アビシュカール

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ネパール語で「発見」

カテゴリ:シカ被害( 52 )

先日のパブリックコメント
高知県の「第10次鳥獣保護事業計画(案)等と比較してみた。

①鳥獣対策室が設置され、そこが保護事業計画を作成していること
高知県特定鳥獣(シカ)保護管理計画(案
高知県特定鳥獣(イノシシ)保護管理計画(案
同時にパブリックコメント募集されているのが大きく異なる。
③計画案が調査データに基づいていること

県によって取組み姿勢、事業計画作成がこんなに異なるんだ!
保護に力を入れる場合、鳥獣被害に重点を置く場合
いずれにしても連携は必須だけれど、県の状況によって対応は異なるのだろうか。


シカに関する最近のニュース
西山でニホンジカの気配、強まる(伊那毎日新聞
鳥獣被害フォーラム:“06年度で3億円” 那賀は半数イノシシ--紀の川 /和歌
シカ生息数5年間で倍増(中国新聞2/7

ヤギ登場の楽しいニュース
耕作放棄の農地きれいに、“舌草刈り”ヤギ大活躍・・・和歌山(読売新聞2/6)

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             タロちゃんにももっと草を食べてほしかったけど・・・・美食家だった。
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by roman-tan | 2008-02-17 12:54 | シカ被害
「政策形成過程情報・県民意見提出手続」、すなわち
県のパブリックコメント募集のことなんだけど
静岡県第10次鳥獣保護事業計画の策定
意見募集の趣旨
鳥獣保護事業計画は、鳥獣保護事業に係る県行政の基本計画です。本県では、現行の第9次鳥獣保護計画を平成14年度に策定し、昨年、鳥獣保護法が改正されたことに伴い、計画内容の一部変更、計画期間の一年延長等を行ったところですが、この計画が平成20年3月31日で改定期を迎えるため、平成20年度からの「第10次鳥獣保護事業計画」(平成20年度から平成23年度までの4年間の計画)の策定を進めております。このたび、その計画案を作成しましたので、当該計画案に対する県民の皆様からの御意見を広く募集します。
募集期間
平成20年2月1日(金) ~ 平成20年2月22日(金)

第10次鳥獣保護事業計画(案)の主な見直し点
第10次鳥獣保護事業計画書(案)
担当は県民部 環境局自然保護室 野生生物係ということなので
環境保護の立場の法律
鳥獣被害を考えた、年末できた鳥獣被害措置法と連携するはずだけど
素人には、何だかよくわからない。



こんなパブリックコメントを見つけながら何だけど・・・
初めてのシカ肉

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しゃぶしゃぶがおいしいということだったが
今日はとても暖かでお天気も良かったし、お客様とバーベキュー
どちらかといえば牛肉に近くて、思ったよりずっと食べやすくておいしい!


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マヤはいつもより人が多いなあと思ったのか
午後は早々とお昼寝
誰にも愛想がいいんだもの
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by roman-tan | 2008-02-10 17:50 | シカ被害

牡丹肉

“ぼたん肉”、イノシシ肉をいただいた。
イノシシ肉は山鯨とも呼ばれる。
昨日射止めたものらしい。
イノシシによる食害もひどいらしい。

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食べたことがあったかもしれないけど
自分で料理するのは初めて。f0077807_18211724.jpg
「ハツが一番おいしいんだよ」と進められたが
う~ん、料理に困るので辞退した。

シンプルに焼肉でいただいた。
味が濃厚という感じがする。

今日はいやにマヤがペロペロ私の手を舐めたのは、このせい?
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by roman-tan | 2008-01-29 19:31 | シカ被害
自然再生推進法

f0077807_21253459.jpgなんだ、なんだ、何事だ!

名前から漠然とした意味はわかるけど
具体的な点が理解しにくい。
過去に損なわれた自然環境を取り戻すため
行政機関、地域住民、NPO、専門家等多様な主体の参加により行われる自然環境の保全、再生、創出等の自然再生事業を推進するため、2002年12月議員立法により制定された法律。所管は環境省、農林水産省、国土交通省。

自然再生の基本理念として多様な主体の連携、科学的知見やモニタリングの必要性、自然環境学習の場としての活用等が定められており、また、自然再生を総合的に推進するため「自然再生基本方針」を定めることとされている。
この他、自然再生事業の実施に当たっては、関係する各主体を構成員とする「自然再生協議会」を設置することや「自然再生事業実施計画」を事業主体が作成すること等が定められている(EICネットより)。
この法律ができる時、慎重派と推進派があったそうだ。
本来、保全-再生-復元という体系的な法律があるべきであり
保全を差し置いて、まず再生ありきという発想自体が極めてキナクサイといわれた。
議員立法なのに、なぜか環境省が駆けずり回り異様といわれた。
自然再生の美名の下で、結局公共事業が自然破壊をするのではないかという警戒

この法律の重要な点は
「重要なポイントである科学的データを基礎とする丁寧な実施と多様な主体の参画」
「多様な主体の参画と連携 」
①各省庁間の連携
②地方公共団体、専門家、地域住民、NPO等との連携
③情報の共有と合意形成
自然再生の推進に関する政策評価というものもあるが、公共事業の呼び方を変えただけのような気もする。
国土交通省の自然再生事業
自然再生推進法に基づく自然再生協議会の概要

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この法律が大切だといわれたんだけど
うまくいっているかどうかを証明する科学的データというのがあるのだろうか。
理念は正しくても、実際どうなのかなというのは
よくある市町村の条例と同じみたいな気もする。



太目のおててがたまらん!
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by roman-tan | 2008-01-24 21:35 | シカ被害
別に民主党を特別支持しているわけではないけれど
これはとても大切なことだと思った。
急速な国土の開発に伴う生態系の破壊、農林水産被害の発生など野生生物との軋れきの深刻化、経済のグローバル化と相まった侵入外来種の増加、地球温暖化による悪影響など、近年、我が国の生物多様性を巡る状況は劇的な変化をもたらしてきました。政府も1993年に「生物多様性条約」の締結を受けて国家戦略を策定し、昨年第3次に及ぶ戦略の見直しを行ってきましたが、野生生物やその生息地に関する法律は主務官庁も異なることから有機的な連携がないまま、実効性の高い法制度を十分に保障しているとは言い難い状況が続いています。
総合的な法制度の必要性を痛感し、生物多様性条約に対応する国内法として、国家戦略の根拠となる基本法を制定することで、生物多様性保全のための法制度の体系を強化し、政府一体となって施策に取り組むことを念頭に据え、法案作りに取り組んで参りました。
 生物の多様性を確保し、将来にわたって人類の福祉に貢献できる国家を実現するために、このほど「生物多様性基本法(仮称)」案要綱骨子の内容に関するご意見やご提言をいただくパブリックコメント募集を実施することにしました。
民主党が公表した議員立法による生物多様性基本法案(仮称)」
これは「野生生物保護基本法」の制定をめざすものらしい。

パブリックコメントというのは、政党レベルでも募ることは可能なんだ。
そうか、民主党の力が大きくなれば単なる一政党の話でなくなるわけだから
当然といえば当然だけど・・・・
森林のシカの食害についての話をしていても、同じような話にたどりつく。


正面から撮ったら、まるでクマみたい!
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抱き枕みたいなモノを作ってあげたら
すごいタックルして夢中になってる。
明日にはボロボロか・・・

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by roman-tan | 2008-01-23 22:53 | シカ被害
平成20年度の森林に関する(個人的な興味に関してだけ)予算を抜粋してみた。

国の政策目標「野生鳥獣による農林水産業被害の軽減」のもとに
平成20年度予算、鳥獣害防止総合対策事業28億円
①個体数調整、被害の防除、生息環境管理を総合的に実施できる鳥獣害防止総合対策事業(新規)を創設(要求額28億円)
②市町村等地域が主体的に対策に取り組めるよう、各地域で鳥獣害防止総合計画の策定を推進
③計画策定した地域に対し、捕獲対策等のソフト面の取組、防護柵の整備等のハード面の取組を一体的かつ強力に支援
野生鳥獣による農林水産業被害は、近年、全国で約200億円前後で高止まり状態
そのうち獣類が7割(イノシシ、シカ、サルの被害が獣類被害の約9割)鳥類が3割を占める。

未来に向けた「美しい森林づくり」の推進と国産材の復活
森林整備事業・治山事業3,347億円
政策目標
①2007年~2012年の6年間で330万haの間伐を実施し間伐の遅れを解消
②100年先を見据え、広葉樹林化、長伐期化、針広混交林化等多様な森林づくりを推進
京都議定書第1約束期間(2008年から2012年)における森林吸収目標1300万炭素トンの達成
補助金いっぱいだ。
美しい森林づくり推進国民運動の展開17億円
この項目での特徴は、事業実施主体が殆ど民間団体(企業、NPO、個人)ということ
啓発運動だろうから、当然金額も低い。

政策目標
①毎年55万ha、6年間で330万haの間伐により間伐対象森林の8割を「美しい森林」へ
②100年先を見据えた広葉樹林化等多様で美しい森林づくりを推進
花粉発生源対策プロジェクト32億円
スギ花粉患者が10%もいるらしい。
政策目標が
①首都圏等へのスギ花粉の飛散に強く影響を与えると推定されるスギ林について、少花粉スギ林等への転換を進め、10年間でおおむね5割減少
②少花粉スギ等の苗木の供給量を10年後(平成29年)にはおおむね1,000万本に増大(これまでの目標は、平成28年に100万本)
結局またスギを植林するんだ
森林資源利活用新産業創出対策24億円
政策目標
10年後に2,000億円規模のビジネスを創出
そんな儲け話になるのかい?
国産材の競争力の強化164億円
森林・林業・木材産業づくり交付金117億円
政策目標
①森林施業の集約化に取り組む森林組合の拡大、森林組合員所有森林面積の約4割(19年)→約8割(21年)
②木材供給・利用量を平成27年までに35%拡大、1,700万m3(16年) → 2,300万m3(27年)
治山事業1,328億円
政策目標
①周辺の森林の山地災害防止機能等が確保された
②集落数を平成20年度末までに4,000集落増加、約4万8千集落(15年度) → 約5万2千集落(20年度)

悪名高き緑資源機構については平成19年度限りで廃止
緑資源幹線林道事業については地方公共団体の補助事業として実施
水源林造成事業、特定中山間保全整備事業、農用地総合整備事業については
経過措置法人(森林総合研究所を予定)において実施
海外農業開発事業(ODA事業)については公募方式で実施

金額が大きすぎて、ピンとこないのだけれど
この予算を作った人たちは、現場のことをよく知っているのだろうか。
鳥獣被害が増えたのは、鳥獣たちが住みにくくなった環境によるもので
その環境の大きな部分が山林・森林であり、
そのための環境整備よりは、鳥獣退治と林業整備という感じがした。
美しい森林づくりとは
広葉樹林と針葉樹の割合をどれだけにしてくの?と突っ込みたくなる。

関連深いはずなのに・・・
下組織に行くほどきっちり分業化されて、何かしようとすると身動きがとれなくなりそう。
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by roman-tan | 2008-01-07 16:19 | シカ被害

鳥獣被害特措法

農山漁村での鳥獣被害は深刻で、全国の被害額は年間約200億円に達する。

農林水産業被害の防止策推進のための法律
「鳥獣被害防止特別措置法」が14日、参院本会議で可決・成立した。

与野党合意による議員立法として委員長提案で出されたが
国会での質疑はほとんど行われなかった。
<経過>
2007.12.4  特別措置法案が与党案として提出され、野党との協議で一部修正
2007.12.11 衆議院農林水産委員会で質疑なしで通過
          同日衆議院本会議で成立、同日参議院に送致
2007.12.13 参議院農林水産委員会で、通過(共産党のみが提案者に質疑10分)
2007.12.14 参議院本会議で成立
鳥獣被害防止特措法は国と自治体の役割に関し
(1)農水相が被害防止策の基本指針を定める
(2)その基本方針に即して市町村が単独または共同で被害防止計画を策定
(3)計画を策定した市町村に都道府県知事の鳥獣捕獲権限を移譲できるようにし、必要な財政上の措置を講じる――としている。
さらに
「鳥獣被害対策実施隊」を市町村が設置可能
その隊員の身分は非常勤公務員とし、狩猟税の軽減などの措置
人と動物の共生にも配慮し
鳥獣の良好な生息環境を整備・保全するため間伐推進や広葉樹林の育成
被害状況・原因、動物の生息状況等に関する調査研究の促進
専門的な知識や経験を有する人材の育成
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自衛隊が鳥獣駆除に協力(産経ニュース2007.12.14)
自民党は当初、自衛隊が銃を使って鳥獣を駆除することを検討したが、慎重論が強かったため見送られた。同法は農林水産相が定める基本指針に基づき、市町村職員や地元猟友会員による「鳥獣被害対策実施隊」を設けるなどして、鳥獣の捕獲や防護さく整備などの対策を行うという内容。高齢化が進む農山村地域で野生動物が農作物を食い荒らす被害が頻発していることを食い止めるのが狙いだ。自衛隊は市町村からの要請に応じ、自衛隊法100条(土木工事等の委託)に基づいて防護さくなどの設置を行う。自民党の検討チームは当初、高齢化が進む猟友会の会員に代わって自衛官が銃で鳥獣の駆除を行うことを検討した。陸上自衛隊内では「不規則に動く目標を狙うことで隊員の練度を上げることができる」と歓迎する声が出ていた。ただ、駆除自体に反対する環境保護団体への配慮や、山林で小銃で使うことの危険性から法案に盛り込まれなかった。
この法律に対しては、実質的な「銃の規制緩和」ではないかと懸念の声もある。

佐世保の事件の影響もあって、世の中の銃への関心は高まっている。
従来の手続きをみると意外と簡単なのに驚く。
猟銃・空気銃の所持許可手続き

生態系を無視した森林政策が、食害及び瀕死の森林状況を招いてしまった。
鹿は象徴的に警告しているものであり、決して敵ではないというのが猟友会の方。

銃の話と自然(鳥獣)保護の話を、同じ土俵で話さなくてはいけない状況
とても奇妙であり、物騒な社会の気配を感じてしまう。
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by roman-tan | 2007-12-20 09:48 | シカ被害

猟銃

<佐世保発砲>散弾銃所持、容易に許可(12月15日)
 散弾銃、ライフル銃などの猟銃は銃刀法で原則として所持が禁じられているが、一方で射撃や狩猟を目的に都道府県公安委員会の許可を受ければ比較的容易に持てる。散弾銃などの許可を得るには、公安委員会の講習会を受講し、その後、筆記と射撃の試験を受ける。
 この際、犯罪歴や精神的な疾患、アルコール中毒、住所が定まらない者などは許可されない。精神状態について、医師の診断書を求められるが、簡単な聞き取りですまされる場合が多いという。
 警察庁によると、06年末で所持が許可された散弾銃とライフル銃は全国で約30万5000丁。10年前の97年は約39万3500丁で減少傾向だった。しかし、発砲事件は今年は1~6月までにすでに7件発生し、昨年同期の1件を大きく上回っている。最近では▽06年3件▽05年13件▽04年7件▽03年10件、起きている。
事件の多発を受け、11月に国会で成立した改正銃刀法では、射撃や狩猟など許可条件以外で使用した場合の罰則を、従来の懲役2年以下または罰金30万円以下から懲役5年以下または罰金100万円以下に引き上げた。
最近猟友会の方とお話をする機会が多いので
猟をするということがどんなに厳しいことか知るようになったし
シカやイノシシの食害に熱心に取り組まれていることもわかった。
こんな事件に猟友会が登場するのは、ちょっと嫌な気分だ。

猟をするということは、まず猟犬から育てることから始まるそうだ。
子犬の時から、森林に入るときは必ず銃を持つことを見せて連れて行き
「森に入るのは遊びにいくんじゃない、猟に行く」ということを教え込むそうだ。
そして、必ず戻ってくることを教え込む。

迷彩服を着て銃を持つこと自体、明らかに精神が病んでいるとしか思えない。
安易に許可を与える側に問題がある。

山と暮らす人たちにとって猟銃は必要なものであったけれど
現代の暮らしに銃は必要でなくなってきた。
単なる娯楽かスポーツ(???)

猟友会の高齢化が問題だけど、その人数を増やそうとは考えていないようだ。
この時代に銃を持つということがどんなことか
新たに許可を与える場合とか管理体制を、もっと厳しくしてもいいような気もする。
でも、そうなると非合法に銃を手に入れようとする人が増えるのだろうか。

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by roman-tan | 2007-12-15 16:54 | シカ被害

ニホンオオカミ

シカの食害がひどい森林ということで調べていたら
とうとうオオカミまで登場してきて、話はどんどん楽しくなってきた!

世界遺産をシカが喰う シカと森の生態学という本
■主な内容
増えすぎたシカが世界遺産の森を食べている!
今、日本全国で野生のシカが増え、自然のバランスが崩れています。増えすぎたシカ は草を食い尽くし、森の生態系を破壊してしまいます。それは、日本が世界に誇る世界遺産の森も例外ではありません。シカはなぜ増えるのか、どんな対策があるのか。
 知床、大台ヶ原、屋久島の例をもとに考えます。
なぜ、シカの食害がひどくなった理由は、先日も触れたが
森林政策と自然保護のバランスが取れてこなかったこと
森林管理ができていないこと
食害対策(特定鳥獣保護管理計画)がうまく機能してこなかったこと、などがある。

それに加えて、ニホンオオカミを絶滅させたこともあるといわれる。
そこで、日本の山にオオカミを復活させるという日本オオカミ協会なるものがある。
1993年、オオカミに対する誤解と偏見を解いて
その生態を科学的に正しく伝え、世界中のオオカミの保護と復活のため設立された。
「森・オオカミ・ヒトのよい関係」を考えるのを目的とする。
オオカミを保護して回復させる運動も、世界でおこっているらしい。
狼を放つ 丸山直樹著
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Web上の連載、日本列島にいた狼たちも面白い!
日本列島には、百数十年前まで、2種類のオオカミが生息
ニホンオオカミは1905年(明治38年)を最後に絶滅したといわれる。
考えられる5つの絶滅の原因は
①海外からの狂犬病の侵入と流行によって、病狼となったオオカミが人を襲うようになった
②このため、当時発達の著しかった銃器の対象になった
③銃は鹿などの猟獣に向けられ、食物を奪った
④開発の進行により、オオカミの生息地が奪われた
⑤家犬との接触で、激しい伝染力をもつ疫病がニホンオオカミの世界に侵入、集団の中に広がった
さらに
かなりの数のニホンオオカミが有害獣として駆除されていた

確かに、絵本に出てくるオオカミはいつも悪い奴だった。
でもよく考えると、「赤ずきんちゃん」とか西洋の絵本によるものだ。
農耕民族である日本では、江戸時代まで
オオカミは田畑を荒らす獣を退治してくれる守護神だっとという(犬神はオオカミらしい)。
知らないうちに、「オオカミは悪い」と教え込まれていたんだろうか。

この前も、現役の森人たちとオオカミの話になって
いついつまではいたとか盛り上がっていた。
今度お会いする時、もうちょっと話を聞いてみよう!

関連記事(古い写真もあっておもしろい!)
最後のニホンオオカミ 福井市
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by roman-tan | 2007-12-10 17:31 | シカ被害

猟友会

先日、県の東部総合庁舎の森林整備部に行くと
「猟友会」の看板が掲げてあって、ちょっと不思議に思った。
そもそも猟友会とは(Wikipediaより)
 日本国内における狩猟者のための公益法人である。狩猟道徳の向上、野生鳥獣の保護、有害鳥獣駆除及び狩猟の適正化を図り、狩猟の健全な発達と生活環境の改善に資することを目的として、1929年(昭和4年)9月26日に創設され、1939年(昭和14年)8月1日に法人として認可された。
 猟友会は3階層の構造をもっている。一般的に各狩猟者はそれぞれの地域(市町村別程度)にある狩猟愛好者の団体(地元猟友会)に所属して会員となる。その地元猟友会は都道府県別にある社団法人たる都道府県猟友会の団体会員になっている。さらに都道府県猟友会は社団法人たる大日本猟友会の団体会員になっている。したがって狩猟者は都道府県猟友会や大日本猟友会の会員ではなく、間接的な構成員となる。なお都道府県猟友会は各都道府県の、大日本猟友会は環境省の指導を受けている。猟友会は、野生鳥獣の保護増殖事業、狩猟事故・違反防止対策事業、狩猟共済事業の三つを主な活動目的としている。はじめの2つは主として都道府県猟友会が、さいごの1つは主として大日本猟友会が中心となって行っている。
なるほど、こういう仕組みになっていたんだ。
トップ団体だけが公益法人で、国からの補助金受け入れ窓口となっている。
多分、関連省庁からの天下り先で
補助金は、その人たちの人件費を含めた組織運営に使われるのだろう。
末端の狩猟者たちの、森林整備などの活動には直接及ばないと思う。
それはまた別に県が関係するのだろう。

こういう公益法人の変な仕組み、昨日も聞いたばかりだった。
財団法人全国里親会
自治体の里親会は、この財団からは何の援助もなく
(一旦降りてくるけれど、上納金のように戻す仕組みになっている。18年度収支決算書
国からの補助金は、財団そのものの運営(天下りの給与とか・・)に使われているようだ。
里親のなり手がない理由の一つは、あまりの補助の低さではないか、と関係者の話

知り合い狩猟者は、ワサビ田を荒らすイノシシ退治に週末は忙しい。
鹿退治の猟友会メンバーも
楽しみもあるだろうけど、最近は使命感が強いのではないか。

昔は狩猟者が集まると、戦争ができるくらいの銃を持って集まったという。
新しく狩猟者になる人は減り、狩猟者の高齢化も進み、この5年が勝負だといわれる。

猟友会に公益法人が登場するとは思わなかった。
実際の活動に貢献できる団体なら必要だろうけど
何しているんだろう、よくわからない。

公益法人制度改革
やっぱりちゃんとやってね。
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by roman-tan | 2007-12-08 10:53 | シカ被害