アビシュカール

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ネパール語で「発見」

鳥獣対策と鳥獣害対策

ニホンジカへの対策が自治体によって異なる例として
高知県と静岡県の比較がわかりやすいというご指摘があったので・・・

高知県は政策企画部鳥獣対策課
野生鳥獣の保護、狩猟の適正化、有害鳥獣による農林業被害等の軽減などに取り組む。
静岡県は産業部農業振興室鳥獣害対策
農作物の農被害対策
なるほど、スタートラインがもともと違っている。
「害」がつくかどうかが鍵かも・・・・

高知県は鳥獣の保護と管理を包括的にとらえてシカ被害に取りくむ。
「保護」と「管理」、状況に応じてその優先順位を考えるのだろう。

静岡県は、環境保護、森林、農作物と縦割り行政の中で分業化されているから
シカ対策も農作物被害対策として捉えている。
こういう状況下では、「保護」と「管理」の連携が難しいのは理解できる。

高知県のシカ被害も、伊豆半島のシカ被害も深刻さは同じようだけど
●シカ個体数調整事業
●シカ肉事業化支援事業など、高知県の対策はより実際的だと感じる。


このような違いは
危機感、優先順位、政策立案者の知識・研究・熱意の違いによるものなのか。
静岡県の切り取られた一片のようなシカ対策には
実際にシカと向き合う人たちにとっては、信頼できない政策なんだと思う。

静岡県は、空港作への呆れるほどの熱意のおかげで
福祉関係やその他の予算・人材が大幅にカットしている。
HPを見た限りだけど
シカ被害の深刻さに対しても手薄な対応という印象なのも・・・・・空港のせい?


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by roman-tan | 2008-07-27 16:06 | シカ被害