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ネパール語で「発見」

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川喜田半泥子

今朝の朝日新聞にあった一面広告
「川喜田半泥子のすべて展」
面影が先生そっくりなので驚いてしまった。

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川喜田半泥子が
今年7月に亡くなった川喜田二郎先生
のお父様であることは
葬儀で配布された資料で初めて知った。
川喜田半泥子とは

三重県津市の素封家・川喜田家の十六代当主で百五銀行の頭取を永く務めた。陶芸家、実業家、政治家「東の魯山人、西の半泥子」と称される。権力に拘泥せず、既成の概念にとらわれない、魂の自由人であった彼はその名号にもあるように「半ば泥みて、半ば泥まず」をモットーに、茶も書も絵画も俳句も、何でもハメを外して自分流に楽しんでしまうという、多芸多才の人だった。

彼は生涯で3万5千にのぼる陶器を残した。
が、ひとつとして売りはしなかった。
心の赴くままにろくろに向かい
生涯『偉大な素人』として生きた。
先生の権力に屈さない自由な発想と魂は
父親から譲り受けたものだったのかもしれない。
このお二人の名前が公に並ぶことはなかったように思うが
魂だけは異なった世界でしっかりと根付いていたのかもしれない。
生の作品をまだ拝見したことがないので、是非見てみたい。

津が誇る陶工、川喜田半泥子
我が師は半泥子
石水博物館
半泥子の仕事場

今年は身近に亡くなった方の多い年だった。
自分さえも死ぬのかもしれないと思った。
こうして心穏やかに大晦日を迎えられることも想像できなかった。
やりたいと思うことは、何でもやろうと思ったし
やりたくないことは、無理してやらないことにした。
昔はもっと自由人だったのに
窮屈で不自由な生活に慣れすぎてしまった。

今日、大晦日にいただいた恩師のメール
「神様から、八百万の神様から戴いたいのちです。ご無理をなさらないで・・」
子供が生まれた時、「授かった命」って実感したはずなのに
自分の命についてはそんな感覚をすっかり忘れていた。

私にとって、2009年は「命」を考える一年だった。

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by roman-tan | 2009-12-31 20:02 | Nepal