アビシュカール

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ネパール語で「発見」

山吹

世の中、桜一色
山吹も満開

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山吹といえば「道灌の山吹伝説


七重八重花は咲けども山吹の(実)みのひとつだになきぞかなしき
         後拾遺集、醍醐天皇の皇子・中務卿兼明親王

雨の日、蓑を借りたいという申し出に、貧しい農家の娘が蓑がありませんという代わりに山吹を差しだした。それは山吹は実を結ばないということと、蓑がないことを掛けたといわれる。兼明親王の歌にこのような歌がある、蓑がないことを申し訳なく思い、その歌を知っていた娘は山吹を差しだしたのではなかろうか。実は兼明親王は、客人が帰るとき貸す蓑がなくて山吹を渡したことがあり、それを歌に詠んだ。道灌はその歌を貧しい農家の娘が知っていたことに驚くとともに自分の無知を恥じ、以後歌の道に励んだということ。


これからまだまだ花暦
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by roman-tan | 2012-04-08 20:28 | 庭の植物