アビシュカール

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ネパール語で「発見」

鶏頭(ケイトウ)

ケイトウを、鶏頭(鶏の鶏冠)と書くことにずっと気づかなかった。
私にとっては印象の薄い花だったかもしれない。

最近は可愛いタイプのケイトウが多いけれど
元祖鶏頭は、かなり情熱的な花
秋さらば 移しもせむと 我が蒔きし
    韓藍〈からあゐ〉の花を 誰れか摘みけむ
(万葉集)
          
 「秋になったら移し染めにしようと私が蒔いたからあいの花(ケイトウ)の花を
誰が摘んでしまったのだろう」
この歌の意味は
「秋になったら、私がこれと見込んだ男と結婚させようと思っていた娘。その娘に男が出来てさらわれてしまった」という、思惑のはずれた親の哀感
または
「折を見て妻にしようと、かねてから目を付けていた娘。その娘をほかの男に横取りされてしまった」という、失恋男の悲哀

ケイトウは若い女性に喩えられることが多かったそうで
なかなか情熱的な思いが込められている花だったんだ。

ひゆ科、学名 Celosia cristata
Celosia(セロシア)は、ギリシャ語の「keleos(燃やした)」が語源
花の燃えるような赤い様子から。
熱帯アジア原産。日本には万葉時代にはすでに渡来
花言葉は「おしゃれ」(鶏冠鶏頭) 「個性」(槍鶏頭)
花ひとつで色々な物語があって楽しくなる。

まだまだこれから、大きな花になると思うのだけれど
待ちきれなくて・・・・

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                          マヤも若い娘、さしあたり黒ケイトウか・・・・・
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by roman-tan | 2008-08-16 12:14 | 庭の植物