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ネパール語で「発見」

カテゴリ:公共交通( 99 )

社会実験

社会実験で運行されていた基幹バスがなくなる。
実験的に運行していた基幹的循環バス「ふじ丸」が今月で実験を終了する。道路運送法に規定する運行許可が期間満了となるもので、運行終了は当初の予定通り。市では利用状況や乗客へのアンケート調査などを通じて評価作業に着手し、今度の公共交通施策に生かす考えだ(地元新聞)。
化学実験と異なり、社会への影響が大きい社会実験
予定されていた終了とはいえ(市HPで、明確な終了予定日のアナウンスはない)
「乗れ、乗れ」と宣伝しておいて
「利用者少ないし、期間限定でしたから・・」といって止めてしまうのは
利用者に対して、特にバス依存度大の方々には、ちょっと酷ではないかと思った。
公共交通の社会実験、もうちょっと責任と思いやりがほしいような気がする。
たとえば、終了予定日を早めに知らせておくとか、必要性を盛り上げる努力とか・・・

「どうせ実験なんだろう」と、これから市民の協力を得にくくならないだろうか心配だ。
私のように、全く乗らない人も多いのは確かだけど(一度は乗った)
新幹線駅との接続がなくなるということで
外からの利用者、次の機会は「ごめんなさい」になってしまう。

コミュニティバス「まめバス」利用が100万人突破/野田市 (公共交通トピックスより)
野田市のコミュニティバス「まめバス」の利用者が、このほど営業開始から3年8ヵ月で100万人を突破した。ワンコイン(100円)で乗れる手軽さと市民のニーズに応じた細かな停留所の配置など、利便性を重視した点が受けたとみられる。まめバスは、関宿町との合併のシンボルとして04年1月に運行を開始し、同種のバスが全国的に苦戦する中で、数少ない成功例として注目されている。同市では、秋に新たに2ルートを開設する予定。まめバスは車両と停留所を市が管理し、毎年末の指名競争入札で落札したバス会社が市の委託を受けて運行している。運行経費から運賃収入を差し引いた分について、市がバス会社に年5000万円を限度に委託料(05年度4100万円、06年度4200万円)として支払っている。(2007/9/6)
コミュニティバスには、数少ないけどこんな成功事例もある。
いったい、どこが違うのだろうか。
まめバスのサイトを見てみると
市民の意見などを取り入れながら運行計画案をまとめ、実際の運行に至ったそうだ。

DMVを含めて、利用者や交通協議会だけの意見ではなく
市民の意見をもっと広く聞くべきではないかと思う。
特に賛否両論あり、話題性高いDMVなどは
公共交通に興味を引かせるネタとして充分価値があるのに・・・

今のままでは、公共交通を利用しないほとんどの市民は
「関係ないもんね!」と、ますます無関心になってしまう。
という私も、だんだん無関心に・・・・

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by roman-tan | 2007-09-14 09:19 | 公共交通

電車の接続

この夏は、けっこう電車を利用した。
それほど遠出はしないけれど
初めて乗った特急列車とか、久しぶりの特急列車とか、在来線とか・・・
車の運転も好きだけれど
この暑さ、ボーっと乗って車窓を眺めているのも楽しい。

そこで、やっぱり公共交通の接続の大切さを痛感した。
完全に公共交通を捨てている街もある。
「車で来ないアンタが悪いのよ」と駅が言ってるようなところ・・・
電話したタクシーが来てくれてよかった!
一方、都会はやっぱり便利だなあと感心した・・・(住みたくはないけど)


この街の新幹線駅と在来線は接続していない。
私は完全に別物として利用しているので、不便さをそれほど感じる機会はない。
娘が身延線に乗ったことがないというので、山梨まで利用した。
帰りの身延線の車中
旅行者に車掌さんが東京への行き方(新幹線を利用して)を説明していた。
タクシーを使って新幹線駅に行くか
それとも、在来線で次の新幹線駅まで行くか・・・
観光客にとってはややこしい話で
時刻表とにらめっこしながら、車掌さんが丁寧に選択肢を示していた。

在来線駅と新幹線駅接続の話は、色々な意見があって難しい。
そんなにもめるのなら
どうして新幹線駅を作る時に、将来を見据えてみんなで検討しなかったの?
よそ者の私は、とても不思議に思う。

あの観光客はどうしたんだろう。
公共交通はないので、私たちは駐車してあった車で帰ったけど・・・


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                     オジギソウの花
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by roman-tan | 2007-08-27 17:30 | 公共交通
CNG車普及促進モデル事業とは
環境対策に関心の高い先進的な地域において、地方公共団体が中心となって協議会(地方公共団体、ガス事業者、運送事業者、荷主事業者、運輸局等により構成)を設置し、関係者の協力の下、地域におけるCNG車普及促進計画を策定することにより、集中的かつ計画的なCNG車の導入及びCNG車導入に向けた環境整備(地域における黒煙ゼロのまちづくり、環境先進地域としてのPR活動等)を実施
CNG(Compressed Natural Gas)車とは
圧縮天然ガス(CNG)を燃料とし、車載ボンベに詰められた圧縮天然ガスが配管を通りながら減圧され、空気と混ざり、エンジンに供給されるしくみになっている。地球温暖化の原因となるCO2(二酸化炭素)の排出量がガソリンよりも20~30%少なく、NOx(窒素酸化物)やCO(一酸化炭素)と黒煙などの大気汚染物質を大幅に低減することが可能

8月13日付けで、富士市と富士宮市が指定都市と発表された
富士市・富士宮市CNG車普及促進計画概要

生活道路と産業道路がごちゃまぜのこの街
何でこんな所をトラックが走るんだ!と腹立たしく思うこともあるけれど
これがないと、この工業都市は成り立たない。
お盆で街中のトラックが減って、街中の道路は静かだ。
少しでも、この街の空気がきれいになるのなら
CNG車普及促進モデル事業指定は大歓迎!


ところで、これもわが県出身の国交省副大臣の尽力だろうか。
DMVに関しても、なんか深く関わっているのだろうなと感じている。
何かをしてくれる人っていうのは、選挙に強いんだろうな(ここは選挙区じゃないけど)。
「いくらきれいごと言ったって、何にもできなきゃ・・・・」と夢のないことを、年配者はよくおっしゃる。
私には当てはまらない理屈だけど、頑張っている姿は評価できるかな。

まあ、安倍内閣の未来も暗いし、滑りこみセーフってとこだろうか。


そういえば、お墓参りで出かけた先で、この人のポスター見たような・・・

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by roman-tan | 2007-08-13 19:43 | 公共交通
クール・ビズに関する国民の意識を調査し
今後の施策の参考とするための特別世論調査

クールビズの認知度91.2%、賛同83.5%
周りの状況を見渡しても、なるほどと納得できる数値だ。
クールビズが、またひとつの制服みたいになっている場合は美しくない。
かえってだらしなく見えてしまう人
いつもよりイキイキ見える人
別の面が表現されて、人物が再評価できる、

この調査結果の中で
クールビズ以外の温暖化対策にあげられた交通関係の回答
数値が思いのほか高くてビックリ(ホントかな~)。
エコドライブ(急発進・急加速,急ブレーキを控える)・・・・・・・・・・・・41.3%
自家用車の利用を控えて、公共交通機関や自転車の利用が・・・・ 32.6%
回答者は、全国20歳以上の1766人

環境のために公共交通を利用という考えはもっともだけれど
果たして本当にそこまで実践するのか疑問だ。
公共交通利用理由として、環境要因はかなり低いのではないかと思う。
特に、公共交通の選択肢がせまい地方都市の場合
それに、今日みたいな暑さの日
車をやめて自転車なんぞで頑張ったら
いつもよりクーラーをガンガンかけて、反地球温暖化行為に走ってしまいそう。

アンケート設問票を見ると
回答の選択肢の中に公共交通関係のこの2つ
数値が高くなるのも当然の結果といえる。
対面調査なら、あまり選択肢を最初からそんなに狭めなくてもいいのでは・・・
ちょっと、誘導質問っぽい。
調査主体は内閣府大臣官房政府広報室か。


どんな結果を期待しているのかみえてしまうようなアンケート設問票
社会調査の基本を無視して作成されたようなアンケート
そういうものへの回答は、丁寧におことわりしているし
そんなものを基にした報告書は、信頼できないものだと思っている。


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                  マンリョウ(万両)の花
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by roman-tan | 2007-08-02 20:56 | 公共交通
独立法人)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による募集事業
「平成19年度民生部門等地球温暖化対策実証モデル評価事業」
公共交通利用推進等マネジメント協議会推薦事業が採択された。
国土交通省発表採択事業とより詳しいNEDO発表

NEDOによる事業概要
NEDOの事業採択委員名簿

NEDOとは
日本の産業技術とエネルギー・環境技術の研究開発及びその普及を推進する我が国最大規模の中核的な研究開発実施機関
海外でも有名で、日本のエネルギーといえばNEDO

公共交通利用推進等マネジメント協議会とは
公共交通機関の利用推進等により、自家用自動車からCO2排出量の少ない交通モード等への転換をより強く図るために、利用者サイド、交通事業者サイド双方の取組みをマッチングさせた実効性のある取組みを促進するため、交通事業者、経済界、行政等で構成される。
これは国土交通省管轄
公共交通利用推進等マネジメント協議会委員名簿

公共交通は、さまざまな側面を持つ。
高齢化社会でのモビリティ確保、環境問題、エネルギー問題
コンパクトシティへの都市計画(中心市街地活性化も)
NEDOに関る事業は
エネルギー面からの地球温暖化対策実証モデル
自家用自動車を使用抑制し、公共交通機関への転換・利用促進に重点をおく。
そのために国土交通省と連携
公共交通利用推進等マネジメント協議会の推薦力が大きい。

採択事業には興味深いものもある。
異種複数交通ICカードとクレジットカードの紐付け等による公共交通機関利用促進事業「レール&ショッピングin京都」
交通ICカードを利活用した横浜型環境ポイント制度導入による公共交通の利用促進事業
でも、よくわけのわからないものもある。
さまざまな側面があるからこそ、横の連携はもっと必要だと思うけど・・・・

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by roman-tan | 2007-08-01 21:29 | 公共交通

特殊車両の中古車

日本車の性能のよさは有名だけれど
中古車、特に廃車になった作業車が海外で活躍してるそうだ。

錆びまみれたダンプカー、観光バス、大型クレーン車、
コンクリートミキサー車、ごみ収集等々
観光バスなどは、この街でもインド人が中古バスを買っていくのを見たことがある。
最近は、特殊車輌(作業車)の需要が発展途上国で高いとか。
特に、中東、ロシア、アジアで第二の人生を送るらしい。
送り出す時に、エンジンさえかかれば商品価値はあるという。
目的地で動かなければ、使える部品だけ使われるそうだ。
発展途上国には車検もないし、安全基準も緩いので、何でもありだそうだ。
とにかく、部品になっても日本製品の性能は高いらしい。

確かに、発展途上国では、特殊車両なら中古でも何でも必要だろうと思う。
自国で生産不可能であり、輸入新車はとても買えない。
援助プロジェクト後、引き継いだ車を大切に使っている。


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                  午前中、もの凄い雨だった。
                  昼間なのに、真っ暗な海

そういえば、ネパールでも1970年代の日本車が走っていた。
もの凄い状態で、日本では決して許されない代物状態・・・
部品もないのに、ネパール人は現地で直して何とか動かしてしまう。
それはもう、神業に近い!
東南アジアでも、どこかの会社の名前入りトラックが走っていて笑ってしまった。
廃車にして海外で再利用され、もしそこで事故がおきたとしても
そこには、もうメーカーの責任は全くないそうだ(あたり前か)。
ちょっと複雑な気分。

使えるものは、、本当に壊れるまで利用することはいいことには違いないけれど
その基準の違いに、ちょっと戸惑ってしまう。
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by roman-tan | 2007-07-30 20:25 | 公共交通

電子マネーの可能性

野村総研による「電子マネー(※)に関するアンケート調査」結果
2007年5月、首都圏、東海、近畿、福岡在住の計2,500人を対象
※電子マネーとは、Edy、Suica、PASMO、ICOCA、PiTaPa、nanaco、WAON、iD/DCMX、QUICPay、Smartplus/Visa Touch、PayPass、JAL ICクーポンを指す)
調査結果を抜粋要約すると
電子マネー保有者は49.1%、電子マネーを「交通機関の切符や定期券としてのみ利用」が16.8%、「買い物に利用」は25.1%。買い物の主な利用場所は、コンビニエンスストア(55.7%)駅構内および駅ビル内の小売店(40.5%)。最もよく利用されているのは、Edyが47.5%Suicaの28.4%。その選定理由は、Edy利用者は「その電子マネーしか持っていないから」が32.2%。鉄道系電子マネー(Suica、PASMO、ICOCA、PiTaPa)利用者は「鉄道やバスなど交通機関の切符や定期券としても使えるから」72.1%。この結果は、今後、名古屋や福岡への導入予定の鉄道系電子マネーが「メイン電子マネー」としてシェアを伸ばすだろうと予想される。
電子マネーの保有率は、首都圏でSuicaが53.6%、PASMOが21.3%近畿でICOCAが18.2%、PiTaPaが11.3%と、そのエリアに導入されているものが優勢。
電子マネーへの要望は、「現金やクレジットカードで支払うより多くのポイントがつく」(55.8%)、「もっと多くの場所でチャージできたり、チャージの手間が軽減される」(41.1%)、「電子マネーを盗難・紛失したときに保証が受けられる」(38.4%)。
それぞれの電子マネー、区別がよくわからないのだけれど
電子マネーと公共交通のセットは
首都圏や大都市では確実に期待される。
けれど、地方では公共交通が整備されない限り需要は望めない。
買い物中心のクレジットカードが
たまに使う公共交通や、パーキングでも利用できたら便利だろうとは思うけど・・・
カードの使えるタクシー、この街でも最近見かける。

とにかくカードは、お店のポイントカードも含めて何枚も持ちたくない。
公共交通だろうが、買い物だろうが、何だろうが、一枚ですませたい。
将来はお財布ケータイになるだろうけど。


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オシロイバナ(←と↓)






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by roman-tan | 2007-07-26 19:10 | 公共交通
旅客運送サービスの内外価格差に関する調査結果
旅客運送サービスに係る内外価格差調査結果(概要)
意外なことに、日本の旅客運送サービス料は思ったよりも安い!

調査結果の傾向としては
①欧米主要諸国(主要都市)と比較して、日本の旅客運送サービスが高くはなく、特に購買力平価でみた場合その傾向は強い。
②内外価格差の状況は、モードによりばらつきがあるが、総じて日本の方が安い傾向にあり、その較差は拡大傾向にある。特に航空運賃においてその傾向が大きい。また、日本の方が高い場合であっても近年その価格差は縮小傾向にある。
物価が高く、旅行しにくいというのが海外での評判だが
交通手段によっては、その価格がむしろ安いものもあるのは驚きだ。
≪為替レート換算≫
【航空】
・普通運賃では諸外国に比べ割安。特に米、独に比べ大幅に割安。
・最低運賃では独と同水準。米、英、仏に比べ割高。
【鉄道】
・300㎞帯では独と同水準。米、英に比べ割安。仏に比べ割高。
・500㎞帯では米、英に比べ割安。独に比べやや割安。仏に比べ割高。
【地下鉄】
・米、独、仏に比べ割安。英に比べ大幅に割安。
【バス】
・米、英、独に比べ割安。仏に比べやや割安。
【タクシー】
・2㎞では米と同水準。英、独、仏に比べ割安。
・5㎞では米、仏に比べ割高。独に比べやや割安。英に比べ割安
≪購買力平価換算≫
【航空】
・普通運賃では諸外国に比べ割安。特に米、独に比べ大幅に割安。
・最低運賃では米、独と同水準。英に比べ割高。仏に比べやや割高。
【鉄道】
・300㎞帯では米、英に比べ大幅に割安。独と同水準。仏に比べやや割高。
・500㎞帯では米、英、独に比べ割安。仏に比べ割高。
【地下鉄】
・諸外国に比べ割安。特に英に比べ大幅に割安。
【バス】
・諸外国に比べ割安。
【タクシー】
・2㎞では諸外国に比べ割安。
・5㎞では英、独に比べ割安。米に比べやや割高。仏に比べ割高
平成6年からこの調査は実施されているそうで
経年変化グラフもある。


アメリカでは、航空以外の公共交通は都市部以外ではあまり使われないし
ガソリン価格は日本と比較してかなり低い。
公共交通の位置付けも、国々によって異なるので
この調査結果が、どんな意味合いを持つのかよくわからない。
でも、興味深い調査だし、調査対象国の数を増やしてほしい。

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                   ソテツの実
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by roman-tan | 2007-07-14 09:02 | 公共交通
この街のDMV構想と鉄道を考えるにあたっても
ちょっと面白いと思った報告書

旅客鉄道事業における規制緩和―地方の視点から―(2007年6月)より抜粋
平成12年鉄道事業法の改正では、運賃規制の大幅緩和に加え、需給調整規制廃止と参入退出規制の大幅緩和という、抜本的な改正が実施。旅客鉄道事業への参入は免許制から許可制へ、事業遂行能力があれば鉄道事業への参入が自由になった。その結果、新規参入が増加する一方、退出数も増加。旅客鉄道事業において営業キロが純増しているのは、新幹線のような中距離都市間輸送分野や、地下鉄・モノレール・新交通システムといった大都市都市圏輸送分野を担う鉄道に限定される。このような鉄道の新規参入は、巨額の初期投資と投下資本の回収に長期間が要求されるため、民間部門単独での参入は困難である。民間部門単独で鉄道の整備を行った事例は皆無であり、資金調達等の公的支援が前提となる。
行政の支援なしで新規鉄道事業は困難だということになる。
それでも様々な可能性を探った道が考えられる。

旅客鉄道事業への新規参入の可能性
①既存の鉄道事業者の進出
既存の鉄道事業者が不採算路線を継承した事例には、三岐鉄道北勢線(近畿日本鉄道から継承)と和歌山電鐵貴志川線(南海電気鉄道から継承)がある。
②第三セクター鉄道による継承
第三セクターの鉄道事業者を新たに設立して不採算路線を継承した事例には、万葉線(加越能鉄道から継承)、えちぜん鉄道(京福電気鉄道から継承)、富山ライトレール(西日本旅客鉄道から継承)がある。これらは「第四セクター鉄道」として、新たな鉄道事業の経営形態として積極的に評価している。
③市民主導による鉄道事業者の設立
市民自らが鉄道事業者を設立して、不採算路線を継承して旅客鉄道事業へ参入しようとする動きも多い。JR可部線の部分廃止区間の継承を目指した「太田川鉄道」の参入構想以後、「能登あすなろ鉄道」(のと鉄道能登線の継承・参入構想)、「岐阜新鉄道」(名鉄岐阜市内線などの継承・参入構想)、「神話高千穂トロッコ鉄道」(高千穂鉄道の継承・参入構想)をはじめ、表2に示すように各地でこうした動きが見られる。これらの参入構想では、事業者の設立・許可(特許)申請にまで至った事例も数例あるが、ほとんどで参入を断念する結果となっており、現時点で構想が進捗しているのは神話高千穂トロッコ鉄道のみにすぎない。
たしか、高千穂では、DMV導入計画もあったはず
鉄道事業への参入で最大の障害となっているのは、インフラの確保である。参入を希望する事業者は、ほとんどの事例で上下分離の適用 、あるいは無償ないし低廉な費用でのインフラ取得を念頭にしている。しかしそれには公的支援が求められるものの、資金調達で難しい状況に直面した事例も見られる。技術的要素については、岡山電気軌道のように本質的な問題ではない。
旅客鉄道事業における規制緩和では、運賃規制の緩和において積極的な評価ができる。しかし、参入退出規制の緩和では、規制緩和の効果がもたらされているとはいいにくい。地方においては不採算路線の存続問題の顕在化や廃止が相次いでおり、鉄道ネットワークを縮小する方向に作用している。

鉄道はバスよりも遥かにむずかしい!



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                 黄色のオシロイバナ
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by roman-tan | 2007-07-12 18:14 | 公共交通

公共交通情報

環境・まちづくりの両視点からの、最新公共交通情報
(独断と偏見の選択だけど・・・)

● 市町村を対象としたバス支援ソフトの開発【中国運輸局】
市町村が地域に適したバス運行計画を策定する際の支援ソフト「ComPASS」

コミュニティバス運行の安全運行や管理業務を効率的かつ適切に実施するため開発
◎ 闇雲に導入して失敗しているコミュニティバスの事例は多い。
   丁寧で慎重な導入・運行プロセスはとても重要だと思う。


● バスの情報を提供する「おでかけふくやマップ」がスタート【福山市】
パソコンや携帯電話でバスの時刻表や運賃、所要時間を検索できる。
このシステムでは、地図による出発地・目的地の設定が可能
◎ 普段バスを利用しない人にとっても便利らしい。
   公共交通活性化につながるか・・・


● ハイブリッド車の累計販売台数が100万台を突破【トヨタ自動車ハイブリッド車の累計販売台数が本年5月末までに、国内と海外を合わせ100万台を突破
トヨタは、1997年に世界初の量産ハイブリッド乗用車「プリウス」を発売し
2000年からは、北米や欧州など海外でも販売開始
◎ さすが世界のトヨタ
   続けて頑張ってね!


● 「OSAKA PiTaPa」の楽楽ポケットを活用したパーク&ライド実証実験
【大阪市交通局】
大阪中心市街地の渋滞緩和やCO2排出量削減による環境改善、公共交通機関の利用促進交通系ICカード「OSAKA PiTaPa」を活用したパーク&ライドの実証実験
駐車場利用と大阪市営交通利用とをシステム連動させた先進的なサービス
◎ パーク&ライドとICカードの面白い組み合わせだけど
   全国的なカード統一は無理なのだろうか。


● 特定非営利活動法人 ITS Japan主催の「環境ITSシンポジウム
◎ こういう専門性高いNPO法人は、あこがれてしまう。
   だからこそ、公共交通の分野でも活躍してほしい。




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           田んぼ道歩くのが、ホントはいちばん好きだけど・・・・
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by roman-tan | 2007-06-25 17:48 | 公共交通