も多いように思う。
解散話、のっとり話もチラホラと・・・


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            冬に赤い実をつける万両の花
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by roman-tan | 2008-07-12 16:57 | NPO法人