アビシュカール

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ネパール語で「発見」

カテゴリ:NPO法人( 347 )

10日目

新しい生活が始まって10日経った。
先週末は疲れきってしまって
このような状態がずっと続くのなら、私には無理かもしれないと思ったけれど
慣れてきたせいもあって、日常化しつつある。
最初は肉体労働のせいで疲れたみたい。
私の体調を気づかって「大丈夫?」と、身内や友人はとても心配してくれる。
約1年前は、仕事どころか生きているのかも不安な日々だった。
私も毎日普通に過ごせることがとても不思議だし、ありがたいことだと思う。

10日経ってやっと色々落ち着いてきた。
物理的な環境整備も整ってきて、ソフト面へ集中する時間もできるようになった。
それと同時に様々な課題も当然出てはくるけれど
今のところは想定外というほどの大きなものはないような気がする。
どんでん返しともいえる変更とかあったけど
そんなにうまく改革できるのかなという疑問もあったので
まあ、しょうがないかと受けとめた。
お役所は大きな変化はできないし、トップダウン以外のものは動きは遅い。
たとえトップダウンでも変われないのは民主党をみればわかるし・・・。

そんなのをあてにしてみたところで、なかなか前には進めないので
やりながら調整していく、もしくはちょっと先を進みながら伺っていくしかない。
へえへえするのも嫌だけど、だからって突っ張ったところで生産性はない。

最近よく気になるのは、県と市の両方が関わってくる場合。
県に上からいわれてやるのは「イヤダー」って怒るケース
「かんけんねえよ」って知らん顔のケース
冷ややかに協力するケース等、これまでも色々あった。
そこにNPOや企業が入るともっと複雑になる。
それぞれの言い分と行動をちょっと記録しておこうかと思う。
ひとつの事例としては興味深いかも。

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by roman-tan | 2010-05-01 20:24 | NPO法人

緊急雇用とボランティア

よく考えてみても、やっぱりおかしいと思った。
緊急雇用というのは、仕事をつくって雇ってあげようという目的なわけで
そこでボランティアが必要だというのはありえない。
ボランティアでなく雇用として雇うべきであり
それが第一に考えられるべきではなかろうか。
そこに国がお金を出そうとしているはず。

NPOだから儲けられない仕事を与えてもいいとかだと
いつまでたっても安心して働ける場所になれない。
NPOなら安く使っていいとか、ボランティアとしてやらせればいいとか
緊急雇用の中でそんな発想は情けない。

NPOは行政の安く使える下請けでもないといいつつ
実際は安く使われているけど・・・。
せめてそうならないように、変えている最中なのは確かだ。
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by roman-tan | 2010-04-27 22:04 | NPO法人

オープニング

昨夜は遅かったけど、目がパッチリと覚めてしまった。
ETICの山内さんの講演会はとてもよかった。
その後の話の方が、実は私にはためになった。
カラパゴス的な人が多いNPO世界を破ろうとしている。
感情基準はできるだけ排除し
それぞれに明確な裏づけを示しながらの話は
とても楽しかったし、うれしかった。

NPOという組織にそれほどこだわらず期待せず
会社などの組織で何かを始める方が将来はありそうだと思っていた。
組織形態はどちらでもいいのだけれど
自分がやるならNPOじゃないなと考えていた。

行政主催のNPOなんとか講座に最初参加したのも
日本のNGO/NPOは欧米と比べて何であんなん?と
海外で感じたからだった。
もちろん、ピンキリなんだけど
専門性も高くて組織としても企業や行政と対等に張りあっていた。
それから何年も経って日本では法律もできたけど、もういいかって。
そんなこんなの思いが廻っていたところだったので
昨日のお二人のお話とお人柄、元気が出てくる。
若手のリクルート告知協力はしていただけるというので
人材募集はお願いできそう。

不安な一週間
色々な方々に会えて、協力をいただいて実りの多い一週間でもあった。
まだ終わってないけど。
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by roman-tan | 2010-04-23 06:07 | NPO法人

オープン準備

新しいセンターのオープン準備が始まった。
正しくは移転になるのだろうけど
ほとんど新規オープンという気分でいる。
引き継ぎの主な荷物はほとんどが書籍だし
それも20%くらいは必要ないものだった。

大切だと思っていたソフトの部分て、なにもない気がしてきた。
過去データは引き継ぐ予定になっているけど
まだ手元にはきていない。
それがあってもなくても、何とかなりそうな気もする。
積み重ねて引き継ぐものがもっとあるはずだったのでは?
なにか忘れているような気もするが
結局リセット、むしろそれが求められている。

運営管理者が変わるたびに、この種の施設はリセットしていくのだろうか。
リセットしてステップアップしていくのか
それとも全く別物に生まれかわるのか
今のところ、まだよくわからない。

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by roman-tan | 2010-04-19 20:59 | NPO法人

雇用創出

また冬に戻ったような気候だけど、桜も終わり。
山桜は雪のように舞い散っている。

緊急雇用創出事業は失業対策効果をあげているのだろうか
申請書を提出しに行って思った。
雇用促進としても、人材育成としても中途半端な気がする。

長期的視点での雇用政策を」NIRA政策レビューNo.46から
気になったところを抜粋すると
平成22年度の厚生労働省予算概算要求では、雇用維持支援(3058億円)、中小企業に対する雇用安定のための支援(2586億円)に対して、地域における雇用創出の推進(241億円)、介護労働者等の確保・定着(264億円)、農林漁業分野における新たな雇用機会の創出(13億円)となっており、雇用維持と安定のウェイトが高く、新規雇用創出に対する政策資源配分は薄くなっている。また、雇用創出に関する予算も介護労働や農林漁業であり、生産性が高い部門での雇用創出につながっていない。

NPOや社会的企業等の「民でない、官でもない、公共サービスを提供する中間組織」の役割

 ヨーロッパでは政府支援のもと、社会的企業(利益を追求するが、株式会社と違って、それを株主に配当するのではなく、地域や社会に還元することを目的に設立された企業。少子高齢化にともない暮らしに密着した地域サービスなどへのニーズ拡大が期待されている)やNPOなどを活用して、就職支援の仕組みを導入、拡充させている国が増えている。「教育訓練つき就業」というのがこれだが、仕事に対する態度など基礎的な教育訓練からはじめ、徐々に高度な能力開発に移行し、1年が経過したところで、その社会的企業やNPOが直接雇用したり、関連企業に就職斡旋したりしている。昨年11月に発表された政府の緊急雇用対策では、わが国でも「仕事をしながら教育訓練を受け、資格を取れる仕組み」を拡大することや社会的企業、NPOを支援することが組み込まれたが、資本主義経済において厳しい競争に直面している民間企業でもない、また財政赤字を抱えた非効率的な政府部門でもない、中間組織(ヨーロッパ流の第3セクター)への期待は大きく、今後の雇用戦略に取り入れるべき施策であると考える。
申請が採択されたとして
雇用期間が終了した時点での就職先が問題となる。
地域に育成された人材の就職先があればいいという点が指摘される。
田舎であるの?とも思う。
でもなければ、自分で起こせばいいわけで
雇用期間にそのつもりでスキルアップに励めばいいけど
時間も任せられる仕事も限られる。

失業率が高い中でも
「いつの時代も、必要とされる人は必要とされるんだよ」
それも一理あるかもしれないか。

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by roman-tan | 2010-04-15 22:13 | NPO法人
平成22年度の緊急雇用地域人材育成プラン
つまり、緊急雇用の提案型雇用創出事業は期間が長くなり
かつ、人件費の割合が5割以上
新規雇用失業者の人件費を除いた3/5以上が研修費用に充てられる。
雇用促進と人材育成がセットになったような事業。
これまでのは短期間過ぎて
単に雇用創出という意味合いが強かったけど
時間が延びただけ、プログラムが作りやすいし
人材育成という意味合いも強くなるような気がする。

参考にと、どんな事業があったのか見てみると
「なるほどね」と感心するものもあるし
「ふうん」というものもあって、色々だ。
「あれっ・・」知り合いの会社もあって、ちょっとビックリ。
NPO法人がそれほど多くないということは
やはりまだ事業化していく力が弱いということだろうか。

県はお金がないけど、国はお金を出せる。
県の事業はキツキツだけど、国の事業はけっこうゆとりがある。
これって昔もそうだったけど、今もあまり変わらないみたい。

担当課の意向をさぐろうという目論見ついでに
もうすぐ始まる新規事業の宣伝もちょっと積極的に。
ちょっとしたアイデアで、事業化できることは意外とあるし
高い専門性をもったNPOはどんどん頑張れると思う。
質を高めていくという点で、今朝の朝日新聞にあった記事
県の事業仕分けを行った言論NPO工藤泰志代表のインタビュー
NPO、「新しい公共」を担えますか
「まだ非力 質向上を」
キーワードは、「社会改革」「市民性」「組織安定性」


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by roman-tan | 2010-04-07 20:16 | NPO法人

トランポリン型福祉

記事を切っただけでゆっくり読む暇がなかった。

「新しい公共」やNPOにも関係があるだろう「トランポリン型福祉」
それに関する記事(3月16日~18日)
「欧州の安心 失業者を支える」が朝日新聞で連載されていた。
就労支援と現金給付がワンセットになった取りくみ
すなわち、「援助」と「雇用の場」をつくる保障の仕組みシリーズ
欧州の事例からの問題提起。

ドイツの「求職者基礎保障制度」
現役世代の失業者やワーキングポア層を対象。失業手当Ⅱという現金給付により最低限の生活費が保障される。社会保険料も負担し、無保険、無年金にもならないですむ。ただこの場合、就労の前提として、多重債務の処理、子育て支援など、自立を妨げる要因をとき除く多様な公的サービスが重要になってくる。
イギリスの「未来雇用基金」
地域に貢献できる仕事で、最低賃金以上の給料を支払い、少なくとも週25時間、半年雇用をする事が条件。その間の給料分として1人上限約91万円の助成金が企業や自治体に支払われる。「つなぎ雇用」だが、ステップアップという意味合いがある。基金と社会的企業の橋渡しを担うのが、支援組織「ソーシャルエンタープライズ・ロンドン」(SEL)「フォー・コーナーズ」
日本で初めて次年度から始まる地域雇用創造事業はこれをモデルにしたのだろう。

イギリスの「フレキシブル・ニューディール(FND)」
再就職支援と雇用継続に力を注ぐ支援策。原則12ヶ月以上の長期失業者(求職者手当の受給者)はFNDへの参加が義務付けられる。その代わりに面接用スーツ代支給から資格取得のサポートまでプロバイダーと呼ばれるアドバイザーが支援する。そのプロバイダーはA4eといった民間企業や非営利活動団体、公共機関が担う。
失業者支援策で働く方が福祉受給よりも
収入面で上回るようになっているのが特徴といえる。
これは、基本的に人を労働市場に戻していく「トランポリン型福祉」が背景にある。
就労支援は将来への投資であり、長期的財政福祉の負担軽減という考えだ。
日本にはこういった視点がまだ乏しかったけれど
少しずつ、NPOも絡んだに予算がついてきた。

「トランポリン型福祉」に関して参考になったのは、
英国労働党政権における社会保障政策 ―「福祉から仕事へプログラム」の内容と成果―
また、公共サービスに関することでは
31ページからの指定管理者について、特に参考になった。
公共サービスアウトソースの新時代へ
~民活事業10年の総点検と今後の公共サービス調達の考え方


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by roman-tan | 2010-03-20 13:09 | NPO法人

中間支援

議会が終わって、緘口令が解けた。
詳しい結果がもっと公表されるかと思ったけれど、以外に簡単だった。
正直それぞれの企画などを見てみたいと思うけれど。

既存の中間支援組織
「とにかく変えたい、ステップアップしたい」と
予想以上に行政が強く考えていた。
そんな話はずっと前から内部からも、周辺からも湧いてきていたはずなのに
それは決して実ることはなかった。
世の中のニーズにも行政の要望にも気づかず時代遅れとなった。


昨日会った子育て真っ最中の若いママ
長年暖めているアイデアをどう実現しようか悩んでいた。
その際に、ただ熱い思いの達成感を求めるのではなく
やっぱり事業家になってほしいと願う。
多分、ちょっと視点を変えたり工夫するだけで世界は広がっていく。
子育てで忙しく、ひとりで悩んでいた彼女から
今日も続きの電話がかかってきた。
熱い思いと能力のある素敵な女性
決してあきらめないでねと思った。

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by roman-tan | 2010-03-19 21:20 | NPO法人
地域社会雇用創造事業の実施主体の選定結果が内閣府のHPに掲載された。
結果発表が遅れていたのは思いのほか応募数が多かったせいだろうか。
53事業者の応募で、選定業者も12と多くなっている。


地域社会雇用創造事業実施要領によると
活動支援金の対象者は以下の条件を満たす者とする。
ⅰ 研修を受講し、修了する見込みがある者
ⅱ 申し込み時点で年収見込みが200万円以下、かつ世帯全体の年
収見込みが300万円以下。
ⅲ 世帯全体で保有する金融資産が800万円以下。
ここが厳しいともっぱらの話。
なかなか難しい条件。

緊急雇用事業は短期間すぎて
終わってしまえば雇われた人もまた失業者。
雇う側も大変だという話。
地域社会雇用創造事業
雇用と人材育成がセットになって未来へつながるという触れ込みで
期待される事業であり
初年度の成果でその後継続かどうかが決まる。
選定された事業者は実績もあり有名なところばかり。
具体的にどんなふうに進んでいくのだろうか。

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静岡市で例年より13日早い桜開花宣言だそうだ。
ウチでは桃が開花した。

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by roman-tan | 2010-03-17 20:10 | NPO法人

ホームレス

先日、湯浅誠氏が内閣府参与を辞任したというニュースがあり
どうしてなんだろう、と思っていたところに放映された番組
権力の懐に飛び込んだ男、100日の記録(NHKスペシャル)
派遣村の村長を務めた特定非営利法人自立生活サポートセンター・もやい湯浅氏。

貧困問題が加速化していく日本でも
地方に住んでいると、都会のような緊迫感はあまりないかもしれない。
田舎に行けばホームレスを見かけることも少ない。
東京に行くとホームレスの多さに驚き
その持ち物(世帯道具)の多さにも感心する。
日本では物乞いが少ないのは
これは軽犯罪法1条22号で禁止されていることと
如何に窮しようとも物乞いは恥ずべきことである、という日本人気質によるらしい。
それもあってか、ホームレスといえどもそこに「意志」を感じることがある。

とてつもなく大きな「貧困問題」に取り組む彼の姿、私には聖職者のようにみえる。
複雑に絡み合っている貧困問題
内閣府参与として迎え入れた時は国も真剣に取り組むのかと期待した。
でも問題はあまりに複雑すぎたし、一人では戦いきれなかった。
生活保護の充実やベーシックインカムとか色々あるけれど
貧困ビジネスなどの新たな問題も生まれ堂々巡りという感じがする。
子供の貧困問題も出てきた。

2年位前、怪我をして派遣の仕事を失い住まいも失いかけ
支援をしてくれる市民団体を探している人がいた。
行政にはその支援窓口がなく、市民団体に投げた形だった。
こんな地方には受け皿となるような団体はまだなくて
当時は教会関係による一時的な食事サービス程度しか見当たらなかった。
結局、生活保護申請を支援してくれる人がみつかりひと安心。
働く意志も明確にあるけれど、不慮の事故に遭ってしまったケース
こういうケースのケアは絶対にシステマチックにする必要がある。

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by roman-tan | 2010-03-01 21:11 | NPO法人