アビシュカール

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ネパール語で「発見」

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懐かしい言葉たち

私にとってはとても懐かしい言葉たち
NGOというものに、初めて関ることになった時のテーマだった。
ちょっと古めの言葉たち、そう20年前に話していた。
「適正技術」「代替エネルギー」「住民参画」
類は友を呼ぶのか
その後住む国が変わっても、いつも周りには同じテーマをもつ人たちがいた。
ここ数年は、公共サービスっぽいことが多かったけれど
最近また、昔のことが蘇ってくるようなテーマを扱っていて
あれこれと考えるのがちょっと楽しい。

この分野、あの時のあの人はどうしているだろうかと
理由をつけて連絡してみたくもなる。
様々な分野でご活躍の方々もいらっしゃる。
尊敬できる方々、熱い人たち、出会った人たち誰もが師、という感じだった。
単に自分が若かったからではないような気がする。
そういう人に会える機会が、とても少なくなったのは確かだ。
これも地域格差のひとつなんだと思う。
情報量はどこでも同じくらいアクセスできるようになった。
けれど、意識や機会(人や経験のチャンス)の地域格差は非常に大きい。

私は技術とかモノとか、明確な成果を上げれるような努力、つまり
NPOもいつまでもプロセスばかり主張してはいけないなと思う。
もちろん色んなステップがあって、進んでいくのだけれど
NPO関係の人というのは、自己陶酔型や「それがどうした」と
言いたくなるようなタイプも多いので、成果としての実績もそろそろ見せてねと思う。


そのいっぽう、静かに着実に実績を積み重ねている地味な人たちもいる。
派手な広報もせず、黙々と活動を行っている。
そんな現場の生の声、それをどうにかうまくまとめたい。

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by roman-tan | 2007-10-31 22:52 | NPO法人

森の被害

富士眺望のため木枯らす? 山伏の頂付近、樹皮切り取る (10月30日 Excite エキサイト : 社会ニュース)
富士山が眺望できる静岡、山梨県境の山伏の山頂付近で、国有林などの樹木113本の幹部分の樹皮が切り取られ、大半が枯れていることが30日、静岡森林管理署の調査で分かった。同署は、入山者が周辺の見晴らしを良くするため人為的に山林を枯らしたとみている。同日までに山梨県警に被害届を出した。「入山者が写真を撮ったり景色を楽しんだりするため、木が妨げになると判断したのでは」としている。
山伏山には登ったことがないけれど
観光客が増えると、自然はどんどん壊れる。
今日も、函南原生林巨大ブナ(樹齢700年)が枯れそうだという話を聞いたばかりだった。
それも、原生林に入る人が多すぎた結果だという。

ネパールでトレッキングした時、よく思った。
人間がそこに住むことが、自然を壊していくのだと。
人が足を踏み入れることで、自然は汚され人間の都合のいいように形を変える。
悲しきものは人間なり。

函南の森も守られているはずだったのに・・・

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枯葉のふりをした蝶                                             羽を広げると美しい模様が現れる。
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by roman-tan | 2007-10-30 19:49 | シカ被害

産業開発青年協会

昨日見つけた「産業開発青年協会」
もう死語なのかと思ったら、今まさにその存続が問題になっている県があった。
宮崎県の産業開発青年協会
建設大学との関係もある。
昭和37年 建設省建設大学中央訓練所発足
昭和40年 中央訓練所派遣開始
平成2年  中央訓練所派遣終了

産業開発青年隊廃止か 少子化で入隊者減(2007.9.21 MIYANICHI PRESS)
県土整備部によると、同隊は戦後間もない1951(昭和26)年、職業訓練や土木建設技術者の養成を目的に発足した。18―26歳を対象に、測量や土木技術の実践的な学習のほか全寮制の集団生活を通して規律訓練や体力養成をするのが特徴。毎年度約100人ずつ入隊し、6割程度が県内で建設業などに就いてきた。以前は24県に設置されていたが、96年度以降は熊本(2008年廃止方針)と本県に残るだけだった。しかし、少子化や若者の志向の変化などで03年度ごろから入隊者が百人を割り込んだ。定員を60人に減らした昨年度は23人、本年度も22人だった。寮や研修施設の維持、人件費など昨年度の運営経費は1億2528万円。県は昨年度、庁内で縮小やほかの職業訓練施設との統合、外部委託などを検討したが、「経費削減の効果や産業開発青年隊の特色がなくなり、存続は厳しい」(県土整備部)として、来年度の募集も中断している。
産業開発青年隊廃止を 133事業、知事に中間提言 事業仕分け委(2007.10.18西日本新聞九州ねっと)
「不要」と提言された産業開発青年隊事業は1951年から、若年建設技術者の育成を目的に始まった事業で、本年度当初予算額は約4600万円。ただ、全国でも本年度で廃止する熊本と宮崎の2県しか残っておらず、仕分け委では「費用対効果が低い」「行政としての役割は終了」などの意見が多数を占めた。
熊本県産業開発青年隊訓練所は平成20年3月に廃止が決定している。沖縄の場合は発展的だ。
社団法人 沖縄産業開発青年協会
体きたえて脱フリーター 国の若者自立塾(asahi.com沖縄、2004年7月11日
フリーターの激増を受けて、国は2005年度から自立支援策として合宿式の「若者自立塾」を始める。そのモデルの一つは、かつて南米に移住する若者を育てた「沖縄産業開発青年協会(青年隊)」だ。建設や農業実習などをしながら、厳しい規律のもとで半年間を過ごす。
若者就労支援機関として、形を変えながら存続していくことは有効だと思う。
沖縄県内の失業率は依然として高く、完全失業率は8.0%(全国3.8% 2007.4月)。改善の兆しが見えない失業率の問題は県政の重要課題。特に若い世代は失業率も高い。かつては就職率90パーセントから100%と高い水準を保ってきた青年隊の就職率だが、失業率が高い現在は約50%。
殆どの産業開発青年隊は職業訓練所になった。
戦後の復興期に設立され、その役目はもう終わったのかもしれない。
建設大学と産業開発青年隊の関係は、日本の外へと目が向いた時期もあったけれど
本来は、若者の就労支援施設であったようだ。
沖縄は時代とともに形を変えながら存続しているケースだろうか。
団塊世代の就労支援が目立つけれど、団塊世代はほっといても何とかしていける。
社会にとっては、若者就労支援の方がよっぽど重要のような気がする。
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by roman-tan | 2007-10-29 15:40 | 森林

ブラジルと建設大学

今日の朝日新聞の朝刊記事「地球異変:食われるアマゾン」
大豆畑へと森林が変わっていく状況について、大きく取り上げられている
アマゾン流域の森林破壊については、もうかなり前からいわれ続けている。
反論した本もあるけど・・・・
環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実態ビョルン・ロンボルグ (著), 山形 浩生 (翻訳)
アマゾンの森林は人類が誕生してからわずか14%しか減少していない
新聞記事中の「1980年ごろから日本の資金援助、農業専門家派遣がされている」
もちろん、JICAが発展途上国に対する援助として行なわれていただろう。
国際協力事業団(JICA)は、1974(昭和49)年に「海外技術協力事業団」、「海外移住事業団」等の業務統合により設立され、2003年10月1日に「独立行政法人国際協力機構(JICA)」が発足された。
そう、JICAの全身は移住事業団でもあった。
それと、富士宮根原にあった旧建設省の建設大学とブラジルの関係
建設大学は1996年に廃校となり、現在は冨士教育訓練センター(静岡県知事認定)として残る。
建設大学が積極的にブラジルの開拓・移民に関っていたという話
建設大学は、治山治水等の土木事業に適応する高度技術をもった技術者供給のために開校された。
昭和35年(1960)12月21日の衆議院建設委員会の議事録を読むと、その目的がよくわかる。
建設省の組織が、なぜブラジル開発と深い関係を持つのかずっと漠然とした疑問だった。
建設大学は、建設省管轄の学校(正確には建設大学校中央訓練所)であり
中央訓練所産業開発青年隊とも呼ばれ、土木業界の予備軍養成機関でもあったそうだ。
そこでの生活は
「学費免除」、全寮制の教育の中に軍隊規律が取り入れられていた。ふとんのたたみ方から食事の作法まで、先輩に体で仕込まれる。1日3回、決まった時間に点呼があった。朝6時起床、夜10時消灯。その間、“地獄の特訓”に耐えつつ、土木関連の技術を学ぶ。厳しさを例えると、「1年虫けら、2年奴隷、3年人間、4年神様」
この「産業開発青年隊」というのは
戦後の1951年、農村部の二、三男たちに建設や機械等に関する技術を教え国の復興に活用することを目的として設立されたものである。

当時建設省技官で産業開発青年隊の生みの親であったのが、長沢亮太氏だ。
長沢氏は大学在学中学徒動員で出征。陸軍少尉として戦車部隊に入り桂林作戦に参加。戦後厚生省人口問題研究所に入り4年間の研究生活を送った。移住事情の視察の為、渡伯した際優秀な能力を持っていながらドイツ、イタリアに遅れを取っている日本人には協力一致の精神に欠けているとの感を深くし友愛と団結を精神的支柱とした産業開発青年隊の構想を持った。しかしこれを発表した所、不穏な思想の持ち主であるとして米軍に拘引され20日間のブタ箱生活を送ったという。この構想が建設省に採用され、建設省海外協力課課長補佐、総理大臣官房審議室連絡庁官を勤め、元建設省建設大学校中央訓練所所長代理となった。
他県にも産業開発青年隊はあるが、建設大学にあったものは別格だったようだ。
これで納得できたけど、戦争の臭いがプンプンする。
日本の高度成長期の建設大学、道路行政、土木・建設関係・・・時代が必要としたのだろう。

一度も訪れたことはないけれど、建設大学跡の様子はこちらのブログから見れる。

アマゾンの森林破壊と日本の関係
在留ブラジル人も多いし、けっこう身近な問題
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by roman-tan | 2007-10-28 15:45 | 森林

DMV脱線

DMV脱線 切り替え位置に誤り(2007.10.25 asahi.com)
 脱線事故は今月21日、網走支庁小清水町のJR釧網線・浜小清水駅構内で起きた。同駅でモード切り替えし出発した直後に脱線。乗客12人と乗務員3人にけがはなかった。JR北海道は24日、原因はバス走行から鉄道走行へ切り替える際に停止位置を誤り、前輪がレールに正しく乗らなかったためと発表した。「DMVの構造上の問題ではない」として、27日から運行を再開するという。
 JRの説明によると、DMVは、バスモードから鉄道モードへの切り替えが円滑にできるようにレール幅を通常より広げた場所で停止して切り替える仕組みになっている。
 ところが、今年4月から釧網線で始まった試験的営業運転では、モード切り替えの停止位置を示す線路横の看板を設計図より2メートル前方に誤って設置していた。JRが工事業者に渡した図面が間違っていたためで、これまで約250回のモード切り替えは正しい停止位置より前方のレール幅が狭い場所で行っていた。それでも、これまで脱線しなかったのは、前輪が正しくレールに乗っていたためだという。JRは停止看板を正規の位置に設置し直す一方、今後は乗務員などが前輪が正しくレールに乗っているかどうかを目視確認して出発するのを徹底するとしている。
単なる、人為的事故のということだろうか。

架線なしで走れる新型路面電車を、(財)鉄道総合技術研究所が開発という記事
電池だけで走行、「省エネ」路面電車が登場 (2007.10.25 yomiuri online)も興味深い。
DMV導入計画に対して、「路面電車がいい」という意見は根強いからだ。
車内にリチウム電池を搭載し、あらかじめ充電して走行し、架線が無くても走行できる。停留所でパンタグラフを上げて架線から急速充電で補充し、減速時にも充電可能である。消費電力を約1割節減、架線設置やメンテナンス費用が大幅削減、景観にもいいという。
詳しいブログは
鉄道総研が架線・バッテリーハイブリッドLRV「Hi-tram」を公開
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路面電車がもっと手軽にもなるということだろうか。
線路も簡易になっているそうだし、建設コスト・維持費も下げることが可能になるのだろうか。
きっともっと改良されていくことを考えると
DMV導入の利点が少なくなるかも・・・・
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by roman-tan | 2007-10-27 21:08 | DMV

チベット

ネパールにはチベット難民が多く住んでいて
観光客向けのレストランを開いたり、土産物を売っていた。
文化大革命による中国のチベット侵攻で難民となったチベット人
今は、その子供、孫の世代になっている。

チベット僧院封鎖、ダライ・ラマへの勲章授与受け
チベット自治区の主要都市ラサでは、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世に米議会の最高勲章「ゴールド・メダル」が先週授与されたことを受け、少なくとも1カ所の僧院が軍部隊によって封鎖されている(2007.10.25)。
中国は、ダライ・ラマへの勲章授与が気に食わないわけだ。
チベットの文化を破壊し、難民生活を強いられたチベット人
その辛さを、カトマンズでチベット人から聞いたことがある。
中国政府がどれだけひどいことをしたのか
そしてそれが、現在も行われているとしたら情けないことだ。


チベットにまつわる思い出のひとつ
まだカトマンズ空港で、荷物を飛行機までトラクターで運んでいた頃
待合室で搭乗を待っていると、白人紳士が声をかけてきた。
「香港行きのフライトですか?」
帰路は一人で、香港1泊予定だった。
紳士の名刺には、アメリカ大使と書かれていた(当時はまだネパールも長閑な国だった)。
「このチベットの少女は、香港経由でLAの大学に進学するためにアメリカに行く。けれど、英語もまだあまり話せないし、国からでたこともない。香港には迎えが来ているから、連れて行ってほしい」と頼まれた。
座席に座るのを見届けて、香港空港で一緒に迎えが来るのを待ってあげた。
結局、私も迎えの人に予約したホテルまで送ってもらった。

ハリウッドでスチールカメラマンをしていたという騒々しい出迎えの香港人
黒リムジンの迎えの車
何も話さず、ただニコニコしていたチベット人少女
私の風体はいかにも日本人的だったから、紳士は声をかけてきたのだろう。
紳士と少し話をしてみて、信用できそうだったので引き受けた(大学が一緒だった)。
今考えると、ちょっと危険な感じがしないでもない。


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あのチベット人少女は、アメリカまでたどり着いただろうか。
きちんと大学へ入れただろうか。
ネパールでチベット人にはたくさん会ったけれど
彼女のことは、どうしているかと何故か時折思い出す。
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by roman-tan | 2007-10-26 15:43 | Nepal
コンパクトシティを目指した積極的で大胆な事業
公共交通沿線居住推進事業
公共交通の利便性が高い地区において
居住を推進するため10月1日から実施する事業だそうだ。
持家志向や自動車の依存度が高いことなどから、薄く広がった市街地が形成されています。そのため、中心市街地の人口減少や公共交通の利用者の減少などによる、都市全体の活力低
下や魅力の喪失が進み、車を自由に使えない市民にとって生活しづらいまちとなっています。公共交通の活性化により、高齢者をはじめだれもが、自動車だけに頼ることなく、安心して快適に歩いて暮らせるコンパクトなまちづくりを目指し、様々な取り組みを行っています。
個人向け:金融機関からの借入額の3%内で、一戸当たり30万円を限度に補助
事業者向:一戸当たり70万円を補助

もちろん条件はそれぞれあるけれど
果たしてこの金額で応募者はあるのだろうか、ちょっと疑問。

富山市といえば、路面電車富山ライトレールが有名だ。
富山市は公共交通に熱心に取り組んでいるのだろうか。
まだ行ったことがないので、よくわからない。

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by roman-tan | 2007-10-25 18:44 | 公共交通
面白いパブリックコメントを募集していると思った。
香川県パブリックコメント実施
NPO支援のための基金制度の創設についてパブリック・コメント(意見公募)を実施します。
NPO活動の促進を図るため、NPO支援のための基金を設立し、この基金に県民や事業者等から寄附金を募り、NPOの活動資金に助成する制度を創設するものです。
概要はこちら 

でもよく調べてみると、私が思っていたのとはちょっと違うようだ。
まず香川県は、それほどNPO活動が盛んでもなさそう。
それに、県の予算からはNPOへ支援はできない。
つまり補助金交付などはできないから
寄付を県民から募って、そこからNPO支援する
寄付の窓口をします、という仕組みのようだ。
県も他に習ってなんかしないといけないから、という印象も受ける。

わが県も最低7%の予算カットだということだ。
優先順位が低いと、どんどん予算はなくなっていく。

最近、とんでもないニュースも多いし
税金がどう使われているのか、疑い深くなっている。
使い道がわかって支払う方が、まだ少しは安心かもしれないけど・・・

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by roman-tan | 2007-10-24 17:14 | NPO法人

十三夜

今夜は十三夜、とてもきれいな月夜
中秋の名月(十五夜)はもともと中国で行われていた行事が日本に伝来したもので、十三夜の月見は日本独特の風習だといわれる。一般に十五夜に月見をしたら、必ず十三夜にも月見をするものともされていた。十五夜だけでは、「片月見」といって嫌われていた。十五夜はサトイモなどを供えることが多いため「芋名月」と呼ばれるが、十三夜は「栗名月」とか「豆名月」と呼ばれている。これはお供えとして栗や豆を、神棚などに供えるためである。十五夜はあまりすっきりしない夜空であることが多いのに対し、十三夜の夜は晴れることが多いようで、「十三夜に曇り無し」という言葉もある。

                   確かに、とてもくっきり、空気もすっきり
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こちらは月周回衛星「かぐや(SELENE)」 から
月周回衛星「かぐや」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2007年9月14日10時31分01秒(日本時間)に打ち上げた月探査機。この計画の主な目的は、月の起源と進化の解明のための科学データを取得することと、月周回軌道への投入や軌道姿勢制御技術の実証を行うこと。「かぐや」は高度約100kmの極・円軌道を周回する主衛星と、より高い楕円軌道を周回する2機の子衛星(リレー衛星・VRAD(ブイラド)衛星)から構成される。これらの衛星には14種類のミッション機器が搭載され、アポロ計画以来最大規模の本格的な月の探査が行われる。
かぐやは21日に、定常制御モード(月面観測のため三軸姿勢制御により周回する状態。観測機器を常に月面に向けるモード)へ移行した。
定常観測軌道にてモニターカメラで撮影した画像

樋口一葉 「十三夜

月も見方によって、色々と・・・
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by roman-tan | 2007-10-23 19:47 | 発見
メコン地域陸路実用化実証走行試験
~インドシナ半島物流を変える陸路物流の実用化へのチャレンジ~
経済産業省と国土交通省は、メコン地域における陸路実用化を目的とした実証走行実験を行います。我が国のODAにより整備したメコン地域の「東西経済回廊」ルートを活用したトラックによる陸上輸送ルートの開発により、インドシナ半島における流通・物流のスピード化、効率化を目指した実証走行試験を本年10月から開始します。
ということで、こんな面白い実証実験もあるんだと思った。

詳しい概要は、別紙にある。
バンコク-ハノイ、またはバンコク-ホーチミン間の東西経済回廊及び第二メコン国際橋を経由する陸上輸送ルートにおいて、日系荷主企業の貨物を積載した車両(コンテナまたはトラック)により走行試験を行います。(バンコク⇔ハノイ 約1,600km、バンコク⇔ホーチミン 約2,200km)
もとになっているのは
国際物流競争力強化のための行動計画(平成18年12月22日案)
気になるくだりは
『アジア・ゲートウェイ構想』を推進するために、本年10月に「アジア・ゲートウェイ戦略会議」を設立した。ここでは、アジアなど海外の成長や活力を日本に取り込み、我が国の「カントリーアイデンティティ」を確認し「美しい国、日本」の魅力を世界にアピールするとともに、新たな「創造と成長」を目指して、人・モノ・カネ・文化・情報の流れにおいて、オープンな経済社会を構築することを目指している。
この計画のスローガン、戦前の大東亜共栄圏っぽくて恐い!

実証実験のルートを見ると、バンコクとベトナムをつなげるためのもので
そのために面倒なラオス通過をスムーズにするため、という印象が強い。
タイはもちろん、日本企業がいっぱいだしもう発展途上国という感じじゃない。
ベトナムは、いま日本企業がどんどんできているけど、インフラ整備は充分だといえない。
道路も鉄道も
廉価な原材料と労働力が豊かなベトナムで生産し、製品をバンコクへ運んで
そこから日本、世界へ、ということだろうか。

ODAにより整備された東西経済回廊や第二メコン国際橋を有効活用し
インドシナ半島物流をより活性化させることは、日本にとっては重要なことだ。
アセアン各国にとっても重要なことだけど、やっぱり日本にとって有益だ。

バンコクからシンガポールまではルートはあるし、道路も悪くない。
バンコクからは世界中に飛行機も飛んでいるけど
ホーチミン空港は工事中だったし、ハノイもこれからもっと整備が必要そうな空港だった。
インドシナ半島の物流中心はバンコクということで
この実証実験はとてもわかりやすいけど
ODAっぽいけど日本へのリターン大の典型みたい。


ラオス、ミャンマー、カンボジアもアセアン(東南アジア諸国連合)だからよろしくね、という気分
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by roman-tan | 2007-10-22 15:31 | 公共交通