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アビシュカール

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ネパール語で「発見」

わな猟免許

わな猟による狩猟も免許が必要であり、銃を持たない狩猟
狩猟というと銃による攻撃的なイメージが強いけれど
わな猟は防御を主目的とした狩猟の一種。

農家が自分の農作物を守るために、この免許を取得する人が増加しているという。
自給のための農作物を、特にイノシシから守るためにわなを仕掛ける。
自己防衛のための狩猟であり、止む得ず免許を取得

参考:狩猟免許取得までの道のり

4~5年前くらいから、シカやイノシシが急激に増加しているという。
電気柵などで囲いをしても、学習能力があるイノシシは
電線をよけて電柱を倒して畑に進入するそうだ。
またジャンプも得意なイノシシは食欲旺盛で、何を食べてそんなに大きくなったのか
120㎏のイノシシがわなにかかったこともあるそうだ。
「お相撲さんが罠にかかったと思ってください」
イメージ的にはそうなるらしい。
また、イノシシが海で泳いでいたこともあるそうだ。
海水浴でもなかろうけど、海岸線までイノシシがやってくる。

高齢化が進み、休耕田や畑の手入れができず草だらけになる。
そこはイノシシのいい住処となって、イノシシは平地に住みつき農作物を襲う。
悪循環が続き、どんどんイノシシは増え自然は荒れ果てる。
今日伺ったお話は
森林での被害とはまた別の形のシカ・イノシシ被害と対策。

わな猟免許_f0077807_2102490.jpgわなによる捕獲なので
基本的にイノシシの生け捕り
捕獲者が止めを刺し、食する。
スペインのイべリコ豚が美味しいのは
ドングリを餌としているからだそうだ。
南伊豆町のイノシシも
ドングリをいっぱい食べているそうだ。

イベリコ猪で売り出せるかもしれないって笑ってもいられない現実だけど
前向きなことを考えていかないと、ちょっと辛いなと思った。
by roman-tan | 2008-11-26 21:11 | シカ被害

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