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アビシュカール

alpinetaro.exblog.jp

ネパール語で「発見」

タコス

久しぶりにタコスを食べることができて大喜び。
日本にはもう長いという女性が
前もってトルティーアを何枚も焼き、巻き込むお豆や鶏肉もして準備してくれた。
身近にメキシコ・レストランがないので、久しく食べてなかったタコス
美味しかった!

メキシコのタコスとアメリカのタコスは異なる。
カリフォルニアでもメキシコ人ばかりが住む街の
メキシコ人ばかりが行くレストランに行けば本場モノが安く食べれた。

ハードタコはアメリカ・タコスで
タコ・ベルみたいなフランチャイズもメキシコ人から見たらタコモドキ


タコスを食べることができた理由は「外国人による日本語スピーチ大会」
よくある「日本語スピーチ大会」、どうも抵抗がある。
異なった言葉や文化の中での暮らしがたいへんなことも知っているし
海外で日本語を教えたこともあるのだけれど
こんなことやっているの、日本くらいじゃないの?
「外国人によるネパール語スピーチ大会」なんてなかった。

個々に、日本語習得してるなって感心して褒めたりすることはあるけれど
公に並べて、「外国人なのにこんなに日本語がお上手、すごいわ」と
みんなで手を叩く感覚が、なぜか私は恥ずかしい。
日本語を教える仕組みを作ることはとても必要なんだけど・・・

ミラノに長く住んで仕事もバリバリして、フランスにも住んだことがあるという友人が
「大人度」について話してくれた。
フランス人はフランス語を話すことを要求して厳しいけれど
だからこそ対等な扱いをしてくれるという。
イタリア人は、珍しいパンダが来たよっといつも調子がいいけれど外国人扱いが続く。
良い意味でも悪い意味でも、イタリア人はいつまでたっても子どもみたいな心
フランス人の方が大人のような気がする。
ミラノで長く仕事をしたけれど、胃に穴があきそうだったという彼女の話。

日本に住むネパール人だけの団体
ひとりが病気になり、ネパールへの帰国費用が必要になった。
日本人は親切だから、いえばすぐお金は集まると思ったけれど
ネパール人だけで、少しずつでもお金を出し合って助けた。
自分たちでできることは自分たちですると。


異文化に出会うことは、ホントは刺激的で楽しいプロセスで
自ら開拓していく苦労は貴重な経験となるはず
そんな機会を助けと称して、そんな簡単に奪ってもいけない。
by roman-tan | 2008-10-06 16:07 | NPO法人

by roman-tan