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ネパール語で「発見」

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サドゥ

ヒンズー教のシバ神のことを調べていて再確認
破壊神シヴァの神とサドゥには大きな関係があった。
サドゥとはヒンドゥー教における出家苦行者、世捨て人。約5000年くらいの歴史があって、人数は1000万人ともいわれている。大きくシヴァ派とヴィシュヌ派に分かれ、シヴァ派が圧倒的に多い。額に三本の白い横線が引いてあればシヴァ派、三本の縦線はヴィシュヌ派。祈祷師、神官、僧侶になるのは僧侶階級のカーストのみだが、サドゥはカーストを問わない。
ネパールにはインドからやって来たサドゥが多かった。
私はよくトレッキングの最中に出会った。
ヒンズー教の聖地であるムクチナート(標高3900m)をめざすサドゥたち。
私物を全く持たず、軽装で(ボロキレ一枚身にまとい)、裸足で山道を歩いている。
この人たちは強くて深い信念を持っているのだろうと感心した。
何を好き好んで山登りなんてするのだろうと
煩悩の多い私には摩訶不思議。
奇怪な感じで近づくのが恐いけれど、意外ともの静かだ。
何かを問うてはいけない雰囲気がある。
記念撮影に気軽に応じてくれたサドゥもいたけど、後でお金を要求された。


サドゥ文化も日本に伝わってくると、オウムみたいなってしまうのが残念。
カルト集団ではなく、本来はもっと長い歴史と伝統に基づいたものなのに。
でも日本で見ると・・・やっぱり違和感があるのは仕方ない。
背後の環境や歴史、自然を現地で感じ取って
ホンモノのサドゥに会わないと理解は難しいかもしれない。

サドゥ ―小さなシヴァたち
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by roman-tan | 2010-01-29 20:11 | Nepal