アビシュカール

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ネパール語で「発見」

カテゴリ:森林( 62 )

生物多様性の経済学/TEEBの最終報告書が画期的
英語版

でもTEERだけじゃないようという話

TEEBだけじゃない生態系サービスの経済便益評価

環境ビジネスといいながらも
自然保護とかの話になると
なんか勝手な自然志向(嗜好)みたいな受け取られ方が多いような気がするので
経済的な評価を出してくれると誰にもわかりやすい。
感情的な動物保護運動もうっとうしい。
ただ、算出方法かがイマイチわかりにくいけど。

日本の自然も経済便益評価をしてくれるといい。
森林を今保護しないと
土砂崩れによる損害がいくらだとか。
日本での取り組み


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by roman-tan | 2010-10-25 18:05 | 森林

「日本列島」~森~

昨夜のNHKの番組、「日本列島」~森~

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3年間かけて撮影したというだけあって
日本の自然が本当に美しかった。

 日本の7割が森であること
 ヒマラヤ山脈が今の半分の高さだったら、こんなに豊かな森は日本には存在しないこと
 本来ならこの緯度には砂漠が多く存在すること
 日本の紅葉は世界一美しいといわれること
 その理由は豊かな植生にあること
 豊かな植生と生物多様性

こじんまりとした宝箱って感じがする。
明日から開催されるCOP10の影響か
今年は生物や自然のいい番組が多くてうれしい。


お天気が急によくなってきた。
お茶の花とマコモの花が咲いていた。

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by roman-tan | 2010-10-10 13:47 | 森林

お店で見かけるようになると
毎年送ってくださる方がある筍。

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採れたてなんだろうなと思うほど新鮮だ。
筍ってイネ科とういうのが不思議な気がする。

日本では色々ないただき方があるが
欧米人て、筍って食べるのだろうか。
中華料理、タイ料理ではお馴染みで
ネパールのタルカリで食べたこともあるが
アメリカでは食べたことがなかった(山沿いに暮らしてなかったこともあるけど)。

春は野草が美味しい季節でもある。
ノビルの塩昆布和え
タラの芽、甘草の芽、ヨモギの天麩羅は特にお気に入り。
でも、毎年思う。
これらの野草を最初に食べた人
食べ物がなかったのか、勇気があったのか・・・・
どうして食べようと思ったのか・・・不思議だ。
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by roman-tan | 2010-04-17 22:18 | 森林

全国植樹祭と全国育樹祭

全国植樹祭全国育樹祭の区別、知らなかった!
全国植樹祭は、過度の森林伐採により戦後荒廃した国土の復興をめざし1950年に山梨県で開催後毎年春に全国各地で開催。天皇・皇后による「お手植え・お手まき」行事、県内外の参加者による記念植樹、国土緑化運動ポスターコンクール等の表彰行事、大会宣言が行われるのが恒例。主催者は、国土緑化推進機構と開催都道府県。
全国育樹祭は、1977年以来、全国各地からの参加を得て、皇太子同妃両殿下によるお手入れ(全国植樹祭において天皇皇后両陛下のお手植え・お手播きにより成長した木の枝打ち等)や参加者による育樹活動等を通じ、国民の森林に対する愛情を培うことを目的に毎年秋開催。主催者は国土緑化推進機構と開催都道府県。
主催者である林野庁所管の社団法人国土緑化推進機構
緑の募金はじめ緑化キャンペーンを担っている社団法人で
役員報酬規定によると
専務理事の年収は1400万円、常務理事の年収は1200万円
林野庁の天下り団体であるのは周知の事実。

森林の大切さを啓発する植樹祭とか育樹祭らしいけど
植樹祭の跡地へ行ってみて、本当に必要なんだろうかと思った。
天皇の行幸路にふさわしく、山林を切り開いて造られたすばらしい道路は
いつ行ってもそれ程車の通りは激しくない。
公園のトイレも周りに不釣合いなほどに立派だ。
フェンスで囲われた健やかな樹木と、周りの山の荒廃度が対照的だ。
イベントのために費やされた費用はいかほどで
それに見合った効果が出ているのだろうか。

その植樹祭跡地で、今年育樹祭が開催されるという。
ブラックジョークかと思った。
不思議なイベントだと思う。
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by roman-tan | 2010-03-10 20:59 | 森林

凍土が融けた

凍土減り新たな植物 気温上昇の富士山頂 静岡大調査で確認
(共同 1月22日)
コケ類以外は繁殖が困難とされる富士山頂(3776メートル)で永久凍土の減少が進み、約20年前には確認されなかったイネ科などの植物も生育していることが22日までに、静岡大の増沢武弘教授(植物生態学)らの調査で分かった。
 増沢教授は「富士山頂の気温が上昇していることと関係しているのではないか」としている。
 増沢教授によると、調査は昨年8月下旬に実施。1998年に永久凍土が確認された山頂付近、標高3700メートル以上の約100地点で深さ30~70センチの穴を開け、温度センサーで計測。より深い場所の温度を推定するなどした結果、凍土が確認できない地点が複数あった。
 富士山南側斜面の凍土の下限は、76年調査では平均標高3100メートル、98年は3200メートルだったが、2009年はさらに上昇し、山頂付近でも部分的に消失しているとみられるという。
 今回、山頂で調べた結果、約20年前の別の調査ではみられなかった種子植物のタカネノガリヤス(イネ科)やイワツメクサ(ナデシコ科)が確認された。通常は標高2500メートル付近に分布している植物という。
 山頂は栄養分や水分が乏しい火山性土壌の上、低温や強風、紫外線にさらされるため、生育しているものの多くはハイイロキゴケなどの地衣類やコケ類で、種子で繁殖する植物(種子植物)の定着は困難とされていた。
ここにあるイネ科のタカネノバリヤスというのはどんな植物だろう。

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(写真出典: http://jusa.sakura.ne.jp/zukan/takanenogariyas.html)

ニュースによれば、富士山頂の温度が上昇したと考える。
20日にはこんなニュースもあった。
ヒマラヤの氷河は本当に消失するのか?(10/01/22)
地球温暖化の影響でヒマラヤの氷河が2035年にも消失する――国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が第4次報告書に盛り込んだ衝撃的な記述が誤りだったことが判明した。科学的根拠を確認する手続きに不備があった。
こちらは単に報告書作成に関して初歩的ミスがあったらしい。
「報告書を取りまとめた第2作業部会には氷河研究の専門家がおらず、学術的な価値がないWWFの資料を引用していいのかという議論が、氷河研究者の中にはあった」
IPCCの権威もかなり失墜しているみたいだけど
富士山のタカネノバリヤス発見は、温暖化の証明といえるのだろうか。
こんなニュースもあったけど
ブータン・ヒマラヤの氷河湖(08/03/27)
15年で面積45%拡大――エヴェレスト周辺で融ける氷河<2>(07/08/23)

お金になる環境ビジネスのために、不安を煽られている気がしないでもない。
ありのままの事実を、正確な解説で報道してほしいけど
報道関係とか、政治家とか
統計(特にアンケート等)や数字を正しく読んで知らせていないのではないか。
またそれに私たちは騙されやすいのではないか。
そうならないために、もっと数字に強くならなくてはいけない。
そうそう数字に関するこんな話
いちおう理系だった私も同感だけど
数学に恐ろしく強い人が力説をしていたことを思い出した。
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by roman-tan | 2010-01-24 19:48 | 森林

視察

この数日間に、偶然にも対照的なお二人にお会いした。
分刻みのスケジュールをこなす与党の政治家と
夏に落選してしまった野党の元大臣経験者。

どちらの人物も立派な方だと思うけれど
置かれた立場による大きな違い、選挙に勝ったか負けたか。
政治家は選挙に勝たなくては何も語れない。
勝つためには崇高な政策話より、いかに人に受け入れてもらえるかを思案する。
かつては立派な法案に関わった方のそんな話は
選挙区民でない私が聞いていても、ちょっと切なかった。
求められる第三者としての意見はけっこう厳しいかも。

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昨日は久しぶりに小山(こやま)に登った。
そういえば退院後初めてのアウトドアだったけど、へっちゃらだった。

政治家に視察をしていただくため
ずっと秘書の方々と連絡をとって調整してきたけど
当日ドタキャンもありと聞いていたし
前日も新たな秘書から変更連絡が入ったり
政治家の秘書は金太郎飴みたいだと思った(次から次へと出てくる)。
どの秘書がトップなのか不明なので、最終案内に従う結果になる。
でも一番驚いたのは本当に視察に来てくださったということ。
地元の行政マンでさえ見に来てくれない所に
本当に分刻みにお忙しい中、東京から朝早く一人でやって来て
寝ぼけ眼で公園トイレで着替え、移動の車中で資料を読んで山登り。
的を得た質問、応答でその真剣さが伺えた。
もちろん、選挙活動の一部でもあるかもしれないけど
こんな姿、誰からも感謝の気持ちは自然に湧いてくる。

これからどうなるかも見ものなんだけど
活動報告をしているブログ、今日のアクセス分析を見ていたら
農水省からのアクセスがあった・・・偶然?
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by roman-tan | 2009-12-24 20:13 | 森林

野生クジャク

日本に野生クジャクなんているのだろうか。

クジャクにソラマメの種を食べられてしまったという話。
何ゆえクジャクの仕業とするのか、その根拠を聞いてみたら
辺りにつがいでいるのを目撃した。
周辺の人たちもクジャク被害にあっている。
私は実際に見ていないのでちょっと信じがたい。
古くから日本にいる野生キジじゃないのと思ったりもする。
それとも、近くの動物園からの脱走クジャクか。
 クジャクはキジ科の鳥類で、中国から東南アジア、南アジアに分布するクジャク属2種とアフリカに分布するコンゴクジャク属1種から成る。通常クジャクといえば前者を指す。雄は大きく鮮やかな飾り羽を持ち、尾羽を開いて雌を誘う姿が有名である。最も有名なのは羽が青藍色のインドクジャクで、翠系の光沢を持つ美しい羽色のマクジャクは中国からベトナム、マレー半島にかけて分布する。コンゴクジャクはコンゴ盆地に分布し、長い上尾筒を持たない。
 羽は工芸品に広く分布されてきたほか、主にサソリ等の毒虫や毒蛇類を好んで食べるため益鳥として尊ばれる。さらにこのことが転じて、邪気を払う象徴として孔雀明王の名で仏教の信仰対象にも取り入れられた。クルド人の信仰するヤズィード派の主神マラク・ターウースは、クジャクの姿をした天使である。

クジャク(孔雀) ナショナルグラフィックス

インドには野生のクジャクがいた。
アメリカにも、オレゴン州に近い西海岸の山にも野生クジャクはいた。
日本に野生クジャクは存在するのか?
探してみたら、確かに存在したらしい。
こんな記事をみつけた。
宮古、石垣で野生化したクジャクが大繁殖
(2004年10月5日 asahi com.)

これは人為的に持ち込んでしまって繁殖したらしい。
5年前のできごと、今はどうなっているのだろうか。

野生鳥獣被害が深刻だけれど
もともと日本に存在している鳥獣と、国内に持ち込まれて野生化したものがある。
人為的に持ち込んだ野生動物の食害で有名なものにヌートリアがある。
最近ヌートリア被害もよく耳にする。
ヌートリアはいわば大ネズミ?カワウソ?
スペイン語でカワウソ(の毛皮)の意で
毛皮を取るために移入したものが野生化した。
植物にしてもそうだけど、グローバル化は生態系を崩すことも多い。

参考:野生化したヌートリアによる農業被害
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by roman-tan | 2009-12-19 20:03 | 森林
うすら恐い記事を見つけた。

日本の森が外国人に買われてしまう?(Jan Jan2009.11.16)

日本の森林にすでに外国資本が入っているという話、聞いたことがある。
アラブのお金持ちだっただろうか。
また中国、韓国で木材が近い将来必要になる。
そうなったら日本の山は、一気に丸坊主になってしまうという話も聞いたことがある。

「外国人に買われてしまいそうな日本の森」の話は、あちこちで生まれているのだろうか。
記事を読む限り、実際に起こりつつあることらしい。

山林を所有していても手入れができなかったり、二束三文だったり
売ってしまいたいと思っている人は多いのかもしれない。
それに、世の中不景気だし。

森林が林業という側面だけでなく、様々な機能があるということは案外知られていないし
どうでもいいと思っている人、結構多いような気がする。

中国の勢い、「前進あるのみ」みたいな貪欲さが恐い。
高度成長期のような日本みたいに、今度は日本に侵食してくるのだろうか。
考えすぎかもしれないけど、ちょっと恐い記事だ。

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by roman-tan | 2009-11-16 19:29 | 森林

ツルボ(蔓穂)

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山地の日当たりの良い場所に自生する。
別名、参内傘(さんだいがさ)
昔、公家さんの宮中参内時、供人がさしかけた長柄の傘に似ていたことに由来。
ツルボとは
球根の外皮をとるとつるりとした坊主頭に似ていて
「ツルボウズ」から「ツルボ」の名になったという。

球根にはデンプンが多く、昔から食されていた。
イノシシも大好き!
ユリ科だから納得。

薬用として
腰痛、ひざの痛み、打撲傷に効く。
すりおろした鱗茎を患部にすり込み塗布してガーゼでおさえる。

花言葉は
「あなたの死を悼む」、「風情のある」、「我慢強い」など
野の花は素朴でいい。
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by roman-tan | 2009-08-11 20:04 | 森林

生物多様性オフセット

「生物多様性オフセット」という考え方は
破壊した自然を別の場所で復元し、定量的な価値を同等にすること。
世界では生物多様性を定量的に評価する手法が既に導入され
定量化した生物多様性の価値をオフセット(相殺)されているという。

始まる生物多様性オフセット 生態系の価値を定量化して相殺(ECO JAPAN)を読めば
その仕組みが詳しくわかるが
簡単にいいえば
ある場所を開発して失なってしまった生態系の価値を定量化し
他の土地でその埋め合わせをしていく。

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●野生生物の生息地の価値を算出するHEP
評価すべき種に着目し、餌や繁殖地の関係などから、ハビタット(生息環境)の質(HSI)を算出する。質に面積を掛けて、ハビタットの価値を算出する。事業で失われる価値(ネットロス)とオフセットで得られる価値(ネットゲイン)が同じなら、ノーネットロスで事業による損失はゼロになる
出所:『HEP入門 ハビタット評価手続きマニュアル』(田中 章著)を参考に日経エコロジーが作成


理屈はとてもわかりやすいと思うけど
狭い日本でこんなこと、可能だろうかと思う。
他で埋め合わせができるほど自然に余裕がないような気がする。
大きく山を切り開いて建設した住宅地、道路
第二東名で大きく切り崩された山の生態系を、どこで埋め合わせできるのか。
日本でもショッピングセンターにピオトープという組み合わせはあるけれど
言い訳のためのビオトープという印象だった。

第二東名の工事の影響か
サルたちのの出現が増えたような気がするけど
市による鳥獣被害対策は聞いたことがない。
趣味程度の菜園なら被害も少ないけど
専業農家にとっては深刻な問題ではなかろうか。
そろそろトウモロコシが危ない。
お隣は、先日のおサルさんたちに全て食べられてしまったそうだ。
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by roman-tan | 2009-08-07 20:32 | 森林